昨日4月2日(水)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・神奈川県内の市町村、膨らむ扶助費/高齢者医療費助成見直し』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県内の市町村で、社会保障費の1つである扶助費が
増え続け、2008年度の当初予算では全体で5,367億円
に上ることが神奈川新聞社の自治体アンケート調査で分かったそうです。
少子高齢化の影響が高齢者医療費助成制度の廃止にも
つながっているようで、これは扶助費が膨らめば膨らむほど、
高齢者への負担が増える、いわゆる弱者の切り捨てになってしまいますね・・・。
本当に困った問題ですが、これは神奈川県内だけの問題にもとどまらず、
全国的にも同じ傾向があるんでしょうね、きっと・・・。
市町村としてみれば、少しでも経費の削減をしたいわけで、
どこかでその調整をしなくてはいけないほど、あらためて財政が厳しい
状況にあるというのも露呈させてしまったのが今回の問題ですね・・・。
昨年2007年9月21日(金)には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_yonde.gif)
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅》
として取り上げたように、同じように弱者の切り捨てとして、
各方面から強い反発と厳しい批判が相次いでいた神奈川県の
小児と重度障害者、ひとり親の医療費助成制度の見直しに関してですが、
こちらも神奈川県では、2008年10月から小児の医療費助成を
小学校の就学前まで拡大して、一律徴収を予定していた
一部負担金を3歳までは徴収しないことを明らかにし、
重度障害者の医療費助成の所得制限については1年間
遅らせて、2009年10月から導入するということに落ち着きましたが、
こちらに関しても厳しい財政状況から起きた問題ですし、
各都道府県や市町村などは、今回の一連の問題も苦肉の策で行っている
部分が大きいですし、国が責任を持って、こういった問題が
起きないようにしっかりと取り組む必要があると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます