中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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有笠山・不納山登頂(3)

2007年11月16日 10時51分52秒 | 趣味三昧:登山事始め


             有笠山・不納山登頂(3)
            (山旅スクール挑戦コース)
         2007年11月6日(火)~7日(水)

第1日目:2007年11月6日(火)(つづき
) 曇

<カラオケ室で実習>

■ロープによるオートブロックの復習

 夕食後,ゆずりは山荘のカラオケ室を拝借して,19時30分から1時間ほど,ロープを使ったオートブロックの演習を行う。
 暫くの間,ロープワークから遠ざかっていると,簡単なことでも忘れてしまうので困ったものである。
 オートブロックには,大別して
  *クレームハイスト
  *プルーシック
  *マッシャー
の3種類がある。
 これらについて,もう一度復習をする。
 
       <クレームハイスト>                 <プルーシック>

 
       <マッシャー>                   <プルーシックの拡大>
          ※写真撮影のためにあり合わせのロープ(8mmφ)を使用している。

■セルフリレー用のカラビナの用意
 次いで,セルフリレーのやり方を復習する。
 まず,安全環なしカラビナを使った俗称「二丁拳銃」の作り方を復習する。
 [2本のロープを使用する方法]
 長さ1メートル直径8ミリメートルのロープをダブルフィッシャーマンで結んで,片方にグローブピッチでカラビナを付ける。他方をハーネス側の安全環付きカラビナに装着する。
 
      <1メートルロープ2本を使う>          <120センチロープまたはスリングを使う>
   ※安全環付きカラビナがゴチャゴチャ        ※不注意のため右側のカラビナが左右逆に写っている。
    してしまうのが難点。               大きい曲線の方に「二丁拳銃」を装着する。

 [1本の120センチロープまたはスリングを使用する方法]
 120センチロープを,簡易ハーネスの結び方で結び,胸側の2本の先にグローブピッチでカラビナを装着する。他方をハーネス側の安全環付きカラビナに装着する。
 2本のロープを使う方法に比較して,ハーネス側のカラビナがゴチャゴチャしないので,私には好感を持っている。


■支点の通過
 張ったロープの支点をどのように通過するかを復習する。
 2個のカラビナの開口部が,互いに反対になるようにロープに通す。支点に来たら,片方のカラビナを外して,支点の先のロープに装着する。次いで,次のロープを外して,支点の先のロープの装着する。その際に,カラビナの開口部が反対側になるようにする。
 こんな簡単なことでも,平素練習していないと,なかなか円滑には進められない。
 


       <支点を通過する>

<気持ち良く就寝>

 20時30分頃,カラオケ室での演習はお開きになる。スタッフから明日の朝弁を貰い,直ぐに自室へ戻る。1人部屋の気軽さから,これからどうしようかと迷うが,とりあえずは,まだ,時間が早いので,もう一度風呂に入ることにする。
 風呂場は,夕方入ったときの混雑は嘘のように,静かである。恐る恐る湯船を覗いてみると誰も入っていない。私は申し訳ないような気分のまま,悠々と風呂を楽しむ。
 風呂を上がり部屋へ戻る。
 夕食を食べている間に,布団が敷かれている。その布団に寝転んで,テレビのスイッチを入れる・・・ここまでは,覚えているが,その内に,テレビと部屋の電気を付けっぱなしのまま寝込んでしまう。
 こうして,第1日目は終わった。
                        (つづく)



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