ケアマネジャーからの投稿です。
担当させて頂いているご利用者様は、独居で近くにご親戚もいらっしゃいません。
コロナワクチン接種の封筒を手にして、どうしても予約電話が繋がらず、困っている、とご相談がありました。
ネット予約のお手伝いをしようと、必須事項を入力‥。しかし、何回チャレンジしてもエラーになってしまいます。
市役所に確認電話を入れたところ、何と、すでに予約済みだったのです。
なぜだろう?ご本人も首を傾げていましたが、そういえば、と思い出したのは、この間近所の方がたずねて来られ、書類を見せた、と。その方が、取って下さっていたのです。しかもその方が接種会場にもお連れくださるのだと。
その他のお一人暮らしの方の予約をお手伝いしようと予約状況を確認すると、ご近所、知人の方が取ってくださったケースは多かったです。
ケアマネが感じるその方に対する心配は本当に小さくて、その方その方の人脈は大切な社会資源であり、大きくその方を支えています。私たちはその中のたった一部なのだな、と感じます。
これからも、介護保険内の範囲ではなく、垣根を越えての見方をしていこうと思います。