リトアニアの首都 ビリニュスで最も象徴的な場所 ・・・
丘の上の ゲディミノス塔 から望む 大聖堂 ・・・
そして、すぐ真下に見えるのが
「Palace of the Grand Dukes of Lithuania
リトアニア大公の宮殿 」 です。
（16世紀に描かれた絵 手前が宮殿 ）
15世紀に建てられ、
歴代リトアニア大公が暮らした宮殿 ・・・
（17世紀に描かれた絵 ）
17世紀に描かれた絵からは、
丘の上の城も含め増改築されていることがわかります。
（18世紀前半の絵 ）
18世紀前半の絵には、
ロシア帝国の執拗な干渉下にありながらも
繁栄する宮殿が描かれています。
（18世紀末の絵 ）
しかし、18世紀末、
宮殿はロシア帝国によって破壊されました。
1991年独立を果たしたリトアニアは、
2002年から11年の歳月をかけ、宮殿を再建しました。
宮殿の大部分は博物館 ・・・
ここには、リトアニアの歴史が凝縮されています。
宮殿は独立の象徴であり、民族の誇りです。
丘から下りてくると、
宮殿の横を通り過ぎ、自然に 大聖堂広場 に行き着きます。
1989年8月、
歴史的なムーブメント ＝ 人間の鎖はここから始まりました。
後世語り継がれる バルトの道 です。
リトアニアの人にとってこの場所は、
大切な意味を持つ心の拠りどころです。
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