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My GoldFish

かくすれば、かくなるものと知りながら
やむにやまれぬ大和魂 

家庭を省みず、読書中。

2007-03-21 | BOOK
ガキの頃から、異常な凝り性で、

一度興味を示したが最後、徹底的。(寅さん風で)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇

新潮社

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という訳で、昔買ったけど、結局読んでなかった「沈まぬ太陽」を読んでます。

昨日、新幹線の中で、1巻を読んで、

「嗚呼、恩地ぃ!」

と、アクビのフリして涙を浮かべました。。

過去には、

札幌空港→札幌間の特急列車の中で、

「白い巨塔」の財前が胃癌に冒されて葛藤するシーンで、

涙をこぼさないよう天を仰いだことがあります。

で、現時点で、4巻目まで辿り着いた訳ですが、

日航機墜落事故を基にした、ほぼノンフィクションなだけに、

ホント、涙がこぼれます。

これからクライマックス。

こんな良い天気な休日ですが、

布団に入って、感情移入しまくりで、この物語に対峙します。

最高のストーリー・テラーの山崎豊子さん、

月並みですが、良い作品を有難うございます。

土竜の唄

2006-08-14 | BOOK
土竜の唄 1 (1)

小学館

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はまってます。
かなり面白いです。。

出会いは、広島駅内の尾道ラーメンの店。

一人でラーメンと向き合うのがとても寂しく、その店に置いてあったのがこいつ。

もう、大興奮!

面白れぇ~~~っ!

警察官が、暴力団に潜入捜査(モグラ)するストーリー。

ホント、面白くて良く出来てるわ。


ちなみに、私、あまり最近の漫画に興味が無いのですが、

こいつと「PLUTO」は、はまってます。
(「こち亀」は連載終了までお付き合い致します。)

ところで「20世紀少年」を先日、漫画喫茶で2時間半で、22巻読破致しました!
最初面白いけど、後半だれるね。
買わなくて良かった。


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息子にそっくりな父親Charさんで、

「闘牛士」!

http://www.youtube.com/watch?v=86O0YfTYdBs&search=

エル・ドラド

2006-05-12 | BOOK
エル・ドラド〈上〉

新潮社

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久々にフィクションもので興奮してしまってます!

「遺伝子組み換え」技術を持った米国;ガリバー企業の企みを暴いていく!ってのが、この本の主題ですが、

コイツを「薬品」に置き換えると、急に身近になっちまいます。


出張、外勤のお供に是非!

ダヴィンチ・コードの謎?

2006-03-29 | BOOK
ダ・ヴィンチ・コード (上)

角川書店

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奥さん、日本だけで500万部売れたんですって!この本!

あまりにも有名なので出張のお供にこないだ読んでみた。

感想。

全然、面白く無い!

といっても、途中までは、無我夢中で読みまくったのだが。

内容に触れるつもりは無いけど、よくあるミステリー小説のパターン。

ただし物語のバックグラウンドが実話ってところが、この本の売り。

けれども、最終的に、何が言いたいのかさっぱりわからん。


この本が売れた理由って、

「ベストセラーがベストセラーを産む」法則だと思う。

養老さんの「バカの壁」がそうだったように。


特に、最近感じるのが、

一般人が誰しもが持つ、

「知的な一面は私も持っているのよ、ウフフフッ!」

的なタイトルや帯のついた本が売れているような気がする。


「ダヴィンチ~」も「バカの壁」もそれに該当する。


さらに言えば、「新書」が酷い。


新書って、

手軽な価格で、

最新の情報や、ある分野に関する最低限の知識を提供する機能を持つ規格、と信じていた。

しかし、最近、タイトルは挑発的だけども、内容が酷い新書がやたらと多い。


「バカの壁」は勿論、


「下流社会」


「他人を見下す若者たち」


「ぷちナショナリズム症候群」


どれもが、身近に感じるキーワードだから、やっぱり気になる。


そして、騙された!


ここまでくると、内容をロクに確認もせず、


レコードで言うところの


「ジャケ買い」の感覚。


これって良く無いよな。


売り手の戦略にマンマと引っかっかとる。


ベストセラーや新書を手に取る前に、じっくりと内容を確認してから買うように心掛けます。

矛盾に関する説明書

2006-03-02 | BOOK
やっとこさ帰宅。昨日、今日と広島出張。

おまけに昨晩は”ザ・接待in広島”。

余計に疲れるわ。

最近、マトモに家に帰ってない。

年度末ってこともあり余計に出張が多いのだが、ここにきて、

会社の同僚の離職者の送別会も多いのです(←寂しい限りですわ、ホント)。


そんなこんなで、マジに嫁には迷惑をおかけしております。

今度の土日は絶対ユックリしてやる!

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今週の1冊。

ファイザーCEOが語る未来との約束

ダイヤモンド社

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↓は以前紹介しました。

ビッグ・ファーマ―製薬会社の真実

篠原出版新社

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どちらの言い分も正しいし、どちらも脚色された部分があります。
読み比べるのに丁度良いので、関係者は是非ご一読を!


アポロとソユーズ

2005-06-05 | BOOK
アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実

ソニー・マガジンズ

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アポロとソユーズ」って本を読んだ。


その名の通り、アメリカのアポロ計画と旧ソ連のソユーズ計画をそれぞれの代表が語りおろすって本。
最近発売された本です。

私、宇宙開発に関する話題って、実は大好き。

特に、惑星に関しての話題。
既発のアメリカ、旧ソ連の宇宙計画の本は殆ど読みました。
数年前発売された「FULL MOON」ってアポロ計画時のNASA秘蔵”月”写真集も勿論入手しております!

「アメリカは、1960年代末までに月に人を送り込み、生還させる」

あまりにも有名なケネディの一言で始まったアポロ計画。

当時では、ほとんど無謀に近い目標。

今では、宇宙に行くって国家政策は新鮮さが無いけど、
アポロ計画関連の本を読めば読むほど、当時はどれほど無謀か、かつ、どれほど夢のある話だったか
って伝わってきます。

だから夢中になるのでしょうが。。

興味深いのが、この本で、ソユーズ計画、旧ソ連の宇宙開発に関して実際の宇宙飛行士が語っていること。
旧ソ連の宇宙計画に関してはあまり表に出てくる資料がないので貴重です。

興味のある人は是非読んでみてくだせぇ。。



関連する話やけど、昨日、紀伊国屋に行った時、「惑星」の最新の写真集が発売いるのを発見してしまいました。
NASAの惑星探査機での最新の惑星写真集。お値段、5,000円くらい。
宇宙関連書物コレクターとして、そして、宇宙開発にロマンを感じる男として、是非とも手に入れたいアイテムである。

一応、同居人に相談。


同居人;「どうせ、一回見たら見いへんて。行くよ。」



って、元も子も、男のロマンもブチ壊しやないか!



でも、欲~~し~~~~いぃぃぃぃ~~~!





えぃ決めた!、出張の帰りにコソっと買お(ニタリ)。



学問のススメ

2005-03-27 | BOOK
本は好んでよく読む。


特に、ノンフィクション物やエッセイが好きだ。


という訳で、このブログのカテゴリーにも”BOOK”の欄を設けることにするが、

今回はその第一弾!




それは、、、



福沢諭吉大先生の”学問のすすめ


いや~~~、一発目から、固いですねぇ~~、


ちょっとインテリぶってるんじゃなぁ~~い?!



なぁ~~~んてお考えの貴方!



そういうことは全くございません。


何故かって??


昨年、出張の日の朝、飛行機の中で読む本を書店で物色中、たまたまこの本を手にとってみたところ、その現代訳が無茶苦茶読みやすく、また、その内容にただただ感服。

機中で、故人;福沢諭吉に思わず敬礼してしまいました!!!!


”天は人のうえに人をつくらず・・・・・・・・・”

あまりにも有名なこのフレーズ。


小学校の頃、人間皆平等!の掛け声の下、教師に教えられたこの文言。


実は大きな落とし穴がこの後に続くんです!
ただの平等主義者で、慶応大学を創設しただけの人じゃあ無いんです!
おまけに平等論なんて、一つも説いて無いから。


この後は、是非実際に読んでみてください!


その後も、現代でも通用する教訓が色々と書いてあって大変参考になりますよ。


(って、既に余りにも有名だから読んだ経験のある人多いかも 恥っ!)




そして、完全に諭吉ファンとなった私は、何冊か関連書物を読んでおります。




こんなに諭吉ファンの私に、貴方の財布の中の彼の肖像画を頂戴!!