加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

厚生委員会

2008-12-19 14:24:24 | Weblog
 月曜日は厚生常任委員会があったので傍聴してきました。
 まず、地域福祉計画や高齢者・障害者福祉計画、次世代育成支援行動計画の策定(や改訂)の進捗について説明がありました。これらについては、現段階では作業中ということもあり、私としては内容にコメントする段階ではないかな、と思っています。策定委員会の公募に募集がゼロだったのは残念ですが、募集方法の反省などは行いつつ継続していけば、実のなる時も来ようかと思います。
 まだ先ですが、形が見えてくると住民の方にパブリックコメントで意見を聞くことがあります。この時、以前から言っているのはCATVなどで内容を説明してほしいと思うことです。内容が伝わらないのに意見は言えませんからね…
 上下水道の改訂の説明の番組もやっていました。説明が難しいかな、とは思いますが、よい取り組みだと思うので今後もあのような形で取り組んでほしいと思います。

その後、滝野福祉センターの一部を障害者作業所に貸与する件、NPO法人への移行などについて説明がありました。障害者作業所は、自立支援法の中で厳しい位置づけとなりましたが、こうやって行政との協力などで少しでもうまく回っていけば、と思います。また、支援団体の方の提案も、結構市の状況を考えながら「がんばればやれそうな提案」をされているように思うので、こういう形で前に向かっているような側面もあるのかな、と思っています。
その後、日中支援事業(障害児のアフタースクール的なもの)についての説明。北播磨では先進的な取り組みのようで、よい方向だと思います。

昼からは、加東市民病院の改革プランに関する説明。内容は今後HPで公表されるそうです。数字が実現できるのか、あやふやだ、とか説明者が結構サンドバッグ状態になっていたような気がしたのですが、聞いている議員からも「こうしたらどうだ」というような前向きな提案はあまりなかったように思います。
「そこまでダメだ、と言われるのでしたら、議員はどのようにすればよいとお考えですか券」を5枚くらい刷って市に配りたい、とさえ思いました。

一応、加東市民病院として、西脇市民病院と以前から進めている地域連携パスなどの推進を通じて協力しながら、単独で運営することを前提に計画が作られていたことは申し添えておきます。(小野三木統合を完全に否定したものでもありませんでしたが。)