ギリシャ危機

＜2011年9月24日＞
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再び世界の株式市場が下落しています。
ヨーロッパ、特にギリシャの債務問題が大きな重石となっています。

EU各国首脳は頻繁に声明を出し火消しに必死ですが、マーケットはかなり
懐疑的な様です。

域内最大の経済大国ドイツがギリシャ救済に本腰を入れるかが焦点ですが、
政治的にかなり難しいことから、長期化するのではないでしょうか。

どうしてギリシャの公務員の給料で膨らんだ借金を、私たちが尻拭いする
必要があるのか？　ドイツ国民の不満は素朴で実にわかりやすいものです。

旧西ドイツは東ドイツと統合するにあたり相当な負担を強いられましたが、
これは同じ民族でしたので、そのことは大きな問題になりませんでした。

奇しくもその東ドイツ出身のメルケル首相が、どういう政策を決断していく
のか、私たちの仕事にも少なからず影響がありますので、注目しています。