FONTIS アロマと猫日記

アロマセラピストが綴る猫ブログです。
先代猫まりん・ヤマちゃん、新入り猫ちょこっちと
日々の出来事をお届けします。

ヤマのこと。5月4日

2018-05-04 | ヤマちゃん

 

ヤマちゃんが亡くなった翌日。

 

動物病院の先生が、ヤマを空に送る前に

ヤマの身体をきれいにしてくださるとのこと。

ヤマちゃんを連れて病院へ向かいました。

 

ヤマちゃん、とてもきれいにしてもらいました。

毛はしっとりと美しく、気高い王子様のようでした。

本当にきれいでした。

爪も形よく切ってくださり、

肉球は外にいたと思えないほど柔らかでした。

 

そして・・・閉じた目は少し開けられていました。

「天国でも目が見えるように」とのことでした。

ちょっと複雑な気持ちでしたけど、目は開けたままにしました。

 

動物病院の先生には大変お世話になりました。

昨日は休診日だったにも関わらず

ヤマの治療をしてくださいました。

先生もこらえてらっしゃいましたが、

ヤマのために涙を流してくださいました。

 

病院を後にし、一度家に戻りました。

火葬場に行くまでの時間、

ずっとヤマちゃんの傍にいました。

そっと撫でながら、たくさん話しかけました。

 

目が開いているので、ほんとにまだ生きてるみたい。

でも動かない。

表現豊かな細く長い尻尾も、もう動くことはない。

かわいい声も聞けない。

傍にいるのに ヤマちゃんと私の居る世界が全く違うことを

痛感しました。

 

火葬場へ行く時間が近づき、

最後にもう一度、ヤマちゃんがいつもいた庭を

ヤマちゃんと一緒に眺めました。

暖かな よく晴れた日。

ヤマちゃん、気持ちの良い日だよ。

お出かけにもお昼寝にも最適だよ…

 

まりんも抱っこした状態でお別れをしてもらいました。

ヤマちゃんの診断結果がまだわかっていなかったので

ふたりを近づけることができませんでした。

まりんの尻尾がぼわっとなっていて。

まりんも何か思うところがあったと思います。

 

火葬場へ向かい、お別れの時間が刻一刻と近づいてきました。

ヤマちゃんの身体が無くなってしまうこと、

言いようのない寂しさがこみ上げてきました。

 

名残惜しい、あともう少しだけ一緒に…

でもこんな時も時間は待ってはくれません。

 

お経をあげていただいている間、ヤマちゃんと過ごした時間を思い出していました。

 

そして荼毘に。

 

 

お別れは全身が砕けそうな程つらいけれど、

ヤマちゃんと出会えて本当によかったと思います。

毎日のようにうちに来てくれて

信頼してくれるようになって

私たちはとても幸せでした。

 

 

 



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