今だからペイフォワード

2000年にアメリカで製作された映画『ペイフォワード』
邦題は可能の王国といいますが、この映画に登場するペイフォワード計画って
素敵だと思います。
1人が3人に親切をして、親切を受けた3人が、それそれ別の3人に
親切をしていくというもの。
もちろん無償です。
見返りなんて求めてはいけません。
1人で100人に親切をするのは難しいでしょうが、3人だったら
可能な数字ですよね。
こんな世の中だからこそ、この計画をたくさんの人か実行すれば
世界は変わると思います。
その人ができる範囲内の親切。

私は高校生の頃、神父様に「どうして人は人殺しをしてしまうの？」と
尋ねたことがありました。
いわゆるキリスト教では人は神の子、愛に満ちた存在であるはずなのに
どうして憎しみ合ったりするのだろうか...と女子高生だったルチルは
思ったわけです。
すると神父様は「人には選べるという自由と義務があるのだ」と
教えてくださいました。
そう、愛するのも憎むのも自由。
自分があまり幸せじゃないと、人に親切にしようという気持ちのゆとりが
でないものですが...実は大変なときこそ誰かに優しくできるように
なりたいものだと思いました。

今日は珍しく殊勝な...そんな日があってもいいですよね

でもでもでもでも、女子高生なんて甘い響き、何かと妄想の対象になりますが
高校時代の私は廊下を奇声を発して走り回り、朝礼をお手洗いでサボリ、
授業中、笑いが止まらなくなって廊下に出されるなど
まるで男子中学生でした。
だからといって世間様からドロップアウトをしているわけでもなく。
あの時期って情緒がとっ散らかっていますからね。
多少の奇行は仕方ないと思います。
と、自己弁護してみました