てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

HOゲージ 581系

2015年07月18日 | 鉄道模型

戦後日本が最も経済成長していた頃、鉄道も成長と進化が大きかった頃でもある。それは、客車から電車に移行していった歴史でもあった。新幹線を代表に今では当たり前の高速運転の電車も戦後間もなくは、その活躍場所は都市間輸送に限られていた。吊りかけ駆動の騒音や旧式の台車の振動は長距離輸送に耐えれるものではなかったが、技術の進歩とともにカルダン駆動や新型台車の開発などが進み、特急「こだま」の登場を皮切りに、交流区間を直通運転できる481系が開発されるに至った。当時の国鉄では動力近代化として、客車列車は高速化において不利な点が多く、特急、急行の多くは動力分散式の電車や気動車に移行していった。夜行列車はより静粛性を求められるためブルートレインに見られるように客車列車が主体であった。しかし、昭和40年代に入りとりわけ、「ヨン・サン・トウ」を境に特急の大増発が行われ、使用する車両も大量増備されたが、その留置するヤードの確保にも問題が出ることになる。このような時代の問題を解決すべく、昼間は特急電車として、夜間は特急寝台電車として運用できる電車の開発がなされ、昭和42年に581系電車が登場した。それまでの特急色のクリームと赤のツートン塗装から、白とブルーの塗色で斬新さがあった。関西-九州間の特急寝台と昼行列車に使用開始後、50Hz区間にも583系が開発・投入され上野-青森間の列車にも使用されるようになった。その後、寝台列車の衰退と共に活躍の場所が減り、一部は改造され他形式が誕生した。

模型は、カツミ製


クハネ581


モハネ580


モハネ581


サシ581


モハネ581


モハネ580


サハネ581


サハネ581


モハネ581


モハネ580


クハネ581



サロ581

2015.07.19 HO-0030



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