お天道様の下で

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京都1泊2日、魔界DX2と徘徊して飽食

2013年07月10日 12時15分23秒 | お出掛けなど


・・・・・・という訳で、



2月以来の旅行だったのがそうさせたのか、遠足前の小学生のように午前3時頃からうつらうつらし始め、とうとう起床時刻のAM4時15分となり、何とか始発の新幹線に乗る事が出来ました。



京都駅、午前8時11分。


そのままJR嵯峨嵐山駅まで行き、家族で乗りたかった〝トロッコ列車〟に乗ってみました。





ただ、なんて言うんですかねぇ・・・





窓が無いし冷房も無いから、走り出すまでが暑いのなんの・・・・


色即是空、空即是色・・・・・何とか無になろうと必死なんですな・・


で、トロッコ亀岡に到着後は、所要時間が読めない事もありJRでの再京都入りを目指すんですが・・・





渡月橋位は見たいし、竹林も見たいので、嵐山で下車。


で、中国人だらけの竹林を興醒めした気持ちでやっつけ、





途中、無理やり写真のネタを見つけ・・・・







暑い中、涼しさを求める猫のように日陰を歩き渡月橋に到着したんですが、


これは、遠くで見るものということに気付き、イベント開始時間が迫っているので却下。


四条大宮まで嵐電に乗りました。




これは、一両編成。

都電荒川線の様な感じです。

鉄分大目なので、のぞみ、トロッコ列車、嵐電 と、大満足ですが・・・・

四条大宮から蓮久寺まで歩くんですが-------------------------とにかく 暑い!


で、到着してみると・・


小さな本堂に50人!


しかも、なんか・・大きな人が多いんです。


3号もか・・・


怪談会が始まり、〝呪いの面〟を包む風呂敷の話に移り、風呂敷が磨り減って磨耗した状態になったところを見せて頂いているのが下の写真。




この蓮久寺の三木大雲和尚は、TVには怪談和尚として出演なさっていて、YouTubeにもアップされているので、興味がある方はどうぞ、此方へ

まぁ、怪談というのは信じない人には、信じる人間が馬鹿に見えるんでしょうが、結局、人情話に尽きていくので、その方の人生の終わり方などに想いが巡ることになり、自分を振り返ってみると、感謝したい人が沢山居ることに気付き、恵まれた人生であることを再確認する事になります。

因みに、ここの大黒天様。

色々とご利益をもたらす、一度は拝みたい神様ですので、写真を掲載しておこうかと思います。




そんなこんなで、蓮久寺に於ける怪談会は終わり、いよいよ、京都の魔界探訪となります。

魔界探訪と言っても、そこは、本当にまずい所へ50人も引き連れゾロゾロと行ったのでは、マジでヤバイので、伝説として魔が居ると言われる場所がメインとなっています。

ただ、夜、1人で行くか? と訊かれれば、絶対に行かないと思う。

最初の訪問場所は、養源院

此処は、血天井で有名ですが、俵屋宗達の襖絵でも有名です。

 



此処では、怖いとか不気味とかいう感情が起きず、成仏を願う気持ちと、日本に産まれて良かったという気持ちなっていたので、趣旨とは違う楽しみ方のなってしまっています。


で、将軍塚付近の駐車場でお弁当を食べ、暗くなりかけた頃、比叡山へと向かいます。




比叡山の有料道路に入ってから最初に寄ったのは・・・


何とかという、岩を三角形に置いている場所・・・

というか、この頃には、出発前のウトウト状態が祟り、説明が耳に入らないんですな・・・

なので、写真だけ・・・


 





三角形の真ん中に魔物が棲むといわれていますが、普通に野宿出来そうな感じ・・・


で、次が 元三大師御廟

この時には雨になり、真っ暗な中、皆で進みますが、帰りの写真のみ




確かに、比叡山は戦場になった場所ですから何か有るのかも知れませんが、3号が感じているのは、久し振りに森を感じて、とても清々しい気分のみ・・

で、イベントもお開きになり、京都駅でお別れです。

打ち上げみたいなものがあるなら参加しようかとも思ったのですが、人見知りで奥ゆかしい3号は、雲谷斎さんにすら挨拶のみになってしまいました。

ちょこっと後悔です。


た~だぁ~~


そこは、3号。

自分のそうゆ~性格は折込済みです。


此処からが、京都1日目のツートップの内、最後のイベントの始まりです!


泊まったのは、京都駅南側のホテル エルイン京都

ここに、さっさとチェックインを済ませ、向かった先は・・・




京馳走 佳辰

前もってネットで調べた場所と店の名前を忘れてしまっていたのですが、そこは、長年の鼻を頼りに店を探し出し、


エイ!ヤァ! 


っと、気合一閃、お店のドアを開けてみたら、どんぴしゃ!

営業は11時までと念を押され、美人の女将さんに促されてカウンターへ着席。

カウンター内には、板前修業中のお嬢さんの凛々しい姿。

凛とした声と、人を和ませる気立ての良さが光っています。

鯵の造りを頼んだら、ネタが少なくて、一人前分は無いとの事で、


「うちは、大体、お造りは盛り合わせの注文が多いから・・・」


と、大将の言葉に、この店の客筋の癖を教えて頂き、それに従います。

しかし、久し振りに出逢う、媚びない店・・・

良い料理人、店と出逢ったようです。

盛り合わせが来て、肴の名前を教えて頂きましたが、その言葉遣いが、大分前、チェニジア人と軽井沢へ行った時に寄った、ドライブインの料理長が、何処から見ても日本人にしか見えない私に、醤油とソースという日本語を、日本人英語の発音と読み方で懇切丁寧に教えられたことを思い出し、魚の名前が何にも入ってきませんでした。

ある程度お酒が進み、カウンターには3号のみ。

少し話してくれるようになった大将に、可愛がってくれた新宿区中井に在った〝マルタ〟の大将の面影を見た時、思い切って、切り出してみました。


「何か、大将のお勧めのもの下さい」


3号は、料理人に良い様にされるのが好きなんですな・・

そしたら、大将、誠実で正直なのでしょう、


「好みが判らないし、体調だって判らないのに出せない」


というような、つれない返事・・・

ただ、人に対する好みはど変態の部類に入るのか、ますます天国へ行ってしまった〝マルタ〟の大将を、この大将に見てしまい、凄く気持ちの良い酒になっていったところで、なにやら、珍しいものを食べさせてくれるとの事。

出てきたのが、




鮎の稚魚を干したものを炙ったもの


この季節だけのものらしく、それを初めての客に出すのも珍しいと、お嬢さん。

で、このお味。

何の裏切りも無く、歯ごたえに加え、風味は勿論、腸から零れる若干の苦味がミルキーとでも言うんでしょうか、何通りかの味を一匹で楽しませてくれる、見た目は小さいんですが、決して裏切らない頼もしい奴なんです。





そして、もう一品。


鳥刺し の盛り合わせ。


うん・・・良い感じ・・・


こうなると、次の京都入りを目指したいものです。


で、味的に最良の季節を訊いてみたところ、やはり、秋・・・?   と、聞いた様な・・・


これじゃぁ、どうしようもありません。


というわけで、この日は、これ以上回れずに、ホテルに戻り、大人しく就寝・・・・zzz







そして、翌日。


この日は、AM8:00にホテルを出て、前日のバスツアーで隣になった堺市在住の男性から聞いた三十三間堂へ、歩いて行きました。

途中、駅へ寄り、不要なものをコインロッカーへ預ける事も忘れません。

最近購入した、ほぼスマホを徒歩で使い、


徒歩スマホ・・・


などと、ギャグにもならない寒いギャグで心を冷やし、夏の京都を乗り切ろうと企みましたが、どうも、暑さのほうが勝っています。









が、そうこうしているうちに到着です。

そして、中に入って・・・・ 


圧巻!


慶派の千手観音が五百数十体、安置されているんですが、真ん中に鎮座されいる千手観音の迫力で、うっかり座り込みそうになりました。


ここで、お守りを買い、撮影が出来る建物周囲を徘徊です。


 

 


全然、面白くも無い写真ばかり・・・

これは、久し振りに1眼を出してきたんですが、背面の液晶が大きくなったとはいえ、老眼の3号には見えません。

なので、出来の良いコンデジが一番使い勝手が良いと思う、この頃なのであります、です。





一体一体写真が撮れたら、かなり見応えが有る仏像のポートレートになるのですが、絵心が挫かれた上に、この暑さじゃ・・


で、この後、五条坂を上り、三寧坂を下り、霊山の裏側のきつい坂道を登り、また、坂を下りて行くという、酷暑の中で全く無駄なルートを辿り、到着した先が、


幕末維新ミュージアム 霊山歴史館


ここでは、龍馬を斬殺した刀が展示されていましたが、予め予定しておいたこの日の立ち回り先は、ここでお終い。

ゆっくり涼みながら、更にゆっくり回り、龍馬の墓の前の売店前のテントの日陰で休む事1時間。

前日のトロッコ嵯峨駅で購入した、京都イラストマップと睨めっこです。

ただ、貴船の川床には行きたいのですが、行ったら持ち金が全て無くなるのが判っていますし、何より予約をしていません。

なので、ここは遅めの昼飯を兼ね、数年前に寄った、錦市場の牡蠣の大安を目指す事にしました。

 

こぉ暑いと、涼しげな光景ばかり目に入ります。



猛暑の中、迷いながらも辿り着き、涼しい店の奥へ拡張したスペースのカウンターに座り、生ビールを注文。


極楽とは、この事を言うんです。


で、先に席に着いた女性二人組みより先に、生牡蠣と焼き牡蠣を注文。

 

焼き牡蠣が来る前に、大好きなホタルイカの沖漬けも追加。



水を得た魚とは、この時の3号を言うんです。

2杯目のビールを注文した所で、焼き牡蠣が登場・・



ウン(^o^ ) ウン( ^o^)  良い調子~

更に、外の暑さを思い出し、ならばコレだとばかりに 冷やしフルーツトマト

最後の一個という事で、なかなかの幸運。

大黒様のご利益って、ところでしょうか?

で、3杯目の生ビールを飲み干し、4杯目を注文した所で、一緒に、焼き枝豆も注文。


うん・・・やっと、真面目な呑兵衛ブログになってまいりました。


で、焼き枝豆が登場。



初、焼き枝豆です。

焼かれてこびり付いた塩が、汗をかいた身体には、一際甘く美味しく感じます。


で、昼真っから酔っ払い、市内の銭湯へ出陣です。

京都へ来ても、3号の使命を忘れるわけが有りません。

なので、タクシーで向かった先は、〝天然温泉 天翔の湯



露天風呂も在り、しょっぱい湯です。

汗を流し、又、外に出て汗をかく・・・・

無駄なようですが、それも、これも、我が使命の為・・・

そう、馴染みの無い街の銭湯に浸かり、美味しく酒を呑むこと・・・

いや 日夜、銭湯と飲み屋の平和を守る為に必要なパトロールなのだ!


で、この後、京都タワーに登り、色んな場所に行ったつもりになり、前回寄った中華屋さんで、餃子と辛口坦々麺でビール。


新幹線のホームから下りて来る、みんなの党代表を見送り、ぷらっとこだまグリーン席にて、京都を後にしました。


帰ってきて2号が3号を見た印象は・・・


「大きくなったんじゃない?」


体重計に乗ってみると、2.5kg 増えていました。


終わり・・・





















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2 コメント

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Unknown (angiras6)
2013-07-11 19:18:25
いつにない長編楽しませて頂きました。

一番印象に残ったキーワードが 「徒歩スマホ・・・」
Unknown (3号)
2013-07-12 09:13:12
ギャグにもならない寒いギャグで、涼しくなって頂けたでしょうか?

この記事作るのに掛かった時間は、2日半。

それでも、京都で身に付いた2.5Kgは落ちず・・・

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