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平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

土用丑の日

2009-07-19 19:52:21 | 季節のこと
今日7月19日は土用丑の日。
今年は7月31日も。
昨日一昨日と曇りがちで過ごしやすいなあと思っていたら、今日は午後になって陽が射し始め、2時過ぎにはエアコンを入れました。

土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間で日の十二支が丑である日のことを言う。
今年のように土用の間に丑の日が2回ある場合、2回目を二の丑という。
通常には土用の丑の日といえば夏を指すが、土用は春、夏、秋、冬の年4回あり、土用の丑の日は年に数回ある。

日本ではこの日、暑い時期を乗り切る滋養をつけるためとして鰻を食べる習慣がある。
その由来は、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られている。
商売がうまく行かずに困った鰻屋が、源内の所に鰻を売るため相談に行ったところ、源内は「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承から、「本日丑の日」と書いて店先に貼るように勧めた。
すると、物知りとして有名な源内の言うことなら、と客が押し寄せその鰻屋は大変繁盛したという。

このような例は現代にもある、バレンタインデーのチョコレートや節分の恵方巻きなどと同様なのでしょう。

まだ陽が射す前の午前中ちょっと家の周りをうろうろとして見ました。
今日、祭りの2日目で太鼓の音が遠くに聞こえています。

<屁糞蔓 (へくそかずら)>
別名は、花の中央の茶色い部分をお灸の後に見立てたことから灸花(やいとばな)、悪臭があるために(?)馬も食べないところから馬食わず(うまくわず)
万葉の時代にすでに歌に詠まれた古くからの花名。
可愛そうな、悪い名の代表格ですが、実際に嗅いでみると確かに匂いはあるもののそれほどでもなく...。

「さうけふに 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら) 絶ゆることなく宮仕へせむ」万葉集 高宮王(たかみやのおおきみ)


<露草>
見た目なんとなく「ミッキーマウス」に似た花。
別名はなんといっぱいあります。
「蛍草」(ほたるぐさ)
「藍花」(あいばな)
「青花」(あおばな)
「移草」(うつしぐさ)
「月草」「鴨頭草」(つきくさ)
「縹草」(はなだぐさ)
「帽子花」(ぼうしばな)

「朝露に 咲きすさびたる 鴨頭草(つきくさ)の 日暮るるなへに 消(け)ぬべく思ほゆ」 万葉集

次に我が家の庭の花。

<ブリエッタ>
手前の白いのが八重咲き(バラ咲き)
万葉の昔からある上の二つとは違って、現代オリジナル種のペチュニアです。
生長力が著しく旺盛なことが大きな特徴。


何はともあれ、故事に則り夕食は“鰻/生協”
生協の購入品と言うところにある種の限界を感じますが。
留守中のmari-san、割りと好物のウナギ。


●家静か鬼の居ぬ間の鰻飯 楓山人