しまし・・・

2024-05-07 07:45:39 | 日記


白土と赤土を用意します。
好ましい組み合わせは、なるべく収縮率の近いもの。


くっつけます。
今回はシンプルな三身合体ですが、細かく刻めばシマシマとなります。
赤土を両エンドに配すると、全体の構成が締まります。


スライスしますが、手でぺたぺたと触りまくった表面とミミの部分はトリミングして、きれいな断面を使います。


ツラを締めたいところですが、コテを用いると色が濁るので、布越しにこすり倒して圧をかけます。


締まりました。
と同時に、土同士の接着箇所がきれいに一体化しました。


へり上げですが、これもぺたぺたと触りまくると色が侵食し合うので、コナをまぶして影響を抑えます。
手数は最小限にしましょう。


いわゆる「練り込みシマシマ皿」の、最も単純な理屈をお伝えしました。
ここからいくらでも細密ボーダーに、市松に、複雑模様に、さらには三次元に展開していけますよ。
次元が進むと数学脳が必要となりますが、まずは簡単なところから試してみては?

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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