賢く・明るく・強く・別室

ボストン郊外の町から始まる二度目の海外生活

フェンウェイ100年おめでとう!

2012-08-20 20:53:16 | ボストン
復活してきてすみません。
何度か書こうと思ったのですが、ログインIDを忘れwここまでたどりつけませんでした。

さて、帰国後一年ちょい、元気にやっています。
しかし、帰国後、特に今年度になってから、何度か新聞を見てつぶやくことがあります。
「また負けたのか-!」

そう、レッドソックスの調子があまり良くないのです。
松坂は投げても役に立たないし、「松坂T」を上げた、野球大好きな娘の友達には一体どう言い訳すればいいのかとry

そうこうしているうちに、イチローがヤンキースに!!
現地の人たち的にはどうかと思いますが、日本人(観光客)的にはちょっと打撃大きいです。せっかくボストンとの直行便ができたのに…

そして今日も、「イチローが打って」ヤンキースに負けてしまいました_| ̄|○

ところで、私は日本の新聞を読んでいるだけだったので知らなかったのですが、
フェンウェイって100周年なんですね!

http://www.llbean.co.jp/shop/news/fenwaytote.aspx

こんなのを売っていたのを今朝発見した為体。
アメリカじゃ3分で売り切れたかぁ…当たり前だよな~


というわけで、「もしかして帽子とかも売っているか?」
と検索してみたら、
めっちゃ祝ってたわw

さて早速ながら欲しいなあなんて思ってます。

とはいえ
お友達に「ヤンキースのイチローTあるよ」と教えてあげようかなあ…w
魂売ってるしwww

ともあれ、フェンウェイ100周年おめでとう!

さようなら、ボストン!さようなら、アメリカ!

2011-06-15 18:54:33 | 帰国準備
今日は今の家を紹介してくれた、おばあさんのところに挨拶に行った。
おばあさんは一人暮らしなので、話が大好き!
もう(ほぼ一方的に)つきることのない話で、お別れするのが辛かった。


いよいよアメリカを去るのも近くなってきた。
ここには敢えていつ帰国というのは書かないけれども、本当にいい一年を過ごすことができた。
娘も幸せだったし、夫も幸せだった。私も幸せだった。

楽しかった。ありがとう!ボストン!ありがとう!地元の人たち!
またいつか、必ず会いましょう!!







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お知らせ:

まだ帰国したわけではありませんが、これでこのブログはおしまいにしたいと思います。
読んでくださったみなさん、長い間ありがとうございました。




帰国後は、以前からやっているブログ賢く・明るく・強くでお会いしましょう!

一番悲しい日

2011-06-15 18:48:50 | 帰国準備
(この記事は写真がありません)
今日は娘の最後の登校日だった。

まずは元々の行事である、老人ホームへの訪問。
娘のクラスの担任は歌が好きで、いつも生徒にいろんな歌を歌わせている。
ここでもいろんな曲を披露して老人に大喝采を浴びていた。

帰り際、迎えに行ったら、娘はクラスメイト全員のサイン入りTシャツを着て、みんなと抱き合って泣いていた。
本当に本当に娘は楽しく過ごしたのだと思う。
特に親友として仲良くしていたNちゃんは、こちらが胸が痛むほど泣いていたので「また会おうね!」と言っておいた。


みんなに好かれて、楽しく学校生活を送れて、娘は幸せだったと思う。
日本に帰ったら、いろんなことがこっちと違っていて、無邪気に楽しく過ごすわけにはいかないかもしれないけれど、このクラスのみんなが娘を思ってくれていると思って、また頑張って欲しい。

(娘は写真入りThank Youカードをみんなに送り、そこに住所と電話番号、メールアドレスとスカイプID、日本との時差を書いておいた)
逆に日本に帰ったら、メール殺到で娘嬉しい悲鳴!なんてことになったらいいな、と思う。



Echo Bridgeでお買い物

2011-06-15 17:56:07 | 帰国準備
カテゴリ微妙(笑)

昨日、ふと思い立って、いつもその前を通りながら行ったことのない、近くの
Echo Bridgeに行ってみることにしました。



こんな感じ。
とてもショッピングモールには見えない佇まいなんですが、「アンティーク」と書いてあったので一応冷やかしてみることにしました。

…なんと、中はアンティークショップがぎっしり!!
こんな楽しいところがあったのね~~~と夫ともう夢中。

一軒目には夫の出身大学の1930年のお皿が。
裏を見ればウエッジウッドのロゴ。こんなお皿出してたのね~。35ドル。

そして数軒目には、1910年代の皿セット。
よく見なかったけど、ブルーが素敵!しかも1910年て私の祖母が生まれた年です、もう100年以上前!
250ドル。


で、あ~面白かったねまた行きたいね。と帰ってきました。


が。やはり二人とも皿が忘れられず…
本日現金を下ろして買ってきましたよ!やっぱり!

夫の皿はロジャービルディングという、メインの建物が絵柄になっているもの(まだ後ろのドームがありません)。
そして私のお皿は7枚セットで、なぜか150ドルに値下げしてくれました。



これです。ブルーがきれいに写っていませんが、実際はもうちょっとこっくりとしたブルーです(紺に近い)
一応値札(シールなので怖くて剥がせない!)には「1910年頃のチェコの食器」と書いてあるのですが、実際には後ろの刻印には「チェコスロバキア」と書いてあり、チェコスロバキアは1918年にできたので、それ以降のもののようです。
お皿に番号が振ってあり、全部でお花が三種類、三枚-三枚-一枚という組み合わせでした。
Wの刻印になっていて、チェコの他にあった刻印が
JONES McDUFFEE & STRATTON CORP. BOSTON(←ここ重要)
とあって、この会社は19世紀からある会社で、最初はタイルを外注して(アメリカでは製造せず、イギリスや他の陶磁器の名産地に注文していたそうです)大きくなり、のちには、カレッジのお皿をウエッジウッドとコラボして作るようになったとあります。
ハーバードのお皿がWebに載っていたので、夫のお皿も同じ会社のコラボ商品かもしれません。

私のほうのお皿は、たとえば
これの色違いとも考えられ(マークの刻印の色が違いますが、数字の刻印も同じようにあります)、そう考えると私の皿のほうが金も多いし(関係あるのか?)、お買い得だったかな?と思います。
(問題は輸送時の破損…同じ物はもう買えないしぃ~、どうしてくれるー)
お店の人には「食器洗い機には入れないでね~」って言われましたが、電子レンジにも入れられないのに、食洗機なんて論外!金が剥がれちゃう!!


で、ほくほく帰ろうと思ったその時。
夫がその店のキャビネットにある何かを見つけてしまいました。
懐中時計です。

夫は無類のミニカーファンでもあり戦車プラモオタでもあり車好きでもありますが(多すぎだよw)、時計マニアでもあるのです。
私が結納返しの代わりに送った「Eberhard」にはじまり、ロンジンの懐中時計から、いろいろ持っています。で後生大事に磨いているのです。
そんな彼が、シルバーの懐中時計を見逃すはずはない!

結局買われてしまいました。
店の人曰く、1900年代前半(つまり日本で言う「戦前」?)のイギリス製ということで、鍵でゼンマイを回す方式です。
中も見ることができて、とても美しいものです。
箱つき。



これも150ドル。


で、どうするんだこれをおまえら、という感じで、でも本人たちはほくほくして帰ってきました。
問題は自宅に(特に皿)置くスペースがないかもしれないってところですね。
それと、たとえば鑑定に出したら「10円」とか言われて「普段にお使いください」とか言われちゃうとかね。


お店の人に、ここは毎日通るけれどこんなに中が広くていろいろ売っているとは知らなかった、と言ったら、「ここは歴史的な地域なので、商業的なものは出店できないし、これも昔の建物を生かしている」というお話でした。
なるほど~と思って家で調べたら、Wikiさんに載っているしEcho Bridge!!

本当に良い場所に住んでいたんだなあと改めて思いました。

Boston Duck Tour

2011-06-13 20:39:10 | 旅行
ボストンでは~とか語っておきながら、実は郊外に住んでいるためボストンのことはよく知らない私が、ついに参加しましたダックツアー!

これは、第二次大戦中に水陸両用車として使われた車を改造して、ボストン市内とチャールズ川の中を観光する、というものです。

内部はこんな感じ。


外観はこんな感じ。


天井にこんなことが書いてあります。

パールハーバーの生き残りとか

フィリピンで戦ったとか。

…たぶんこれらは再現だと思うんですよね。戦争するのにマジック持って行ってたとも思えないし…でもアメリカ人ならするかなあw


運転手のおじさん(黒いスーツに黒い帽子、黒いサングラス!)がノリノリで登場。この人がすごいテンションでガイドをしながら案内してくれます。

ちなみに乗客は運転手の合図で「グアッグアッ」とあひるの鳴き真似をしなければなりません。参加してこそのエンタテイメント。それがアメリカです(汗)。

州の政府とか、ビーコンヒルとか、ニューベリーストリートとか、フェンウエイとか、いろいろ撮ったんですが、どこがどこだか分からなくなったので、まとめてご紹介。

Boston Duck Tour



途中でチャールズ川に入ります。
入ると運転が楽になるので、子供に運転を体験させてくれます。

運転手の「やりたい人~!」になぜか手を上げるうちの娘。
…運転しちゃいました(実際には席に座っただけだけど)



川から夫の学舎が見えます。



子供向けかと思いきや、結構楽しかったです。



Concord紀行

2011-06-13 20:26:49 | 日記
一泊の予定で、Concordに行ってきました。
Concordは、Concord・Lexingtonの戦いという独立戦争の最初の戦いの場所として有名ですが、他に「若草物語」を書いたオルコットの住んでいた家があるところとしても有名です。


プリマスに行ったときとうって変わってとても寒い日。
娘の友達のバースデーパーティが終わってから出発したので、着いたのは夜でした。

1716年だっけからあるという建物を使った「コロニアル・イン」というホテルに泊まりました。

中はこんな感じ。




木組みがドイツの民家を思わせてなんとなく懐かしいです。
ちなみに、いろんなところが傾いていて、床はぎしぎし言ってました。
地震がない所だからこんなのでも建ってられるようなものです。

夕食も朝食もとてもおいしゅうございました。


翌日は、ものすごく少ない市街地(Concordはすごいお屋敷町なのですが、商店街はほとんどありません。みんなスーパーはどこにいくんですか?という感じ)に言ってみると、ああ今日は日曜日…どこも午後にならないと開きません。

しかたないので、「オルコットの家」に行こうかと思ったら、ここも日曜日は午後1時開館…そうですみなさん教会に行ってらっしゃるんです。忘れてました。

仕方がないので、イギリス軍とここの農民が戦ったという「オールド・ノースブリッジ」へ。


天気悪いです。



お土産も見ることができず、帰ってきました(汗)

参考:コンコード

Red Soxの勝利

2011-06-10 18:02:18 | ボストン
昨日、6月9日はヤンキースタジアムにて、NYヤンキース対ボストン・レッドソックスの試合が行われ、めでたくレッドソックスが勝利しました\(^o^)/



というニュースを朝からやってました。


ボストンレッドソックスは、アメリカに数多ある大リーグのチームの中でも、特に地元に愛されていることで有名なのです。
ましてや「バンビーノの呪い」などがあり、ヤンキースへの憎悪も一入。



したがって、このニュースは日本プロ野球全盛時の
「東京ドームで巨人阪神戦が行われたが阪神が勝った」

というようなものでしょうか?

ボストニアンとしては嬉しい限りです。

「トミー・ジョン」手術を控える松坂選手も頑張って復帰して欲しいものです。
追記:と書いたときには手術はもう終わってましたorz松坂選手、リハビリ頑張って下さい。

プリマス紀行

2011-06-10 17:34:45 | 旅行
平日だが、一泊でプリマスへ行ってきました。

プリマスというのは、イギリスの清教徒が「メイフラワー号」に乗って、最初にアメリカ大陸に降り立った場所です。
いわばアメリカのふるさと。

最初の日は夕方だったので、とりあえずご飯。

ロブスターを食べましたが、安い!
えっと、この辺のチェーンレストラン「リーガルシーフード」で、25ドルくらいするロブスターが、二匹入り(二匹入りって言うのもすごいがw)で22ドル!
半額ですわ、奥様!!
しかも新しいからおいしい!
…ただ、食券方式だったので、
「あれ、エプロンは?」(ロブスターを食べるときはエプロンをします)
「殻を割る道具は?」(購入でしたorz)
「割れ目が入ってないんだけど」(自分で割れw)
と、結構苦労をしました。


次の日は朝から活躍です。
とりあえずホテルの真ん前がメイフラワー二世号。(1956年に再建されたもの。同様に海を渡ってアメリカに来ました)



中を見ることもできます。
とても小さな船で、これに100人以上乗ってきたのかい!っていう感じでした。
メイフラワー二世号


しかも次の年まで生き残っていたのが半分以下。
厳しい状況だったのですね。



ここが、ピルグリム(清教徒)たちが最初に上陸した岩「プリマス・ロック」がある場所です。

立派そうに見えますが、実際には


これがおいてあるだけwたしかに「1620」って彫ってあるけどさ…



次に「ピルグリムホール博物館」というところに向かいました。
(ここは写真禁止だったので、写真がありません)
メイフラワー号でやってきた人たちがいかに苦労して入植したかという歴史が勉強できる場所です。
はっきり言って私のプリマスに関する知識は、娘が昔読んでいた「マジック・ツリー・ハウス」シリーズだけなので、いろいろ勉強になりました(汗)
アメリカの小学生ならみんな知っているような基礎的なことなんでしょうけどね。

しかし、メイフラワー号って、「最初にアメリカに上陸した船」じゃなかったんですね!アメリカ史的には、ここがはじまりじゃなかったっけか?



最後に向かったのは、「プリマス・プランテーション」という場所。
ピルグリムたちが最初に入植した場所で、ネイティブアメリカンたちに手伝ってもらい、農業や建築や牧畜などを行った、という風景が、当時そのままの状態で残っている…ことになっています。
スタッフのみなさんも、当時の衣装で作業をしています。
質問をするとなんでも答えてくれます。

プリマス・プランテーション


私の勝手な予想では、ネイティブアメリカンが住んでいるんだし(なんとなく衣装が「暖かそうな場所」ってイメージがあるため)南部に最初に入植したんだと思っていました。
プリマスでは、冬を越すのが本当に大変だっただろうと思います。
そりゃ「感謝祭」の一つもしたくなるわ…


でもって、お土産は、これです。

"Felix the Mayflower II Kitten" メイフラワー二世号に乗って一緒にアメリカにやってきた子猫のフェリックスくん。中途半端に顔が悪いところもまた可愛い。ライフジャケットを着ています。


参考:プリマス植民地…な、長い…!

別れの日々

2011-06-10 17:28:46 | 医療
月曜日は、最後の精神科外来だった。
丁寧な紹介状を書いてもらっておしまいになった。

思えばこちらに来る前、実はあまりに病状が悪くて、日本の主治医は微妙に(はっきりとは言わないが)渡米を反対していた。
押し切ったのは、せっかくのチャンスだという思いと、娘に海外を経験させてやりたいという思いと、それから、前回ドイツに住んだ間に病状が回復し、その後薬を飲まなくて済むようになった(寛解)経験からであった。

最初の医師が「日本語で会話できたほうがいいから」というので紹介してくださったのが今の医師。二世の方である。
最初の診察で「一年あれば治りますよ」みたいな感じで自信たっぷりで、アメリカは違うなあと感心したものだ。

さっそく、抗うつ剤を変えてもらい、それから劇的に私はよくなった。
(もちろん、環境の変化が大きかったことも否定しない)
日本と環境が違うから(フォロー体制が万全のほうがいいから)という理由で、薬を減らすことはほとんどなかったものの、結果的には「見違えるほど」よくなった、と思う。

その医師との最後の診察だった。
医師は「本当に良くなりましたね」とおっしゃってくださって、私も心からお礼を言った。

こちらでの生活で私が直接関わった、数少ないアメリカ人との別れである。
本当に悲しいし、寂しいけれど、でも、こういう人たちに出会えたことをこれからは財産にしていこうと思った。




夫のクラスメートたちも、次々に帰国し、それぞれの仕事へ戻っていく。
学生時代は終わったのだ。

Whale Watching at Cape Cod

2011-06-06 18:02:18 | 旅行
日曜日に、Cape Codに行ってきました。
ケープコッドはMA州の先っぽのほうに出ている半島で、一大リゾート地です。

ちいさな町がたくさんあるので、本当なら泊まりがけでゆっくり行きたいところですが、なにぶん忙しいので、今回は(って次はないんだけど)日帰りでいきました。

とりあえず看板



最初に砂浜に行きました。
まだまだ海水浴の季節ではありませんが(っていうかここ、海水浴できるのか?)キャンピングカーが止まっていて、敷物を敷いてゆったり遊んでいる人が。



さて、ここからちょっと離れた港にいき、ホエールウォッチングの船に乗り込みます。
海風は寒いということだったので、私や娘はこの日のために?日本にまだ送らないで取っておいたダウンコートという重装備。
でも、これでちょうどいいくらい寒かった…!

30分くらい沖に出てからクジラを追います。
レーダーで探知しているので、結構すぐに見つかるみたいです。

Whale Watching



…大変申し訳ありません。写真の腕が悪くてなんだか遠くにちらっと見えるだけのようにしか写っていませんが、実際は近くで見られました。


この日はクジラ日和だったみたいで、天気もよく、波も静か、そしてクジラは見つかる見つかる!
生まれて初めて見るクジラは、やっぱり迫力がありました。
ちゃんと潮を吹いてくれるし!!

…しかし。最初は「すげーー!!」とか言っていたのですが、四頭、五頭と見つかっていくと「あーすごいね」とテンションが下がっていく…

人間というのは、とことん贅沢なものです。こんな珍しいものを見ているのに、やたら見つかると希少性がなくなるというか、要するに飽きるんですね(笑)


で、本当によく見えた日だったらしく、1:30の船でしたが戻ってきたのは5時。予想外に時間がかかりました。
いや~でも、元を取ったって感じ。この「元を取る」っていうのもいやしいですけどね。

ちなみに海はとてもきれいでした。