中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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初雪の鎌倉:鶴岡八幡宮から鎌倉宮まで

2011年02月11日 23時15分30秒 | 鎌倉あれこれ

                                    <荏柄天神の古代青軸>

          初雪の鎌倉:鶴岡八幡宮から鎌倉宮まで
              (単独散策)
         2011年2月11日(金・建国記念日)

<散策地図>



■雪だぞ!
 昨日(2月10日)は,悪天候の合間を縫って塔ノ岳を往復した. その間,低気圧が本州南岸沿いに関東地方に接近してきた.そして,鎌倉地方も朝から雪がちらつき始めた.初雪である.あるいは既にチラリぐらいは,これまで雪が舞っていたかも知れないが,今日が実感のある初雪である. 朝から寒い.どうせ塔ノ岳へ行かないのならば,こんな寒い日は,終日家に籠もって,暖房を入れてうたた寝でもしていようかと思っていた.ところが,時間が経つにつれて,雪はだんだんと本降りになってくる.そして,わが家のある寺分の住宅地も,段々と雪化粧が濃くなってくる. こうなると,最早,家の中でジッとしていられない.雪の中の社寺を親しむ千載一遇のチャンス到来である.早速,オンボロデジカメを引っさげて,近くのバス停からバスに乗って鎌倉駅に出る.


■鶴岡八幡宮
 こんな悪天候で寒い日には,殆ど観光客はいないだろうと予想していたが,鎌倉駅や小町通り周辺は,沢山の観光客で賑わっている.これには驚いた.観光客の皆さんは,寒いのなんか平気なのだろうか.
 かく言う私は,登山用のマイクロフリースの上に厳冬期用のヤッケを着込んでいる.こんな厚着で山歩きをしていたら熱くて仕方がないはずなのに,街中では寒くて,寒くて・・・
 それにしても沢山の皆さんが小町通りを散策している.お互いの傘が邪魔になって,なかなか前に進めない.仕方なく裏道を通って若宮大路に出る.冷たい雪が降りしきる中を鶴岡八幡宮へ向かう.こんな雨の中,随分と沢山の観光客が参拝している.
 参道の傍らにある近代美術館の看板が目に止まる.生誕100年彫刻家辻晋堂展が開催されている.ついフラフラと入りたくなるが,「今日のテーマは雪と梅だぞ」と自分に言い聞かせる.


■神前結婚式
 舞殿の前に到着する.人集りができている.丁度,自然結婚式がとり行われている.降りしきる雪の中,笙の音が聞こえてくる.観客のカップルが, 「こういう所で式を挙げたら,ずっと記憶に残るでしょうね・・」と呟いているのが聞こえてくる.


■懐かしい調べ
 休憩所の裏手に廻る.すると,どこからともなく懐かしい歌が聞こえてくる.どうやら休憩所の2階に沢山の人が集まって歌っているようである.
 「・・雲に聳える高千穂の・・・」
 子どもの頃,何回も何回も歌ったことのある厳粛な歌である.私は60年ほど昔にタイムスリップしたような気分になる.この歌を聴きながら,茫々とした昔のことを懐かしく思い出す.遙か昔,嫌な思い出はもう消えている.
 走馬燈・・・こんな死語が,不意に頭の中を過(よ)ぎる.

<源平池の梅>

■雪の白旗神社
 白旗神社を詣でる.雪の中の社殿には一層の趣がある.ちょっと裏手に廻っただけで観光客の数は激減する. 源氏池の湖畔近くの梅が見頃を迎えている.すかさず数枚の写真を撮る.


■頼朝墓
 さて,ここから何処を廻ろうかと迷う.歓喜天下の梅林を見てから北鎌倉を経由して大船まで出ようか,それとも,久々にコテコテの観光コースではあるが,頼朝墓から荏柄天神を通って瑞泉寺辺りまで言ってみようかと迷う・・・が,結局,ここまで来たのだからとにかく頼朝墓を詣でようと思う.
 横浜国大附属中小学校まえから清泉小学校裏を通って,左折.白旗神社前から石段を登って頼朝墓を詣でる.観光客は一人も居ない.
 序でながら,ここは頼朝の法華堂跡である.静まり返った誰も居ないところにいると,降りしきる雪の音が聞こえてくるような気がする.ただ,気温が高いためか雪は降ってもすぐに溶けてしまう.それにしても,体感温度は,平素登っている塔ノ岳よりも低いような気がする.ジッとしていると寒さが身に染みる.

<頼朝の墓:手前の雪に焦点が合っちゃった>

■大江広元の墓
 折角ここまで来たのだから,序でに,脇の山道を通って,大倉山ヤグラ群を見ようと思う.急坂は濡れていて滑りやすいが,気をつけて登ればどうということもなさそうである.
 ここを訪れるのは,ほぼ,3ヶ月ぶりである.ここで何時も墓を見守っている先生も,今日のような悪天候の日には,さすがに来て居られない.
 辺りは静まり返っている.ここには大江広元他の墓が並んでいる.このブログでも何回も取り上げてきたので,今回はこの程度の記述にしておこう.
 墓前から急な石段の下を見下ろすと,紅葉と雪を被った木の枝が一緒に見えている,珍しい風景が展開する.


■三浦ヤグラ
 大江広元の墓から三浦ヤグラのある広場に降りる.広場の枯れ草にうっすらと雪が残っている.
 辺りは不気味なほどに静まり返っている.少し遠くから三浦ヤグラに手を合わせる.その後,山沿いの閑静な路地を辿って,東御門の住宅地へ下る.

   


<閑静な裏道を辿る>

■荏柄天神
 荏柄天神を詣でる.折から受験シーズンのためか,かなり多くの観光客が訪れている.石段を登る.右手にある神木の大イチョウは,鶴岡八幡宮にあった大イチョウに次いで,鎌倉2番目の大イチョウと言われていたので,今では鎌倉で一番大きいことになる.
 参拝者が疎らになるのを見計らって,本殿の写真を撮る.ここは鎌倉梅の名所の一つである.さすがに境内の梅は美しい.本殿に向かって左手にある梅が,有名な「古代青軸」.花の中心が少し青みがかっているのが特徴だと言われている.







■鎌倉宮
 荏柄天神から鎌倉宮へ廻る.狭いバス通りをトボトボと北上する.雪のためか,境内に人影がない.鳥居に向かって左側に咲いている紅梅の写真を撮る.
 折角ここまで来たのだから,瑞泉寺まで足を延ばそうと思って,偶然,時計を見る.
 「・・しまった! もう,16時をまわっている!」
 そういえば,鎌倉駅を歩き始めたのが,14時50分頃.遅かった!
 慌てて家に帰ろうと思う.しかたなく,バス停大塔宮でバスを待つ.バス待ちは地元の方お一人だけ.たかが数分の待ち時間だが,寒くてたまらない.その内に雨合羽とリュック姿のグループ数名がバス停に到着する.途端に騒がしくなる.


バスとJRで帰宅
 程なくバスが到着.鎌倉駅から大船駅に廻って帰宅.
 お終いの方がちょっと慌ただしかったなと反省.
 宝戒寺,安国論寺などの紅梅も見ておかなければと思いながら,今日のプチハイキングを終わる.

<ラップタイム>

14:55  鎌倉駅西口歩き出し
15:13  鶴岡八幡宮(15:13まで参拝)
15:22  源頼朝墓
15:27  大倉山ヤグラ群(大江広元墓)(15:30まで見学)
15:37  荏柄天神(15:50まで参拝・見学)
15:54  鎌倉宮(16:05鎌倉宮発:鎌倉駅行バス)
16:11  鎌倉駅着


[散策記録]

■水平歩行距離   2.7km

■累積登攀高度   67m

■累積下降高度   56m

■所要時間(休憩時間込み)
  鎌倉駅 発    14:55
  鎌倉宮 着    15:54
 (所要時間)    59分(0.98h)
 歩行速度  2.7km/0.98h=2.76km/h
                              (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/50388c826086ad46493fb6c19cf6abba
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
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