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ワンルームマンション投資は得か損か

2022年08月06日 | 不動産投資

ワンルームマンション投資とは、ワンルームマンションの一戸を購入しつつ賃貸する投資であり、投資家の間では「儲かる・儲からない」と論争になる投資です。

そのワンルームマンション投資ですが、実はたった2つの要素で得か損か大まかに判断できます。

ワンルーム投資が得か損か、判断できる2つの要素をご紹介しましょう。

ワンルーム投資は、物件価格と家賃の相場、頭金の額で得か損か判断できる

ワンルームマンション投資が得か損かは、様々な要素から判断する必要があり、儲かる儲からないと断言することはできせん。

しかし、「ワンルームマンションの価格と家賃の相場」と「用意できる頭金の額」という2つの要素を用いれば、ある程度は判断できます。

私がこの記事を作成する2022年の半ばにおいて、東京都の1R~1Kの中古ワンルームマンションの相場は2,385万4,500円であり、家賃の相場は8万2,300円です。

この相場において、物件を購入するために2,500万円を金利2%、元利均等返済、返済期間35年で借り入れた場合、月々の返済額は8万2,815円です。

東京都の中古ワンルームマンションの家賃の相場は8万2,300円のため「8万2,300円-8万2,815円=515円」と計算し、ローンを返済すると、毎月515円の赤字です。

毎月515円の赤字であれば、残念ながらワンルームマンション投資が得とは判断しづらい状況といえるでしょう。

一方、1,000万円の頭金を用意し、1,500万円を金利2%、元利均等返済、返済期間35年で借り入れ、2,385万4,500円のワンルームマンションを購入した場合、月々の返済額は4万9,689円です。

家賃相場は8万2,300円のため「8万2,300円-4万9,689円=3万2,611円」と計算し、3万2,611円の黒字です。

ワンルームマンションを維持するためには、修繕積立金や管理費などを支払う必要があるため、3万2,611円という数字を単純に喜ぶことはできませんが、ひとまずは得であると考えることができます。

このようにワンルームマンション投資が得か損かは、「ワンルームマンションの価格と家賃の相場」と「用意できる頭金の額」という2つの要素を用いれば、ある程度は判断することが可能です。

また、ワンルームマンション投資は、用意できる頭金の額が多ければ、得になる可能性が高いと考えることもできます。

ワンルームマンション投資は得か損か

ワンルーム投資が儲かるか否かは、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」で公開するコンテンツ「ワンルーム投資は儲からない」にて詳しくご説明中です。

同コンテンツでは、ワンルーム投資は設備投資にお金がかかることや、減価償却が終了することにより納税額が増えるなど、ワンルームマンションが特に儲からなくなる状況と、儲かるようにするための対策をご紹介しています。

ワンルームマンション投資が得か損か気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。不動産のあいうえおでした。

ワンルーム投資は儲からない


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