ふらんす堂の放課後

小さな出版社の日々つれづれを、スタッフ持ち回りで書いています♪

二カ国語放送の怪

2006年06月20日 | Weblog
このところ、テレビ東京では、吹替版の韓国ドラマが連日放送されていて、
毎日録画しては楽しんでいます。

大好きなドラマ『ごめん、愛してる』も、とうとう先週で終わってしまいましたが、
その最終話までの3話でおかしな事が起きました。

突然、その3日間だけがなぜか、日本語と韓国語が同時に流れてくるのです。
どこか設定が変わってしまったのでは?と思い、あっちこっちさわってみるのだけれど、
さっぱり分からず、
しばらくは、左のスピーカーの近くに寄り気味で見ていましたが、画面に集中できなくて‥‥、

ならば、左のスピーカーから日本語が流れているのだから、ヘッドホンの左耳だけ聴けば日本語‥‥これはいけるかも‥‥ってことでトライ。

さてどうなったと思いますか?

ふつーに両耳から日本語が流れるんです。なんで?
そして、ダビングしてみると、普通に吹替版になってる。なんで????

そのあと放送されている『ウェディング』は完璧吹替版に。

二カ国語放送の怪でした。



(うさ)

5月のアムステルダム

2006年06月18日 | Weblog
 イタリア旅行よりの帰国途中、アムステルダム観光というおまけがありました。
 
 アムステルダムは素晴らしい天気で5月の光に溢れていました。
 
  keukenhof .という有名な庭園を知ってますか?
 チューリップ畑が有名ですが、ちょうど新緑の季節でイタリアで石造りの建物ばかり見てきた目をやわらかな新緑のみどりが癒してくれたのです。
 





木だけをみているとちょっと新宿御苑のような日本とそう違わないように思えるのですが、下方に目を移すとやっぱりその美意識の違いが歴然としますよね。





チューリップの品種の多さにはびっくり。






黒いチューリップってご存じ?



これはほんの序の口で、ものすごい数のチューリップオンパレードでした。


しかも、同時に紫陽花や百合が咲き、そのほか、躑躅、梨の花、八重桜、桔梗と春も夏ももうなにもかもいっしょくたに咲いていて、百花繚乱の花園であり、おまけに風車まであるという、ともかくも凄いところでした。











われわれ日本的感性からすると、絶対考えられないようなオブジェまであり、なんでここにこれがあるの? っていう、まあ見て下さい。





車のくし刺しもあります。
面白いなあ…。




こういう池の手前に何故?ってちょっと考えちゃいません?


でもこういうオブジェは大好き!
キュートでしょ!!







(f)


このへん動物記

2006年06月18日 | Weblog
こんばんは、「め」です。
ホントは土曜の夜は友達一家と蛍を見に行くはずだったんですが、夕方からひどい雨降りとなり、明日に延期になりました。残念。
ところでこの友達と言うのがガッツに溢れていて、「明日に延期にしますか」という相談の電話をしながらも「でも、あたしまだ諦めきれないのよっ」と地団駄踏んでました。その時殆んど土砂降りに近い状態だったのに・・・
天晴れなり。そんな彼女に何か用事があって電話すると、いつのまにか彼女が会話の主導権を握っていて、私は「あれ、何で電話したんだっけ」と、すっかり用件を切り出すのを忘れてしまうことがしばしばです。

さて、田んぼが広がるこのあたり蛍以外にも(いや、蛍がいるのは市内のもっともっと川を遡って行った所です。言い過ぎました)いろいろな生き物が見られます。
近所に川が流れているんですが、土手を散歩していると、食用蛙の声がします。「あれ、何の声?」という息子の問いに「ウシガエルだよ」と答えたら牛の大きさの蛙を想像したらしく「おかあさんっ、早く帰んなきゃっ」と焦ってました。
で、この川には水鳥の姿がよく見られ、それは主にカルガモや白い鷺です。ことにカルガモなんて5月中旬にヒナが何羽か生まれ、ほんとにほんとにその姿は小さくていじらしくてカワイイったらありゃしません。川沿いにあるゴミ集積場に行く時は必ずその姿を探してしまいます。
ところが、ある日カルガモよりもはるかに大きく、殆んど黒い色の体の鳥が一羽、
ズイズイ力強く水面だけではなく水中をも進んでいく姿を発見!
特に水中で翼をやや広げた形で泳ぐ姿はまるで飛翔しているかのようです。
一体こやつは何者?家に帰ってひょっとしてアイツではないかしら?と夏の歳時記をめくって見ました。いたいた、鵜!川鵜かな?しかし図鑑のように詳細な写真ではないので、「川にいたヤツは鵜に間違いなし」と言うほどの決め手に欠けます。
気になるなあ。
それ以来アイツの姿をついぞ見かけませぬ。
どこに行ってしまったのかしら?

(め)

今日の晩御飯!

2006年06月15日 | Weblog
こんばんは、ケロです。
梅雨ですね。元道民としてはこの時節が一番苦手かもしれません。
毎日じめじめ降る雨もさることながら、栗や椎の花の匂いがもう毎年いやでいやで・・・独特ですよね、あれ・・・。

先日母にペンネを送ったら「美味しかった~(^O^)ノ」(本当にこういう顔文字を使ってきます。若いね母)と写真入りで返事が来ました。



きのこペンネかな?
でもどうして付けあわせがフキの煮物と浅漬けなんだろう・・・
父も喜んでいたみたいで何よりです。

私は今日は食欲がなかったので、晩御飯はびわでした。



うーん、果物の中でびわが一番好きかもしれません。
あの妙に食べにくい中の種、そして何年経ってもほとんど変わらない味。
果物や野菜が品種改良が進んで昔慣れ親しんだ味とどんどん変わっていく中で、「あービワって昔からおいしいよなあ」と思えるのがイイなあと・・・。


それではこの辺で。

ケロ@第2位はサクランボ

今年のお野菜

2006年06月14日 | Weblog
こんにちは、月子です。またしても怪しい時間に来てしまいました。
今は朝の4時半です。なんだろーなー、最近、朝までぐっすり、という
ことがなくて、むちゃな時間に起きています。
これも、子どもが、寝ている私の下に手やら足やらを入れてくるせい
寝苦しいので、子どもを離れた場所に“よーいっしょ”と動かしていると、
寝ぼけて「なにすんのーっ」とかなんとか怒ってました。

いや、その言葉、そっくりそのまま、おまえさんに返すよ

こんな息子が植えたであろう“何か”が家の玄関の脇で
日増しに大きくなっています。これです。



どうやら、学研の科学についてきたらしい。
子どもが「たまごなすだよー」って教えてくれたけど、

えーっと、んで、だから、それはナニ?

って顔していたら、もう少し詳しく説明してくれました。
たまごみたいに白くて丸い“茄子”らしいです。
去年のミニトマトに続き、また野菜かー。家庭菜園、復活ですわな。
(植えた本人は野菜嫌いなのにねー。)
しかし“たまごなす”なんて、どーやって食べるんだろう。(月子)

梅雨空にはえる花

2006年06月13日 | Weblog



こちら本日撮影「ナツツバキ」です。
私のすきな花のひとつ。
細い幹、白くて縁がほんの少し縮れた花びら。あめ玉みたいに見事まんまるな蕾。
なんだか品のある きゃしゃな少女を見ているようです。


さあさ、もっと寄って見て下さい。




自分にないものに惹かれるってヤツですね。




話変わって…
一つ前のうささんの日記ですがね。

「いつだったか、みなさんといっしょに唄えたら~なんて 無謀にも参加させてもらったことがありましたが‥‥。」

うささ~ん。この話、もう5回位きいてますけれども、きく度に悲しい気持ちになるんですよ私。そろそろ「心のひきだし」に入りそうですワ。
あの時は…ときどき私の歌の本番にききに来てくれるうささんと、今度は一緒に歌えるんだ!って楽しみにしていたのでした。
けれどもうささんの息子さんの体調が回復し、急きょ野球の試合に復帰できることになったということで、うささんは応援のため、辞退されたのでしたね。
残念だったけど、私もうささんの息子さんの活躍を願っていたので、「よかった、よかった」と思っていました。

普段歌っていない人にも広く声をかけて、「合唱祭」を目指すイベント合唱団。
私の合唱仲間が企画運営して5年程前まで毎年行っていました。
合唱団同士の交流。普段全く接点のない人も集め、おっきな合唱団を作って楽しもう!というものでした。

でも最近ではみんな忙しくなって、運営不可能な状態でやっていません。

うささん、2回くらい「音とり」練習に来て下さいましたね。
普段歌っていない人も音が取りやすいよう、リードしていくために早めに音を取っていた人がいたのですよ。うささんには「レベルの違い」と感じられてしまったのですね(T_T)。

合唱のよさは、音(声)に囲まれて癒される時間を共有できることですよ。
「うまくうたおう」とするのではなく。
まず自分が満たされること!
それはどんなに経験豊かな人でも、音取り練習だけでは感じることができませんん。

いつになるか分らないですが、またイベント合唱団の企画があったらお誘いしますから是非ネ! うささん。今度は日本語の曲を強くリクエストしときますから!


コロ

天使の歌声

2006年06月12日 | Weblog
“リラックスを絵にすると こんな感じ?”

ふらんす堂の窓から見える エアコンの室外機の上で いつも こんな風に ゆったりと 全身の力をぬいて寝ている 通称“おかあさん”

な~んにも考えないで過ごす時間 ‥‥‥ 
なんだかとっても幸せそう



今日は コロさんから 素敵なDVDを借りました。
コロさんの素敵な仲間たち 女声合唱団のみなさんの10周年記念演奏会のDVDです。

今回、舞台に立っているみなさんを見てびっくり。
お子さんを抱っこして唄っている人やお腹の大きな人 ‥‥
温かい雰囲気の中で 流れてくるのは天使の歌声

いつだったか、みなさんといっしょに唄えたら~なんて 無謀にも参加させてもらったことがありましたが‥‥。
悲しいかな レベルの高さに圧倒されて ギブしてしまった経験を持つ私です。

歌は良いですね ハモって唄えるなんて 最高!
私は‥‥ 自分中心で大丈夫なカラオケで我慢することにしましょう




(うさ)


マグダラのマリア

2006年06月11日 | Weblog



 写真は「編集日記」でふれた「マグダラのマリア」の木彫りの像です。ドナッテルロの作品でフィレンツェの大聖堂付属博物館にあります。ものの本でこの像の写真を見たときから、実際の目でみてみたいと思っていたものです。
 大聖堂博物館で不用意にとつぜん目の前にあらわれたときは、おもわず身体がかたっまってしまうほど、衝撃をうけました。
 そのおどろおどろしい様は一度見たら忘れられなくなります。
 わたしの心臓あたりがつかまえられてしまったような、理由のわからない魅力にとらえられたのでした。 
 
「マグダラのマリア」といえば、いま世界的なベストセラーとなっている『ダ・ヴィンチ・コード』でいちやくその名前が知られるようになりました。マグダラのマリアにまつわる聖杯伝説が、カトリシズムのヒエラルキー(階層制度)をくつがえすかもしれない、その真実とは何か? これまで娼婦かもしれない言われていたマリアがじつはある王家の血をひく王妃であり、イエスと結婚をしていたということなどなど。「マグダラのマリアによる福音書」というのが出てきて実はびっくりしました。
 最近では「ユダの福音書」なるものが発見されて話題となってます。今日までキリスト教世界にでは、さまざまな資料が発見されて聖書と呼ばれる書物はその信ぴょう性が常に問われています。

 わたしは、なにゆえこれほどにこのドナッテルロの「マグダラのマリア像」に心魅かれるのでしょう。マグダラのマリアを描いたものは沢山あるのに。
 そうして思ったのですが、多分ここには「人間の悲惨さ」が表現されているからなんだと思います。娼婦であろうと王妃であろうとそんなことは関係なく実存的次元としての「人間の悲惨さ」なんだと思います。パスカルがその随想録「パンセ」のなかで膨大なページをさいて「神を知らない人間の惨めさ」について書いているように、マリアが娼婦であろうと王妃であろうとそんなことは神から離れた人間の惨めさに比べて取るに足らないことなんだ(ああ、でもとるにたるものとしてしまうわたしたちがいつもいる、ということも事実ですが)ということを私は思うのです。
 このドナッテルロの「マリア」像はそんな人間の社会的表装を引きはがしたむき出しの懇願とでもいうものがあり、その惨めさだけがたちつくしている、そのかすかな心のさけびをあわせた両手がかろうじて表現している、わたしはしばしこの像の前に立ち、そうしてつらくなってその場をはなれたのでした。
  
「週の初めの朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリアにご自身をあらわされた。イエスは以前にこの女から七つの悪霊を追い出されたことがある。」マルコによる福音書第16章9節


 
 (f)

始まりましたね

2006年06月10日 | Weblog
ワールドカップ!只今イングランド対パラグアイ戦の後半が始まったところです。
イングランドがリードしていますが、さて、どうなりますことやら・・・。

イングランドのクラウチ、背が高いですね~アナウンサーが「(他の選手の)頭の高さに胸がありますクラウチ」と言ってましたが、その通り。膝下が長すぎてもつれるんじゃないかと要らぬ心配をしてしまいます。

初めてワールドカップを観て、マラドーナに目を奪われてしまってから多分20年経つはずなんですが、いまだにルールの理解が怪しいワタクシ・・・
もう少し突っ込んだ話をかけたらいいのになー・・・しくしく

さて、私の住む東海地方のY市はブラジルの人が多い、という話を以前書きましたが、皆さん燃えてます。手芸店のミサンガコーナー、ブラジルの物だけ早々に入荷待ちになってました。娘の友達のママさんにブラジル出身の方がいるのですが、普段はとても物静かなのです。けれども、サッカーとジーコの話になるともう、止まらなくなります。ちなみにブラジルでサッカーの試合がある日はお店が早く閉まるそうです。

そろそろテレビの前に戻りまーす。
かっこいい男でも探そう。(私の好みは「特殊」と人に言われますが)

(め)


猫の強さ

2006年06月09日 | Weblog
こんにちは、Sです。
好きな天気は曇りです。

最近、動物は強いなーと思います。
ただ、生きていて。なーんか、かっこいい! 
日々、煩悩にまみれているわたしとしては、尊敬の限りです

例えば、猫。
猫の社会では、顔の大きいやつがボスになるというではないですか! えー。
人間の社会では、雑誌やテレビで【小顔特集】が組まれていたりするのに!
猫、強えぇぇ!
そんなことを考えていたら、友人からのメール。

タイトル「肥満猫ちゃん」。
可愛い猫の写真添付します。
猫っていくら太っても顔は大きくならないみたいだねー。

冒頭に載ってる写真が、その猫ちゃんです。
……! ほんとだー。顔はあんまり大きくない!
猫の社会でも、生まれつきのものは強いんだなー。
ちょっと切ない。

猫は可愛いなぁ。
『ニャ夢ウェイ』という猫エッセイマンガが、悶絶するほど面白可愛いです。
猫好きの方は是非。

(S)