blueな日々

( Art で逢いましょう)

素晴らしい写真が~Konica S2

2009年10月11日 | カメラたち
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AGFAのvistaという、感度400のフィルムを装填することに。
カメラはコニカのレンジファインダー機~S2。数十年も前
に製造された機械式。フィルムは数年前に使用期限が切れ
たもの。またオークションで買った。カメラ本体に純正の
キャップや、用途が違う数種類のフィルターがついて千円。
AGFA400のフィルムは感度800と2本で送料込みの210円。

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ファインダーはきれいで、セレン電池は、今も生きていて、
その精度もよさそう。シャッタースピードと絞りは自分で
設定も可能。ロシア製のZolki-1のように、マニュアルでの
撮影もできるのだ。レンズはF2。明るい。評判のHexanon。
(以上は,この夏に書いていたもの)

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いい写りをするはずだと私にはわかっていた。そんな予感
があったのだ。古いカメラは作りがていねいで、レンズは
素晴らしいものが多いから。現像を終えて届いたフィルム
をパソコンにスキャンしたら,使用期限切れのフィルムの
せいかもしれないが,こってりとした色あいの美しい写真
が撮れていた。暗がりの表情を、よくとらえていた。

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オートの露出~セレンに、狂いが生じはじめているのかも
しれないが,まだしばらくは大丈夫そう?な写りでもある。
マニュアルでの撮影も可能なカメラなので,そのつもりが
あれば、いつまでも使えるカメラ。私の子供たちや、まだ
この世に存在はしていないが、私の孫にも。

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どの写真を選ぶか,決心がつかなかったので,
何枚も掲載してしまった。気に入ったカットが多い。

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ストロボの同調撮影もうまくいったようだ。撮影の途中に,
セレン上部の半透明の部品が外れてしまい、不安だったが、
影響はなかったようだ。軍艦部をはずしてから、組み込み
直さなければならない。わざわざ半透明に作ってあるので、
その意味があるのだろうから、部品を放置しておけない。

またレンジファインダーのカメラを使いたくなったころに。
この Konica S2にも間違いなく出番がくるだろう。好きに
なったから。使わずに眠らせておくのはもったいない。




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