ご無沙汰しております。
更新が滞ってしまってすみません。
今日は4月3日に行われた天元戦研修予選の結果について、報告したいと思います。
相手は太田亮初段、
結果は黒番2目半勝ちでした!
これで天元戦は研修予選を通過したので、
次からは一般の棋士が参加する予選Bでの対局になります。
非常に大きな一勝でした。
黒マイヤーフランシス初段、白太田亮初段 259手まで黒2目半勝ち
3=(5,D) 40=(3,F) 83=(214) 91=(17,B) 114=(2,F)
119=(4,D) 202=(259) 205=(257) 208=(259) 253=(18,H)
255=(19,H)
序盤、白の趣向から始まり黒が悪くないかと思ったのですが、
中盤ヌルイ手を打ってしまい、細かい終盤戦になりました。
最後の最後までヒヤヒヤする内容でした(汗)
(序盤)
白12が趣向。
黒19までの形は明らかに黒に不満なしです。
黒33はヌルく、35にアテるべきでした。
(中盤)
白42から46の攻撃は意表を突かれました。
みなさんはあまり真似しないことをお勧めします(笑)
黒47のツケは68の点にハネツいだほうが冷静だったかもしれません。
白66の踊りだしがうるさく、黒はやり損なっている感じです。
白68のサガリで69に並ばれていたら黒が全体的に薄く苦戦でした。
黒73とラッパでつながることができて、黒も一息つきました。
白78、80はあまりにも辛い屈服で、こうなっては黒が悪くないと思いました。
(終盤)
黒89から白94までを決めたのは味消でした。
95、97の二段バネを打つための準備のつもりで打ったのですが、
二段バネ自体が中央の白を強くしてあまり良い手ではなく、
とにかくここの一連は味気ない打ち方で反省しています。
左下を決めずに199に引いて、白の一団にプレッシャーをかけるべきだったと思います。
黒191は敗着になりかねない手でした。
15のHにコスミツケてここに数目作っておくのが紛れの無いヨセでした。
それなら約盤面10目のリードは堅かったかと思います。
白192と切断され、下辺黒217まで悲惨なイジメをくらってしまい相当焦りました(笑)
ここで負けにしたかと思ったのですが、なんとか残っていたのは幸いでした。
この後、白にミスがあり差は2目半と少しひらきました。
という感じでした。
解説が雑ですみませんw
質問していただけたら答えれる範囲内でがんばって答えるので(笑)
4月に入り、少しずつ仕事もいただけるようになってきて、
それなりに忙しい日々をおくっております。
来週からは新学期も始まり4年生になるので益々忙しくなりそうではありますが、
自分で選んだ道なので、文句言わずにがんばります(笑)
来週、再来週も王座戦と棋聖戦の研修予選があるので、
えー
がんばります(笑)
ところで、黒41手目で定石よりも一路広くひらいているのは、どうしてでしょうか?
おっしゃる通り一路控えるのが定石ですが、広く開いたのには理由があります。(感覚的なものなので正しいかどうかはわかりません)
まず、この碁では中央の力関係は黒のほうが強そうなので、打ち込んでくる戦いは黒も望むところです。
それと、このあと黒が90とツメ、白が二間に開いた展開になったとき158と飛んで、定石のように控えているより左辺の構えが立派ですし、隅の白にもプレッシャーをかけている、というのが私の主張でした。
立派な心意気だと思います。
応援しております。
応援ありがとうございます
自分の言葉を忘れずにがんばっていきたいと思います!