中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

アイルランド紀行(15)キラーニー周遊(1)

2007年07月10日 21時47分22秒 | アイルランド;ダブリン・キラーニー
               ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
                   アイルランド紀行(15)
                      キラーニー周遊(1)
               ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

          ←このテーマの記事ご覧になる場合は,
                     左の『CATEGORY』欄から
                   『アイランド紀行』をクリックして下さい。

第7日目:2002年6月20日(木)

<マクルームへ>

■朝,リー側の畔を散策

 例によって,夜中の1時に目が覚めてしまう。昨日購入した電源プラグを使って,寝る前に充電器をコンセントに射し込んであった。うまく充電できているか調べる。所が一向に充電している様子がない。何処か毀れているのかなと訝りながら,回路を調べる。すると,コンセント自体にスイッチが付いていることに気が付く。日本ではついぞこのようなソケットを見たことがなかったので,スイッチがオフになっているのに気づかなかった。序でながらご当地のコンセントの図体は,とても大きい。そして,このコンセントの中にヒューズが入っている。コンセントはゴロゴロとしていて扱いにくいような気もするが,反面なかなか便利なような気もする。
 30分ほどゴソゴソしていると,また眠くなる。再びウトウトを繰り返して,5時30分に起床する。そして,昨日の日記を記録したり,殴り書きのスケッチに手を入れたりしている内に,瞬く間に時間が過ぎる。
 8時少し前にキャッスルホワイトを出て,コーク大学キャンパス内にある学食へ向かう。朝食はバイキング方式である。私はバナナ,オレンジジュース,コーヒー,オートミール,リンゴ,パン1切れだけで至って簡素。実は肉類は余り食べたくない。
 朝食後,キャッスルホワイトの裏手を流れる川の畔を散策する。豊富な水が滔々と流れている。素晴らしい環境である。こんな所で勉強できる学生は幸せだなと思う。

         <キャッスルホワイト近くのリー川湖畔>

■キャッスルホワイトを出発
 私はInSITEでのプレゼンテーションを昨日の内に終えてしまった。もうInSITEでの役割は終わった。レセプションは出ても仕方がないとなると,今日は折角訪れたアイルランド観光に費やすことにしたい。多分,もう一生の間に,再びアイルランドを訪れることはないだろう。
 Nさんと,Hさんがレンタカー屋から借りてきた2台の車に分乗して,8時30分にホワイトキャッスルを出発する。1台目にはHさん,Y先生,それにflower-hill。2台目にはN夫妻と,昨日会場で知り合いになった日本人のY先生が乗車する。Y先生は某大学の教授で,やはり昨日発表を終えている。私達の行動計画を聞いて,急遽同行することになった。
 私達は国道N22に沿って,車を西へ走らせる。私は助手席に乗って,ナビゲーション係を担当する。観光案内所で貰った不正確な地図しかないので,うまくナビゲーションができるかどうか不安である。
 9時50分にキャッスルホワイトを出発する。国道N22はアイルランドの幹線道路である。しかし,交通量は案外少ない。道路は途中から簡単な2車線になる。歩道も付いていない。灌木が生え茂る平野を西へ西へと進む。殆ど起伏はない。やがて,道路が右手に大きくカーブして,なだらかな下り坂を進む。

              <コークとキラーニーの位置>  

■マクルーム市内観光
 10時30分頃,マクルーム(Macroom)市内に入る。国道N22の両側に商店街が連なっている小さな街である。市内入口にある駐車場に車を停めて,暫くの間,市内観光に出掛ける。国道に沿って中心街の方へ歩く。街の中央にあるスーパーに入ってみる。ざっと店内を見て回る。そして,店内のコーヒー店に入って,コーヒーを飲みながら一休みする。
 スーパーを出た私達は,街中の散策を続ける。すると,スーパーの反対側にある広場に到着する。広場では青空野菜市場になっている。トマト,菜っぱ,キュウリなどが並べられている。広場の片隅で,青空魚屋が開店している。ステンレス製の台の上に鱈(だと思う)だけを並べている。どうやら量り売りをしているようである。
     
            <マクルームの青空市場>

 広場の入口には古城の門が建っている。城門はアーチ状,その両側に塔が建っている。門の側には古い大砲が2門据え付けられている。

                      <マクルームの古城門>

 広場を一回りしてみる。城門と反対側の建物に絶えず人が出入りしている。何かあるのかなと思って,建物に入ってみる。するとそこはトイレだった。大きな建物の1階の一角が公衆トイレになっている。なかなか清潔なトイレである。
      
                    <マクルーム広場の公衆トイレ>

                                                  (つづく)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。