JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

めずらしいオーベルジュ

2014年10月27日 | ヨーロッパ

「皇帝のレストラン 」 には、
Steam Locomotive 蒸気機関車が
いまも大切に保存されています。
(10月26日のブログ参照 )



ニコライ2世を運んだSLはもう現存していませんが、



これは20世紀半ばにつくられたポーランド製のSLです。



貨物列車を牽引するSL ・・・



こちらも



同時期につくられたポーランド製です。



どちらにも
Polskie Koleje Panstwowe = P.K.P ポーランド国鉄の
エンブレムが付いています。



このSLは1940年代初頭のドイツ製 ・・・
客車は宿泊施設になっています。
(全部で4室 8人が泊まれる )



「皇帝のレストラン 」 はオーベルジュです。
(7月12日のブログ参照 )



SLに水を補給する給水タワーの中にも
2室設けられています。
SLホテルは日本にもいくつかありますが、
給水タワーの中の宿泊施設はめずらしいと思います。



これは、
高級スポーツカー ポルシェの開発者であり創業者でもある
Ferdinand Porsche 
フェルディナンド・ポルシェ (1875年ー1951年 )
がヒトラーのためにデザインした客車です。



グループならこの客車を貸し切り、
ランチやディナーが楽しめます。
ちなみに、定員は約50名です。


(公式ウェブサイトより写真借用 )
また、1年に1度、世界遺産の森を駆け巡る
列車のツアーが催されているそうです。



運行管理の建物も忠実に再現されています。



高評価のポーランドとロシアの伝統料理 ・・・



食通も ・・・



鉄道ファンも満喫できる 「皇帝のレストラン 」 です。

jfk-world







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