神戸大丸9日目

炎に向かって玉を作るときも、仕立てをするときも、眼鏡が手放せないお年頃になりました。展示会場で仕立ての実演をしているときにも、もちろん眼鏡が必要です。かといって、お客様がご来場になると立ち上がり作品のご説明しますので、その時には度の強い眼鏡が邪魔になり、外してついそのあたりに置いて・・・　　あれ？　どこに置いちゃったかしら？

思いついて小さな玉を房に通して、ピンに付けてみました。ブローチ代わりに簡易眼鏡ホルダー！　まだ改良の余地がありますね。それにしてもブローチにまで房を付けなくても良さそうなものですが。「房フェチふちこま」とお呼び下さいませ～(笑)



ある男性のお客様からのご注文、小暮の帯留めに房を付けて、信玄袋に付けたいとのご要望でした。糸から作るとんぼ玉用の華奢な房ではこの帯留には似合わないので、がっしりとした手組の角八つと呼ばれる組み方をしたループタイ用の紐を二重に通しました。力強い存在感のある帯飾りの出来上がりです。縮毛矯正Before & After

さて、私がお仕立てを承るのは昨日でお仕舞いです。実演テーブルは本日より高田範子さんが担当します。どうぞお楽しみ下さいませ。本日22日開店～お昼までは高田さんと私二人が会場に居ります。皆さまのお越しをお待ちしております。

長い神戸滞在を終え、本日の夜には富山に戻ります。



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