感謝と詫びの気持ちをこめて

３５歳、独身。。。

今日は両親をカニ専門料理店へ連れて行きました。
この不景気の中、ありがたいことにボーナスをいただけたので、大学まで出させてくれた親に少しは還元しなきゃと思いまして。
それに母は今年の３月、７０歳になったのですが、僕が職場異動でバタバタしたりして古希のお祝いをする余裕がありませんでした。
ですので、遅ればせながらの祝いの会的要素もあったんですけどね。

皆さんもご存知の通り、僕はいまだ独身。
両親の兄弟姉妹＝僕のおじ・おば全員には孫がいる。
孫の成長・孫にクリスマスプレゼントやお年玉をあげる喜びを味わえない僕の両親。
あまり口には出さないけど、僕が結婚していないことを心配している気持ち・孫のいない寂しさはよ～く伝わってくるんですよね。
親のために結婚するわけじゃないけど、親も高齢になってきているので焦りや申し訳なさが年々増していますわ。

僕はあちこちに出かけて人生を楽しんでいるので友達や職場の人から「ＩＮＡＭＩ君、結婚する気なんて全然ないでしょ？」ってよく言われるのですが、そんなことは全くありません！
結婚するとお金も時間も自由に使えなくなるので少し痛いですが（苦笑）、仲の良い友達や後輩が結婚し、その幸せな姿を見ていると刺激されるのは当然ですって。
「人は人、自分は自分」と思いながら、遊び友達・飲み友達が減っていくのことに寂しさを感じる自己矛盾。
実際、去年くらいから世間で言う「婚活」ってやつもボチボチやったりしてますよ。
でも、僕に魅力がないのか、ご縁がないのか残念ながら今の所、実りはないのですが。

今日、食事に連れて行くことは数日前に伝えておいたのですが、どこへ行くかは内緒でした。
なので両親は回転寿司店か手頃な中華料理屋だろうと思ってみたいです。
ところが、着いた店がカニ専門料理店だったので驚いてました。

「こんな高い店じゃなくていいのに。」と口にする母。
「たまのことだし、自分の子供に遠慮せんでもええやん。」と答える僕。
美味しそうに、嬉しそうにカニ料理を食べる両親を見て、少しは親孝行できたかなと自己満足するのでした。。。