Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

師の言葉(第18話)

2008年08月19日 | 師の言葉
流されず、逃げ出さず!

今日は「師の言葉」をお届けしま~す。
今回登場するのは、僕達の学年の体育を3年間担当したK先生。

突然ですが、皆さんは嫌いな先生っていましたでしょうか?
僕は小学校~大学まで先生に恵まれており、好きな先生が大半を占めていたのですが、2人だけ嫌いというか許せない先生がいました。
その1人が、このK先生なんですよね~。

なぜ許せなかったかと言いますと、この先生、「えこひいき」が酷かったんです。
運動がよく出来る生徒&自分が顧問をしている野球部の生徒に対しては優しく接し褒めまくるのに、運動がダメな生徒に対しては見下すような態度を取っていたんですよ。
このブログで何度も書いているように、僕は運動が苦手。
ですから、この先生の格好の餌食になっていたわけですわ。

ほんと体育の授業が憂鬱でしたよ。
だって、毎回、嫌味を言われるんですから。。。

実技がダメだから、期末に行われるペーパーテストではイイ点を取ってやろう!と思い、必死に勉強したことがありました。
するとクラスの中で1番か2番の点数を取ったのですが、そのテスト返しの時にこの先生、
「INAMI、体育なんてペーパーテストでイイ点を取ってもあまり意味がないんやから、イイ気になるなよ。」
と僕に言ったんです。
これにはさずがにカチンときて、先生を睨みつけちゃいましたよ。。。

では、そんな大嫌いだったK先生が卒業文集に書いていた言葉を紹介します。

人間はだれでも「楽」を好み、「苦」を嫌う。
これは自然である。
しかし、この自然なことに反発して初めて成長があり、心にゆとりが生まれるのではないだろうか。
逆境に立った時の人間の強さもきっとこんな所から生まれてくるのではないだろうか。


大嫌いな先生ではありますが、書いている言葉は嫌いじゃないです。
「けっこうイイこと書いてるよな~」って思いますし。

人って、出来るなら楽したい!、楽な方へ流れていきたい!と思いがちですもんね~。
でも、それでは成長や進歩はなく、後退への道を歩むことになっちゃうわけで。
「苦」と向き合うって、ほんとしんどく、辛いものですが、それを打破した時は楽しく、爽快な気持ちになれますよね!

「楽しむこと」と「楽すること」は、似て非なるものだと僕は思ったりします。。。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
苦しみを (きらりん☆)
2008-08-20 20:06:17
喜びに変える事ができたら最高ですよね

それにしても、すごい先生ですね。
えこひいきが目にみえて分かってしまうと
ちょっとがっかりだな
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Unknown (きらりん☆さんへ(INAMI))
2008-08-20 22:01:02
『苦しみを喜びに変える』
これって、容易なことじゃないですもんね
それを実行しているアスリートの皆さんをほんと尊敬します

ヒドイ先生でしょ?
こんなこともあり、僕は「えこひいき」という言葉に拒絶反応を示してしまいます(苦笑)
返信する
でもセンセ、 (akira)
2008-08-21 00:11:05
反発を煽るような発言をするのは、
どーなんだぁ~

って言いたくなるなぁ、この方。

いましたよ、えこヒイキセンセ。
ウチの顧問でした
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Unknown (akiraさんへ(INAMI))
2008-08-21 19:38:46
ほんとイヤな先生でしょ?
でも、こういう先生と接することで
「絶対、自分はこんな大人になるものか
と思いましたので、その点は良かったのかも。。。

akiraさんもえきひいき先生を体験しているのですね
お互い、苦労しましたな~。(笑)
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