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化繊の絽小紋

今週のお茶のお稽古は、あいにくの雨。洋服にしようか迷いましたが、化繊の絽小紋があった事を思い出し、初めて袖を通しました。
20年ほど前に、伯母からどっさりと届いた荷物に入っていた一枚です。
伯母は都心で茶道教室を開いているのですが、マンションの暮らしでは収納場所も一大事で、伯母だけでなく社中の大先輩方も、着なくなった若い頃の着物や帯を、若い人に譲って下さる事が多いのです。この着物も「誰か着てくれるなら」と社中の方がお持ちになった物だと思います。
白地の絽であまりにも透けそうですし、ポリなので暑いのかな、となんとなく敬遠して一度も着ないまま、仕舞い込んでありました。でもサイズは着丈も裄丈も私にピッタリ!着てみると思ったよりも暑くなく、ざぶざぶ洗えますから、雨の時には重宝かなと思います。
もちろん上布などがあったら、その方が涼しく着心地が良いのでしょうが、なるべく有る物でやりくりしませんとね。
お稽古は久しぶりに盆点前。
お軸は先代の閑休庵の筆で「瀧直下三千丈」、煤竹の籠に藪茗荷の花。
南鐐・長谷川一望斎の野やかんに、高麗青磁の平茶碗、アタ細工の盆。面中次の薄茶器。
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