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福耳農園

何処かにある、お気楽な畑と庭

薬草教室㊥タイムリーなところで

2009-05-26 23:59:48 | 耳学問
これはマオウという薬草で、風邪の初期症状に聞く生薬として使われるものです。

東洋医学的には、風邪は人の肩甲骨辺りのツボから入って来て、後頭部のツボを通り、鼻→喉→お腹へと進んで行くそうで、ここで言う「初期症状」とは第1・第2のツボ間に現れる悪寒や頭痛あたりまでを指すそうです。
鼻水が出始めるとこの薬では間に合わないのだとか。
我々が考える初期症状よりずっと早い。

症状が進む前だったら、世界中が新型インフルエンザで大騒ぎするような事態にならずに治ったのでしょうか…(-_-;)

病気に気づいたら早く対処する方が、大した事ないと我慢するより大事なのかもしれません。

薬草教室㊤郷土薬草?

2009-05-26 23:56:45 | 耳学問
市の健康センター主催の薬草教室に行ってきました。
ハーブやアロマテラピー的なところから入るのかと思って参加したのですが、かなり本格的に薬草について学ぶものでした^^;
(それでも薬草としては入門編なのでしょうが)
某大学の薬草園を見学しながら、先生に解説していただくのですが、単に薬効や利用法だけでなく、植物学的・歴史的なところまで踏み込んだ内容で奥が深く、とても勉強になりましたφ(..)

はキクバオウレンです。
日本海側に多く、この辺りのものは特にカガオウレンと呼ばれ、薬草として有名だったそうです。今は太平洋側に多いセリバオウレンが主流になってしまったそうで残念です。

地元の野菜が見直され、ブランド化されるようになりましたが、こうした郷土にゆかりのある薬草なども守り育てていきたいものです。