14世紀、
リトアニア大公国はヨーロッパ最大の領土を誇りました。
（首都はいまと同じ Vilnius ビリニュス ）
現在 （リトアニア共和国 ） の国土と比べると、
ポーランド、ウクライナ、そしてロシアの一部を含み、
南は黒海に至るその大きさに驚きます。
ビリニュスには、
リトアニア 栄光の歴史を偲ばせる場所が残っています。
博物館の美しい建物を見ながら、
坂道を徒歩約10分 ・・・
小高い丘にぽつんと立つ ゲディミナス塔 （見張り塔 ） ・・・
（眼下に博物館 ）
登って来た道からは、こんな風景が望めます。
丘の上の視界は360度 ・・・
旧市街の方向には ビリニュス大学 が見えます。
（ところどころに残る城壁跡 ）
14世紀、この丘に城が建てられました。
その姿は壮観だったに違いありません。
しかし、その後のリトアニア動乱の歴史 ・・・
城は、19世紀初めロシア帝国によって破壊されました。
（1906年の写真 ウィキペディアより借用 ）
そして、この見張り塔だけが残りました。
1930年、3階部分を再建 ・・・
いま、頂には、
独立の象徴であるリトアニア国旗がたなびいています。
黄色は、太陽と繁栄 ・・・
緑は、豊かな自然 ・・・
赤は、独立のために流された血と
注がれた勇気を象徴しているそうです。
JFK-World
