師の言葉（第２４話）

４つの言葉。。。

今日は久しぶりに「師の言葉」をお送りします！
今年の３月から月２～３回のペースで書いてきたこの企画も今回を含め、残り２回となりますので、お付き合いの程、よろしくお願いします。

さて、今回登場するのは僕が３年生の時に赴任してきた国語担当のＨ先生です。
僕達の中学生活とは１年しか重なっていませんし、３年生のクラス担任や授業を持っていませんでしたので、この先生に関する思い出は残念ながら皆無でございます。（汗）

ですので、早速、Ｈ先生が卒業文集に書いてくださった言葉を紹介したいと思います♪

希望

忍耐と勤勉と希望と満足とは境遇に勝つものなり

この名言は国木田独歩の「欺かざる記」の記載である。
境遇が恵まれていないからとか、条件が整っていないからと言訳してあきらめてしまう人は多くはないでしょうか。
どうぞ、この勝つ四つをいつまでも忘れないでください。

この言葉、中学生にはちょっと難しい感じがしますね～。

国木田独歩、皆さんはご存知でしょうか？
「名前は聞いたことあるけど。。。」という方も多いかもしれませんね。
彼は現在も続いている雑誌『婦人画報』の創刊者なんですよ！
結核を患い、３６歳という若さでこの世を去っています。

何かを得る為には努力や我慢って、絶対に必要になってきますもんね。
合格や勝利の為に遊ぶ時間を削って勉強や練習に励むとか、家などの大きな買い物をする為に節約生活を送るとか。
そして、自分が掲げた夢や目標の達成から希望や満足感を得られるからこそ、辛く大変な努力や我慢と向き合うことが出来るんですよね。

そういう側面からも今回登場した４つの言葉はすごく大切なように感じるのでした。。。