今日、生きているという奇跡

目が覚めたら肝臓取られちゃってたんです。劇症肝炎から生体肝移植へ。
何気なく生きている今日、それこそが奇跡なんです。

あのうるさい音は…?

2006年02月24日 | 肝移植の記録
そういえば、あのうるさいオペラの音はなんだったんだろう?

と意識が戻って間もない頃、

男の看護師さんに聞いてみた。

看護師さんは

「ずっとラジオをつけてたからこの音じゃないのかな?」

と頭の上側にあったラジオを指差して言った。

ラジオからは普通にDJの話し声とPOPSが聞こえていた。



そんな音じゃない…これなら聞いてていやじゃないもの。



「そんなんじゃなかったよ。オペラみたいなすごいうるさい音だったもん」

でも看護師さんはラジオくらいしかかけてないしなー、

とやっぱりわからないかんじだった。



その音については医者にも聞いてみた。

川辺先生は

「手術室では音楽をかけているのでその音かな?クラシックをかけてたよ。」

と言っていた。

クラシック…ああ、それかもしれないな、

と思ったりもした。



また、この病院へは救急車で運ばれたらしいので、

その救急車のサイレンの音かもしれないな、

とも思った。

救急車のあのやかましい音なら

多分ずっと耳元で聞いていたら嫌になるだろう。

「やめてー」と言いたくなる音つながりでは、

あのオペラの音と一致していた。



しかし、手術室や救急車の音だとしたら、

途中で少し意識があったのだろうか?



・・・わからない。







少しでも多くの人に臓器移植について考えてほしいと思います。
応援よろしくお願いします!

最新の画像もっと見る