ふらんきーのブログ

「日本大好き外国人」ではございません。

囲碁入門Lv1 ゲームの目的

2014-03-20 16:20:53 | 入門

需要があるかどうかも定かではない中、

はじめたこの入門編ですが、

続いてLv1に入っていきたいと思います。

前回は、碁盤や碁石のこと、石の置き方などを学びました。

 

今回は、

「囲碁は何をすればいいゲームなのか」

言い方を変えれば、

「どうなれば勝ちのゲームなのか」

という疑問にお答えしたいと思います。

ゲームの一番根幹の部分ですからね。

ここがわからなくてはイメージのしようがありません(笑)

まず、

日本語で説明すると、囲碁とは

「陣取りゲーム」 です。

最終的に相手より多くの「陣地」を確保すれば勝ち、

というゲームなのです。

では具体的にどういう状態が陣地なのか、

図でみていこうと思います。

(図1)

図1のような状態で黒の陣地、白の陣地はどこでしょうか。

最初は理屈で陣地を理解するのは難しいので、

「なんとなく囲っているところが陣地っぽいぞ」

という雰囲気を掴んでいただければ結構です。

解答は、

(図2)

図2の〇のところが黒の陣地

そして△のところが白の陣地となります。

右半分は黒が、

左半分は白が囲っているのがおわかりでしょうか。

このように囲っている壁の内側の空間が陣地というわけです。

このひとつひとつの〇が1ポイントの黒の陣地です。

図1に戻ってみてみると、これからの空間は、すべて石を置くことのできる線の交点でした。

 

まずは黒の陣地を数えてみましょう。

〇が32個あるので、、、

黒地は32目(もく)あります。

ちなみに目(もく)とは囲碁における陣地の単位なので覚えておいてください。

 

次に白の陣地は、

△が29個あるので、、、

白地は29目ですね。

 

黒地が32目対白地が29目、

32-29=3

で黒地が白地より3目多いので、

黒の3目勝ちという結果になるわけです。

 

それでは最後に練習問題です。

ちょっと難しいかもしれませんが、

黒の陣地、白の陣地はどこか考えてください。

(練習問題)

囲っている壁の内側の空間が陣地でしたね。

 

 

(解答図)

解答図のように、

〇が黒の陣地(黒地)

△が白の陣地(白地)

となります。

では数えてみましょう。

黒の陣地(〇)は、23目

白の陣地(△)は、20目

なので、

黒の3目勝ちということです。

 

 

それではLv1のポイントをまとめてみましょう

  1. 囲碁は「陣取りゲーム」
  2. 囲っている壁の内側のあいている空間=陣地
  3. 陣地は1目、2目と数える

 

というわけで、Lv1では囲碁というゲームの目的についてお話しました。

どうしても説明不足な部分があると思うので、この時点ではまだぼんやりで大丈夫です。

これから色々話していく中で謎が解けていくと思います。

 

このように、

相手より多くの陣地を確保しようとする

という目的を達成しようと打っていく中で、

当然相手の思惑と衝突し、戦いがおこるのですが、

ここが囲碁の醍醐味であると言えます。

次回は囲碁におけるとても大きな要素である、

「相手の石を取る」ということについてお話しようかなと思います。

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿