加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

総務文教常任委員会

2008-12-11 16:45:38 | Weblog
 ちょっと報告が遅くなりましたが、月曜日には総務文教常任委員会がありました。前段では行財政改革の進捗について。主な取組内容は行政のこちらページに記載されています。職員定数削減などについて、すでに目標値を上回っていることなど、おおむね順調に計画は進められていると感じます。

 私が以前から問題にしてきた、会議録についてやっと公開されるようになりました。(先述のページ)そんなことから、会議での議論の内容についても厳しい意見が出ていました。非公開での審議だけに、ちょっと「自由な意見」が出すぎかも知れません。
 以前から少し気になっているのは、ここで議会改革についての意見が出ていること。「よそからカタカタ言われたくない」というような趣旨ではなく、
●議会と首長が対等の関係、というならば、首長の諮問機関で議会について論ずることはできないはず。(これでは議会が首長の付属機関になる)
●先のこととも関係するが、議会については「議会」が意思決定をするわけですから、行革の取り組み項目について責任をもって対応できる人はいない。
というような点が、非常に問題になると考えるからです。

なかなか私の思いは伝わらないようで、2年間そのまま来てしまいましたが。
今後、問題にならなければよいですけれど。

ただ、一つ、「議事録の公開」を求めてきて、やっと公開された、という点は前向きに評価したいと思います。その評価をせずに、おかしい議論を叩いていけば、「議事録公開するんじゃなかった…」てなことになりかねませんから。

 その後、総務部より入札制度改革について。
これについては、前に何度か書きましたが今年度から予定価格130万円以上の工事などについて、制限付一般競争入札を導入しました。
 個人的には、加東市で指名競争入札が基本だった時に、「一歩でも前へ行ってください」と提言していたのですが、いきなり十歩くらい前に進まれてしまったような思いで、加東市規模の団体だと、かなり先進的な対応では、と思っています。
(おかげで一般質問のネタがなくなってしまってので、個人的には困っているのですが。(笑))

 競争も激化しているようで、平均落札率も70%台になりました。
 一部事業では、70%を割り込んでいるものもありました。

 建設族議員(?)でない私でさえ、心配になってしまうような数字です。

県議会へ行く

2008-12-11 15:52:35 | Weblog
今日は、加東市選出の藤本県議が一般質問をされる日なので傍聴してきました。
午後から用事があったので、傍聴ツアー(?)で行けなかったのは少し残念でしたが、ひさしぶりにお出会いする方とお話もできたりしたのでよかったです。

嬉野台生涯学習センターが高齢者生きがい創造協会(?ちょっと自信がない。)に移管された後の事業縮小の懸念や、やしろの森公園の整備のあり方などについての質問をされていました。井戸知事も、一体化した生涯学習の拠点として重要な施設だと思っている、というような答弁をされていました。
県の、「つくる」から「つかう」へ、といったコンセプトがもっともよくあてはまる施設だと思うので、積極的な事業展開に期待したいものです。

 歩道の整備などについても、安全性の観点から提言されていましたが、県も「平成25年度までに事業着手を…」とかいうような答弁がありました。加東市議会で私が同じこと言われたら、「平成25年って、一体何考えてるんですか!そんなに待ってたら日が暮れますよ!わたしは”あみん”とは違います、いつまでも待てませんよ!危険個所を25年まで放置していて平気なんですか!!」とか言って暴れまわると思います。
 しかし、県議会では、そんな話が出たら、「あんたのとこだけちゃうねん、順番や。地域エゴばかり出しててもしゃあないでっせ。」という話になるだろうし、こうして徐々に計画に盛り込み、年限を切って、完成のめどを立てていく、という、本当に地道な積み重ねなんだなぁ、などということを感じました。
 この前の産業建設常任委員会で、道路完成のめどの話など、さらっと流して書きましたけれど、実は大変な積み重ねの結果なのかも知れません。

 地域の課題と、県全体の課題のバランスに配慮しながら質問されるのも大変だろうなあ、という思いで聞いていました。

藤本県議の番が終わると、傍聴ツアーの方(100人以上)が帰られることになりますが、次の芝野さんという方が「加東市のお隣、三田の芝野でございます」と、ちょっとだけ「帰らないでテレパシー」を発信されていたように感じたので、もう少し時間があったので居残りました。兵庫ジャーナルの記者以外誰もいなかったのでかなりさびしかったですが…