中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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アイルランド旅行(19)コークから帰国

2007年07月14日 11時06分38秒 | アイルランド;ダブリン・キラーニー
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                     アイルランド紀行(19)
                       コークから帰国
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第9日目:2002年6月22日(土)

<オランダのスキポール空港へ>

■キャッスルホワイトを出発

 早朝,4時20分に起床する。直ぐに荷物の最終チェックをして,昨日の日記を整理する。5時少し前に,2階にある自分の部屋を出て,階段を降りる。荷物を引きずって鉄製の階段を降りる度に,「ガタン,ガタン」と大きな音が辺りに響き渡る。
 5時15分に,一同,レンタカーに分乗して,出発。5時28分に,コーク国際空港に到着する。レンタカーの鍵は所定のボックスに入れて手続きを完了する。ここで,各自別々の経路で帰国する。私はオランダのスキポール空港でトランシットして成田に向かう。N夫妻,Hさん,F先生は,ロンドンなど,それぞれ私とは違う経由地を通って,バラバラに帰国する。
 私は,5時43分に搭乗手続を完了する。登場時間まで,まだ時間があるので,2階のロビーで,一行と一緒に時間を過ごす。Hさんからお茶を振る舞って頂く。

■一行と別れてオランダへ
 6時17分に,私は皆さんにお別れして,セキュリティチェックを受ける。免税店で,余ったユーロで2.9EUの紅茶を購入する。
 6時31分に,コーク発6時45分KL3170便アムステルダム行に搭乗する。EU域内の旅行なので出国審査はない。空港ビルの外を50メートルばかり歩いて飛行機に乗り込む。私の席は10F,窓際,羽根の上である。

           <早朝のコーク国際空港>

 KL3170便は6時47分に出発,6時52分に離陸する。オランダまでは全くの一人旅である。どうやら機内には日本人は一人も居ないようである。それが返って「ホッ」とするような気分になる。隣に座った男性客と二言三言雑談をしてから,外の風景を眺める。相変わらず天気は余り良くない。下界には一面に雲が広がっている。
 7時15分に機内サービスが始まる。プラスチックのコップに入ったコーヒー,それにパンケーキだけの簡素なサービスである。それでも,コーヒーを飲むと,朝の爽やかな気分になってくる。
 アイルランドとオランダとの間には,1時間の時差がある。私は,自分の時計を1時間進ませて,オランダの標準時に合わせる(これ以降はオランダ標準時で表記する)。
 8時53分,飛行機は高度を下げ始める。そして,9時05分にアムステルダムのスキポール国際空港に無事着陸する。飛行機は広大な空港をユックリと移動して,9時12分に到着ロビーに横付けになる。9時15分,D31搭乗口に降り立つ。もの凄く広い空港の建物を移動して,9時28分に到着ロビー(Arrival Hall)に入る。ここで,私がアイルランドへ行っていた間,アムステルダムの息子の家で滞在していた家内をピックアップして,成田行の飛行機に乗り換える予定である。

<いよいよ成田へ>

■スキポール空港でトランシット
 家内がなかなか現れない。慌てても仕方がないので,到着ロビーの片隅にある喫茶店“Illy”に入って,2EUのコーヒーを飲みながら,時間を過ごす。このコーヒー,物価高のオランダにしては納得のいく価格だが,香ばしい香りが漂って,なかなかのものである。

          <スキポール国際空港Illyの美味しいコーヒー>
         ※左にあるノートの記録が,このブログの源資料になっている。

 10時25分,息子が現れる。息子に誘導されて,家内と息子一家が待っている場所へ移動する。
 10時40分,まずは14時40分発成田行KL859便の搭乗手続を済ませる。
 まだ,搭乗時間まで余裕がある。そこで空港3階にある食堂”HMSHOST”に入って,軽食を摂りながら,搭乗開始時間が来るのを待つ。家内が孫のN子を抱いて哺乳瓶を使って乳を飲ませている。私達にとって初めての内孫である。まだ何も分からない孫は手足をバタバタさせ,終始ご機嫌である。(注:この孫は2007年7月現在5才。つい先日,私と親子3代で金時山へ登った。)

             <アムステルダム国際空港>

■一路成田へ
 13時15分に食堂を出る。ここで,息子一家とお別れである。今度,何時会えるかと思うと,少々寂しい気分になる。(注:このときから2年後に海外駐在を終えた一家は,現在横浜で暮らしている。)
 13時30分,出国手続を済ませる。手続きは極簡単で,パスポートも中を全く見ないで素通りに近い。
 13時35分,セキュリティチェックを受ける。家内の手荷物が引っかかる。一向に思い当たるものがない家内は驚くが,結局,お土産に買った小さなペーパーナイフが引っかかったようである。現物を見た係員が「ニヤリ」として,ボデーランゲージでOKを出す。
 13時44分,E18搭乗口へ移動する。待合室に居る大半の人達が日本人である。1週間ぶりに沢山の日本人を見るので,何となく違和感を抱く。当たり前のことだが,周囲の人達が話している日本語が,そのまま苦労せずに理解できるのが不思議で,かつ,嬉しい。
 14時16分に,飛行機に搭乗する。私達の席は57Bと57C。当然のことながら,周りの乗客は殆ど日本人である。これまで乗ってきた飛行機や列車とは,ある種の異なった雰囲気が漂っている。同時にある種の安心感もあり,緊張がほぐれてくる。
 緊張がほぐれたためか,私はいつの間にか居眠りをしてしまう。ぐっすりと寝込んでいる間に,飛行機はスキポール空港を離陸して水平飛行に入っている。 これから長い,長い空の旅が始まるが,いちいち詳細を記述するのも億劫である。そこで成田へ到着するまでの出来事を時間順に列挙するに止めよう。
 15時30分,飲み物サービス 16時10分,夕食


第10日目 2002年6月23日(日)
(機中泊)


 ここから日本時間で表示。
 0時05分(オランダ時間で17時05分),免税品販売開始
 7時10分,朝食
 8時21分,成田空港到着
 8時37分,入国審査
 8時58分,バゲージクレイム

■無事帰宅
 こうして,10日間に渡るアイルランドの旅は終わった。成田空港に無事到着してホツとする。
 空港内のABC窓口で,携行品の宅配を依頼する。成田空港駅構内の近くにあるスターバックコーヒー店に入って,コーヒーを飲みながら一休みする。そして,留守を守るように依頼していた長女に無事帰国した旨,電話する。
 デイタイムグリーン券を利用して,成田空港10時00分発エアポート成田に乗車する。久々に綺麗な電車に乗って感激する。12時45分に無事帰宅。
 こうして,私のアイルランドの旅は終わった。
                                                            (つづく)


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