北アフリカ ・・
地中海に面したイスラム教国家 チュニジア共和国 ・・
古代都市国家 『カルタゴ 』 を起源に持つ国 ・・
そして、ローマを滅亡寸前まで追い詰めた
名将 『ハンニバル 』 を生んだ国 です。
その首都 『チュニス 』 に程近い
美しい町 「Sidi Bou Said シディ ブ サイド 」 ・・
Andre Gide アンドレ・ジイド (1869年ー1951年 ) や
Paul Klee パウル・クレー (1879年ー1940年 ) など、
古くからヨーロッパの多くの文豪や芸術家を惹きつけてきた
北アフリカ有数の観光地です。
実は、白と青の地中海イメージは
シディ ブ サイドから始まったともいわれています。
ちなみに、シディ ブ サイドをアラビア語で書くとこうなります。
(アラビア語の読み書きは右から )
(向かって右の高い建物はモスク )
ここに、色鮮やかなチュニジアン ブルーに彩られた
たくさんの出窓を見ることが出来ます。
(1月18日のブログ参照 )
厳しい戒律により人前に出ることを
許されていなかったイスラムの女性たちは、
この出窓から外の様子を窺ったそうです。
イスラム文化は、ヨーロッパに大きな影響を与えています。
(建築においてはムーア様式などと称される )
(リマ アルマス広場の出窓 )
出窓 ・・ そして、そこに装飾を施すという発想 ・・
(リマ アルマス広場 )
ヨーロッパに渡ったイスラム文化が、
遥かインカの国にまで到達しています。
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