気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

アヤメの季節

2022-05-03 16:43:32 | 気候

拙宅の三寸アヤメ。

ツツジは満開。八十八夜を過ぎ、アヤメが咲き始めている。

路肩にはハルジオンが咲きまくっている。帰化植物らしい。

よく見ると可憐な花。

似た植物にヒメジョオンがある。

同じ場所に生えているが、まだツボミ。

見分けを付けるのは、外観では葉の形。

これはヒメジョオン。

こちらは、今咲いているハルジオン。

ヒメジョオンの葉はハルジオンより幅が広く、ハルジオンの葉は、

付け根の部分が茎に回りつくように生えている。

また、茎を切ると、ハルジオンの断面は空洞になっている。

ハルジオンが先に開花し、ハルジオンの花が終わるころ、ヒメジョオンが

咲き始める。

興味のない方にはいわゆるトリビアですが、ちょっと調べてみました。

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春の雪

2022-04-01 14:16:42 | 気候

1日未明にかけて、前線が東日本を南下。850hPaの気圧の高度、約1500m上空で

-3℃以下の、この季節としてはかなり冷たい空気が流れ込んだ。

小田原では31日夜から雨となったが、箱根の標高1000mあたりより高い地域で

は明け方から雪となり、多少の積雪。

小田原では満開のソメイヨシノの向こうには雪景色の箱根山。

箱根では、4月初旬まで雪の降ることがあり、夏タイヤへの交換は

4月第一週目まで待つ、と言われている。

 

ちなみに、こちらは3月23日早朝の箱根お玉が池。

『東山魁夷』の世界です。

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サクラ咲く

2022-03-18 13:16:06 | 気候

小田原市城山競技場前の、個人的に標本木に決めているソメイヨシノが開花。

昨日昼前は蕾であったが今日昼前にはすでに十輪ほど開いていた。

ちなみに、昨年の同じソメイヨシノで開花は14日か15日だった。

平年より気温の高い傾向が続いていたが、これから一週間は平年並みか

やや低い。しかし、まもなく、風景は、一気に春モードに変わる。

ウクライナにも明るい春が訪れてほしい。

 

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春の兆し

2022-01-26 13:15:04 | 気候

少し前、1月15日、小田原沖からの日の出。

水平線右寄りの薄い雲が輝いている。上空の氷の粒に太陽光が屈折・

反射して光る、『幻日』という大気中の光の現象。水平線の太陽の両側に

見えることが多いが、今回は向かって右側だけでした。

 二十四節気の大寒も過ぎ、最高気温の平年値も0.2℃ほど微妙に高くなって

いる。

ロウバイは満開。

低温傾向の影響か、遅れ気味のウメも開き始めた。

菜の花咲き乱れる。アブラナ科の黄色い花は皆『菜の花』になってしまう。

サクラのトップバッター『河津桜』3分咲きぐらい。

春間近。

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晩秋・初冬

2021-11-24 23:02:20 | 気候

 

『立冬』を過ぎて、22日は『小雪』。暦の上ではすでに冬。山茶花は

はらはらと散り始め。

『皇帝ダリア』かなりトロピカル。この季節にこの花はかなり浮いている。

小田原では紅葉見頃。昨年もほとんど同じ日にこれらの同じ写真を撮っている。

季節の移ろいは正確だ。

11月14日朝の相模湾からの富士山。ちょっと前になるが、富士山頂付近には笠雲、

そして風下にはつるし雲。『笠雲、つるし雲は強風の前兆』といわれるが、

やはり昼前から南西の風が強まる。冬型の気圧配置が強まっていた。

 

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今年もキハダ

2021-11-08 14:37:56 | 気候

今年も相模湾でキハダが釣れている。

2008年頃から相模湾で大型キハダが釣れるようになった。

それ以前は沖合でキハダやクロマグロが釣れたが、相模湾内湾内では

『メジ』と呼ばれる10㎏前後か、それ以下のサイズであった。

研究者にお訊きしても、大型が湾内で釣れるようになった理由は定かでないが、

海水温が上昇し、ベイト(餌)となるイワシなどが湾内で多くなり、回遊してきた

大型マグロが留まっているのではないか、ということではないだろうか。

釣れるといっても、マグロは甘くはない。朝6時頃頃から午後2時ごろまでの

釣り船操業中に一回でもヒットすればラッキー。

掛けても獲り込めるのは1/3かそれ以下。トータルでゲットできる確率は1/10程度か

それ以下と思われる。針が呑まれてハリスが歯で切られる。針がのびる、折れる。

サメに横取り。などなど。

そのサイズは25kg前後から上は70kgオーバー。それ以上のサイズもいるが、

ヒットしても獲れません。なかなか釣れなくても、いつもおでこでも、

めげずに、懲りずにしつこくチャレンジするアングラーには、

勝利の女神がほほ笑むときがくる。

写真は、アングラーは、残念ながら私ではないが、友人。11月6日、

今シーズン8回目にしてついにゲット。52kg!立派なサイズ。

取り込むのに50分を要した。血抜き中で、えらを切り、口から海水を

流し込んでいます。

ちなみに私は、9月初旬に22㎏とちょっと小型を獲ってはいますが、

この日は一回ヒットしたものの、5分ほどのバトルで切られました。

船長によれば、11月もまだ釣れ続きそう、とのことですが、

あまりお勧めできる釣りではありません。

 

 

 

 

 

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彼岸が近い

2021-09-13 13:30:41 | 気候

いわゆるアカトンボはまだ見ないが、シオカラトンボが多く飛び交う。

写真はオオシオカラトンボ。

秋の彼岸が近づくとヒガンバナ。これは白い色の『シロバナマンジュシャゲ』。

関東では珍しいらしい。

その白い彼岸花にクロアゲハやってきた。白と黒のコントラスト、目立つ。

その羽は傷み、尾状突起は折れてしまっているようだ。

この季節、シソにも花が咲く。いわゆる大葉の穂紫蘇。

この小さい白い花にも、僅かの蜜を求め、チョウやハチたちがやってくる。

 

 

 

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つるし雲

2021-08-22 23:43:58 | 気候

8月14日朝、相模湾からの富士山。その東側に三連のつるし雲。

安定した気流が山にぶつかり、波動が発生、また、山を回り込む空気とが

作用して、波動が連なり、さらに空気が湿っていると波動の上昇域で雲が

発生する。ホットケーキをいくつも積み重ねたような見事なつるし雲。

日本海の前線に向かって湿った空気が流れ込み、13日も見事なつるし雲が

発生していた。

湿った気流により発生する笠雲やつるし雲は雨の前兆といわれているが、

13日は静岡から神奈川県西部で昼頃から積乱雲が通過。

そして14日も昼前から、南の海上に広がる雨雲が次第に北上し、伊豆や

相模湾でにわか雨となった。

雲間から薄日が差すが、積乱雲が、亜熱帯地方のスコールのごとく、

熱海沖の狭い範囲に強い雨を降らせていた。

 

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梅雨末期

2021-07-07 16:32:55 | 気候

7月1日から3日朝にかけて、箱根アメダスの積算雨量は600mmを超えた。

2日深夜から3日明け方にかけては静岡側から神奈川県西部に向かって

線状降水帯も発生し、箱根では時間雨量20~40mmの激しい雨が降り続き、

熱海市伊豆山では悲惨な土砂災害が発生してしまった。箱根付近では

このような土砂災害がどこで発生してもおかしくない状況であった。

今年の梅雨、いわゆる『陽性』の雨の降り方が多い。太平洋高気圧が

張り出しを強め、梅雨前線はその位置を日本海沿岸に移した。

西日本から東日本の日本海側では大雨が降りやすく、土砂災害に厳重な

警戒が必要となる。

10日先の気象庁発表の予想天気図(数値予報図)を見ると、太平洋高気圧が

東日本から東北地方に張り出しを強める予想。そのころに関東は梅雨明けと

なるだろうか。

ツバメの巣立ちが近い。親ツバメがせっせと食事を運ぶ。

この場所、毎年ツバメが巣作りするが、天敵カラスに毎年襲われる。

このように簡単に撮影できるようでは、カラスにも丸見え。

このヒナたちが無事巣立ちできることを祈りたい。

 

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変則的梅雨入り

2021-06-16 22:04:43 | 気候

アジサイ見頃。オーソドックスなもの。ガクアジサイ。庭に植えられた

新品種なども目を愉しませる。

14日、関東甲信に、平年より7日遅れて、『梅雨入りしたとみられる』と

気象庁が発表。

日本付近では偏西風が南に大きく蛇行し、それに対応して主役の梅雨前線は

本州から1000km南の小笠原に停滞。蛇行した偏西風の北側には次から次へと

上空の寒気が南下。東日本・北日本では大気の状態不安定。あちらこちらで

積乱雲が発生。梅雨入りの頃のしとしと雨ではなく、梅雨末期のような

強い雨。

22日ごろには太平洋高気圧が勢力を強め、梅雨前線は本州付近に北上して

きそう。

12日朝、相模湾上空。置き石のごとく等間隔で並ぶ雲。

波状雲だが、拡大してみると、それぞれの雲は傘状の雲が数層重なって

いる。何かの原因で上空の空気の流れが波を打ち、その波頭にあたる

ところが雲になっているようだ。本来見えない空気の動きを見せてくれる

「雲」は面白い。数分で消えてしまった。

 

 

 

 

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