太平洋高気圧は強く張り出し、今日26日の小田原の最高気温は35.4℃、猛暑日。
しかし、地上天気図を見ると、前線が日本海を南下し、この前線が29日ごろまで
北陸から関東北部に停滞する予想。太平洋高気圧が、列島上空にドカンと広がって
いたころに比べれば、次第に後退する傾向が見えてきた。
南下してくる前線、秋雨前線ということになるが、前線の南側には暖湿気流が流れ込み、
大気の状態不安定。関東地方平野部でも日中の気温上昇の影響で昼過ぎから所々で
雷雲が発生。
夜になっても栃木や茨城で雷雲が発達していた。
小田原から見ると、丹沢大山のはるか向こう、かなとこ状の積乱雲が、稲妻の光で、
夜空に浮かび上がっていた。不安定な大気の状態は明日も続く。