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2012年・初釜

先生のお宅の初釜に出かけました。

喪中なのでご遠慮すべきかとも思いましたが、
年に一度の貴重な機会なので参加させて頂きました。

先生のお点前で濃茶を頂いた後は、
傘寿を迎えられた御姉様の心尽くしのお料理を
美味しく頂戴しました。

お軸は浩明老師 「亀 萬年寿」


「龍宝裂」という龍の文字と宝尽くしを組み合わせた裂地が
表具に使われています。
辰年なのでと、同じ裂地の出帛紗が濃茶の茶碗に添えられました。

もう一つのお軸は大綱老子の短冊を表具したもので、
国主より賜る茶碗を歌ったものでした。
こちらは袈裟を表具に使っているそうで、
紫に赤・黄と華やかなお軸でした。

紹鴎棚にモールの捻梅水差し、古唐津茶入れ
お濃茶は九代大樋長左衛門の金銀島台。
このお茶碗は高台が亀甲型に作られていて、
その内側に鶴のような模様が付いています。
お薄器は黒田辰秋、梅の螺鈿の面中次。
お薄茶の主茶碗は八代大樋長左衛門、喜寿のお作だそうで、
黒地に宝珠の文様が入っていました。

今年の初着物、菊青海波の小紋に龍の袋帯。



帯は辰年生まれの義理の母から譲って頂いたもので、
ここぞとばかりに初めて締めてみました。

ご無沙汰しがちなこのブログですが、
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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