名残惜しい別れ

もう２度と観れないなんて。。。

先週の東京滞在２日目（１７日）、僕はシルク・ドゥ・ソレイユの「ＺＥＤ」を観てきました。
ご存知の方も多いでしょうが、今月末を以ってＺＥＤの公演は終了してしまうのです。
なので最後にもう１度、観ておきたい！！と思い、舞浜まで足を運びました。

北米以外では初となるシルク・ドゥ・ソレイユ専用の常設劇場で２００８年１０月から公演をスタートさせました。
日本にシルクの常設劇場が誕生するということで、僕はすごく嬉しかったです。
特設テントで行われるツアーショーも素晴らしいですが、常設劇場ですと大掛かりな仕掛けや演目を観ることができますからね。
こんなに早く幕を下ろしてしまうなんて、劇場が誕生した時には思いもしませんでした。。。


今回がＺＥＤを観る＝ＺＥＤの出演者の皆さんと会える最後の機会。
ですので、出演者の皆さんの表情がハッキリ見ることのできるプレミアムシートを予約しました。
チケット代は１４，５００円でしたが、前から３列目のセンターの席でしたし前日の「夜会」に比べたら安く思えましたよ。


前回、鑑賞した時は空席が目立っていたのですが、今回は満席。
こんな状態がもっと前から続いていたら、公演は終わらずに済んだのにな～。
嗚呼、震災・原発事故・不景気が憎い。。。

フィナーレが近づいているということもあってか、出演者の皆さんのテンションは前回観た時よりも高かったです。
特にカーテンコールの時は、舞台と客席が一体となって盛り上がり、出演者も観客も笑顔であふれていました。
この幸福感に満ち溢れた体験をこの劇場で２度と出来なくなると思うと、寂しさが込み上げてきましたよ。(T_T)

こんな素晴らしいショーが終わってしまうなんて本当に勿体ないな～。
叶わぬ夢かもしれませんが、いつかもう一度、ＺＥＤを上演して欲しいと強く思いながら劇場を後にしたのでした。
ありがとうＺＥＤ、さようならＺＥＤ