加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

一般質問(続き)

2008-12-18 08:13:00 | Weblog
 本題に入る前に、下山選手のふるさと納税はほんとうにありがたい話だと思います。以前書いたように、あの制度自体どうかな、とは思っているのですが、こうやって個別にしていただくとありがたいと感じます。
 個人として、お返しの意味で来年はスカイマークスタジアムに足を運ぼうと思っています。しかし、山本市長の写真を神戸新聞のみならず、デイリースポーツで見たときはびっくりしました。

 さて、一般質問の質疑応答の続きですが、②の病院統合のついての話は、市長が細かい話し方で思いを伝えようとされていたように感じたので、なかなか言葉にまとめることができません。できれば、(おそらく来月放映の)CATV放送を見ていただければ、と思っています。
そう遠くないうちに結論は出す、と言われていました。
 あくまで答弁を聞いた中での、私の主観的な受け止めですが、現段階では統合に積極的に参加、という方向性ではないように感じました。

 ③の給食の地元産食材の活用については、ちょっと自分なりに空振りの感じがありました。現在、季節物の野菜についてはほとんど地元で調達できているとのこと。総量で言っても、30%弱の値だそうです。
これを上げていくには、地元の営農組合などと、提供してもらえる野菜などについて調整をしないといけない、とのことでした。
 少し前に聞いた時は、予算の制約でふやせない、という答弁だったと思いますし、量もここまで多くなかったと記憶しているのですが、行政が取り組みを推進している場合などは、以前の答弁をベースに「あの話はどうなったっていますか」と聞くと「もうその水準の話はできてます」ということになる場合もあるのですね。私の、現状のリサーチ不足もあったのかも知れませんが、ある意味「うれしい空振り」でもありました。

④の全国統一学力テストの公開については、加東市教育委員会としては、学力も含めた総合的な人間力の育成、ということに力を入れており、学力という点だけをみてテストの結果公開ということは考えていない、とのことでした。
 再質問で、総合的な人間力の育成、という点にはわかるとしても、学力の客観的な指標が必要なのでは、と聞いたところ、学力と生活環境の分析のようなものは示していきたい、とのことでした。
 
 次の新学習システムにおける加配教員の活用について、は、特に高学年の教科指導で配置されている加配教員の活用です。少人数指導用に加配されているのですが、学校によって取り扱いが違っています。ある学校では少人数学級に分割して行っている、別の学校では1つの授業を複数教員でやっている。また、分割した場合も内容を「標準的」「発展的」に分けて子供に選ばせている場合や、出席簿で割っている場合もある。これは、同じ学校でも校長先生が学年に決定をゆだねている場合もあります。

 教育の手法の問題なので、議会でどこまで発言してよいのか、という思いもあるのですが、あまりやり方が違うのもどうか、と思う部分もあります。
 答弁では、「同じ条件で検証するのは不可能で、なかなか難しい」と言われていましたが、手法としては複数学級に分割して指導したほうが成果が上がる気がする、と言われていました。私も同感です。今後のあり方について一度整理すべきなのでは、と思います。