お天道様の下で

温泉 お散歩 時々 推し活

虫捕りキャンプ テラ憩いの里

2015年07月31日 10時55分24秒 | キャンプなど


昨年と同じ面子にて行って参りました、虫捕りキャンプ。

7月の気温が低く、なんとなく雨が多かったので、クワガタの数は少ないと思ってましたが、案の定、釣果はイマイチどころか、最低の部類でした。

6月にDIYしておいた枝揺らし棒は、やはり、短すぎる感じで、1本は、鍵金具が曲がってしまいました。

 25年近く所有していたテントも今回のキャンプで破棄する事が決ったので、感謝を込めての設営です。

 

で、設営が終わると、このガキンチョ達は虫捕り網を持って出動なんですが、



到着後、2時間も経たないうちにスニーカーを沈してます。

ま、我が家は山には長靴必須なのでぬかりは有りませんが、この子の場合、スニーカー2足と草履で、この後に振る175mmの大雨と翌日からの泥濘に対応しなければなりませんから、気持ち悪かったでしょうね。

で、3号と言えば、サイト設営が終わってしまえば別にやる事は無いので呑むしか無いんですが、なんせ、この日、アーリーチェックインを請求されるほど早い時間の到着で、2号が持たせてくれた発泡酒6本じゃ全く足りないんです。

しかも、半世紀を生きた3号の事ですから、飲酒運転は幾ら田舎でも絶対に避けたい事柄。

なので、管理棟の冷蔵庫に在る発泡酒と瓶ビールを確保しておきました。

 

1日目のクワガタの釣果は、ゼロ。

変りにハンミョウが数匹。

初日、夕方からは雨が激しく降り始め、設営時に掘っておいた溝を、低い方へ流せる様に更に掘り進めました。

 



このキャンプ場は、ヒリゾ浜とか、南伊豆の綺麗な海を堪能した人達が泊まりに来るのか、チャックインが9時以降の人達は豪雨の中でBBQをしているんですが、朝から居る3号としては、シャワーを浴びながらBBQしている様に見え、其処までして自分達が立てた予定を忠実に終わらせたいのかと思い、日本人の勤勉さに、改めて感心させられました。

夕方から降り始めた雨は強弱を繰り返し、排水用の溝の能力を超えたのか、テント内フロアに浸水しマットをぬらしてしまったので、翌日、ブルーシートを買い対処。

フライシートに叩きつけられる雨音と、その雨音で眠りが浅井のか、ガキンチョ達の寝言と寝返りが多く、しかも、浸水の事が心配で、この夜は、ずっと、ウトウト状態のまま朝を迎えました。


ま、翌朝は雨がやんで居ましたが、朝の内、結構涼しく、オッサンとしては〝海~~~!〟と言う感覚になれないまま二人を入田浜まで連れて行くんですが、水が冷たくて3号には辛いんです。

只ね、小学生って凄いんですよ。

二人が1時間以上海に入っている時に、「相手の唇が紫に変っていたら、必ず休憩すること」って言おうと思って3号が海に入っていたんですけど、そそ言葉を伝えた時、3号を指差して、「ぱぱ、上がった方が良いよ」って・・・


水に入って5分も経ってないってば!

更に、その後、1時間位海に居たのに、あいつらの唇、それでも普通にピンクなの!

負けました・・

 


まー3号の老いを思い知らされ、身体を流れるモノの違いを見せ付けられたので、最後まで大人しく日陰で爆睡する事にしてみました。


で、キャンプ場に帰ってからなんですが、1号と1号友人、虫に対して知識は有るんですが、実際は怖がるんです。

例えば、スズメ蜂。

カチカチカチと警告、巣を壊すとか、急な動きや敵対行為をしなければ、それほど危険は有りません。 

二人、お団子のように抱き合って蜜が溢れているクヌギに近寄って行くんですが、目は真剣そのもの! その姿が可笑しくて、イラついてきます。

しかも、暗い森だと茂みに足を踏み入れない都会っ子・・・やはり、大人が見せないとダメな様なので、3号も一緒にクヌギ林を一周してみましたが、前日までの大雨が祟ってか、全くダメ。

結局、蜜溢れるクヌギの樹皮の陰に4匹の小さなクワガタを見つけ、それを確保。


今回のクワガタの成果は、コレだけ。




購入以来、全く使用しなかった焚き火台を使いました。

2日目の夜、焚き火をして、マシュマロを焼き、怖い話をしながら夜を過ごしたんですが、海の帰りに買ってきたアルコールにそれ程手が進まないうちに、昨夜の奮闘が祟って子供たちと一緒に就寝となりました。

 

翌朝、朝食後に撤収作業。

要領を得ないガキ2人に、イラつく気分を抑える事無く激を飛ばします。

1号友人とは今回2回目なので、お互いに遠慮の開放が出来た様で、3号も他人の子供だからって遠慮しませんし、彼の返す言葉も面白くなっています。

実は、この彼、とあるラジオパーソナリティのお孫さん。

お爺さんの血を引いているのか、細かい時間で遊んだり、突っ込みに対しての返しがギリギリの部分を攻めてきて来るんですよね。

ま、去年、1号とは違う個性に将来を予見してましたが、今年は、又違った彼を魅せてくれたことは、子供の可能性に関して決め付けちゃ行けないことを教えてくれます。


そんな去年との違いを実感しつつ、午前中一杯掛かっていた去年の撤収に比べ、今回は2時間ほど・・・大分成長したようです。


で、今回は、翌日から夏期講習なので海に寄らず、金谷旅館の千人風呂に入浴して下田を後にしました。


まー帰りも車中、色々面白かったんですが、面倒なんではしょります。


小学生最後の虫捕りキャンプ・・・二人の傍らでしか見る事が出来ない景色を魅せて貰いました。



 

コメント    この記事についてブログを書く
« 青森産 汐ウニ | トップ | 金目鯛 三色丼 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿