気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

春の花

2018-04-06 23:11:28 | 気候

サクラがそろそろ終わり、すでにツバメも帰ってきた。

家の周囲を歩きながら足元を見ると、結構いろいろな小さい花が咲いている。

この季節、定番のシャガ。

どこからか種が飛んできたのか、誰かが植え付けたのか、サクラソウ。

シバザクラも並んでいた。

ボンボンのごとき西洋タンポポ。

日本固有種らしいシロバナタンポポ。ちょっと珍しい。一輪だけ咲いているのを発見。

名前は不明。

他にも数多くの小さい花が路肩で咲きそろい、目を愉しませてくれる。

在来種、帰化植物の野草、園芸種などいろいろあるので、真剣に咲く花の名前を

調べるのはなかなか大変。

 

 

 

 

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駿河湾前線

2018-03-23 21:19:09 | 気候

16日にソメイヨシノが開花し一週間、一足早く開花していたしだれ桜が満開。

ご近所のお寺さんのしだれ桜です。毎年すばらしい咲きっぷり。ご住職の

ご長男がお生まれになったとき植えられた記念の桜。しかし、ご長男は

先立たれてしまった、・・・ちょっと物悲しいしだれ桜です。

昼前から雲が切れ晴れ間がのぞいたのでカメラを持ち出したが、昼過ぎには再び

雲が広がり、夕方からポツポツと雨。

国土交通省の15時50分の雨雲レーダー画像。静岡県東部から神奈川県西部に雨雲が発生。

23日昼過ぎ、気象庁発表の23日21時の850hPaの気圧の高度(約1500m)の風向風速と

空気の湿り具合の予想図。関東の南で、等値線が大きく湾曲し、風向風速を表す矢羽も

向きが乱れている。

北からと西からの気流がぶつかり、静岡県東部から伊豆諸島付近に向かってのびる局地的な

前線の発生を予測している。駿河湾付近からのびることが多いので『駿河湾前線』。

冬から春にかけてよく発生し、上空の気圧の谷が通過すると前線は活発化し、静岡県東部、

伊豆から神奈川県西部の狭い範囲に雨や雪を降らす。数値予報の精度が向上し、予測は

難しくなくなったが、気温が低ければ箱根では突然の雪となる。

 

 

 

 

 

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ソメイヨシノ開花です

2018-03-16 12:06:55 | 気候

小田原市の陸上競技場前のソメイヨシノが今日16日開花。昨日、高知でサクラの開花の発表があったが、

小田原のサクラも開き始めた。個人的に決めている標本木だが、昼前に5~6輪開いていた。

他の枝にも、今日明日には開きそうなつぼみがいっぱい。

すでに満開のハクモクレン。数日前にウグイスの初音。いよいよ春本番。

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専門家の話

2018-03-11 11:34:18 | 気候

マダイの鼻孔は片側に二つあるが、養殖し放流したマダイは二つの鼻孔が一つに

くっついてしまう。鼻孔が二つか、あるいは一つにくっついているかで、天然マダイか

放流マダイか判別できる。と、思っていたが、実はちょっと違っていた。養殖し放流した

マダイにもある一定の割合で鼻孔が二つの個体が出るらしい。

つまり、鼻孔がくっついているのは放流したマダイではあるが、鼻孔が二つある

マダイのすべてが天然マダイではない。ということ。写真のマダイは片側に鼻孔が二つ。

先日、神奈川県水産技術センター相模湾試験場の場長にお話をお聞きすることができた。

ヒラメやマダイの放流事業に長いこと携わってこられ研究されてきた専門家のお話。

漁師さんの水揚げ量や釣り船の船長さんへの聞き取りやアンケート調査から、定置網などに

よるマダイの捕獲量と遊漁船による捕獲量の割合はおよそ4対6で遊漁船による捕獲量の方が

多く、天然物より養殖放流物の方が多いらしい。

なお、天然物と養殖物、鼻孔以外の外観も味も全く変わらない。 

 

マダイ釣り師は皆経験するが、魚探に反応が出ていても誰の針にも全く喰ってくれない

ことがある。いわゆる『口を使ってくれない』状態。場長のお話では、マダイの胃袋が

空っぽのとき、この活性の極めて低い状態になるらしい。その理由は不明だという。

その口を使わないマダイが活性化するスイッチを入れる方法は、とお聞きしたが

それもまた不明。しかし、口を使わなくさせる逆のスイッチを入れる方法はあると

いわれた。

一つは、マダイのエサにマダイの切り身や内臓を混ぜる。共食いである。マダイは

雑食性で甲殻類からヒトデなどの低牲生物、他の魚類、スイカの皮まで食べてしまう

超悪食だが、マダイの切り身を一度はかじり、二回目に同じ切り身をまくとはマダイの

群れは四散してしまったらしい。その後普通の飼料を与えても食いつきは

よくならなかったらしい。

もう一つは、大きないけすから釣り上げたマダイを再びそのいけすに戻す。試験場では

タグをつけて再びいけすに戻すが、その後他のマダイもパタッと釣れなくなるらしい。

釣り船では、かけたマダイをばらしたときに相当する。魚をばらすと釣れなくなる、

ということは昔から言われている。マダイに限らずメジナなどの磯釣りでも、良型を

ばらすと周囲からヒンシュクを買う。場長のお話では、危険を伝達する忌避物質、

警報物質があるらしい。他の魚種でも忌避物質、警報物質は確認されている。

 

釣り(魚の生態)に関する定説は数多くあり、また、偶然による経験・釣果から

間違った思い込みも少なくない。

魚類や漁業の研究者・専門家の方々のお話は釣り人にとって極めて貴重である。

 

 

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サクラマス

2018-03-06 21:29:01 | 気候

3月1日は芦ノ湖の釣り解禁。当日はあいにくの大荒れの天候となってしまった。

今日6日、芦ノ湖で釣れたサクラマス。残念ながら私の釣果ではない。

釣ったのは顔なじみのご常連のベテランアングラー。まだ生きていたので写真を撮らせて

いただいた。

53cm、2.35kg。芦ノ湖としては最大クラス。丸々としたすばらしいサクラマス。

ヤマメの降海型で日本原産であるサクラマスは日本のルアーアングラーには最高のターゲット。

芦ノ湖では幼魚放流ではあるが、ワカサギなどの豊富なベイトですくすく育ち、完全野生化

といってもよい。見た目はサケ、50cm前後に成長すると味もすばらしい。

芦ノ湖では、サクラを釣れば、ちょっと『ヒーロー』気分。

 

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春近し

2018-02-24 13:22:42 | 気候

遅れ気味のウメが7分咲きぐらいだろうか。

白梅、紅梅。品種ごとに色合いが微妙に異なる。

 

そして、河津桜開花。百花繚乱の季節は間近。

 

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デジカメ新機能

2018-02-22 11:00:03 | 気候

どうと言うこともないスイセンの写真だが、写真趣味の方は多少の違和感があるかもしれない。

最も手前の花から奥の花まですべてにピントが合い、さらに背景の笹ヤブにもピントが合っている。

絞りにもよるが、レンズのピントが合う範囲はかなり狭い。近くの被写体にピントを合わせれば遠くは

ぼける。遠景にピントが合えば手前のものはぼける。ごく近くの被写体から遠くの景色まで

同時にピントを合わせるのは光学的に不可能。

この写真は1秒ぐらい(だと思うが)のあいだに近くの被写体から遠景までそれぞれピント位置を

ずらした写真を8枚撮り、撮影後2~3秒でその8枚のショットをカメラの内部ソフトで合成する。

ピントが合う幅を焦点深度というが、ピントが合っている部分だけを合成し、その焦点深度が

接写レベルの近距離から背景まで広がった写真が出来上がる。『深度合成』という新機能。

ちなみに、そのときの深度合成していない一枚はこちら・・。

正直なところ、背景の笹の葉っぱがぼけてうるさくなく、スイセンの花が浮き上がり、

こちらのほうが見た目はきれい。被写体を主張するため、あえて背景をぼかすのは写真の

テクの基本。

このカメラ、オリンパスのコンデジ『TG-5』という機種だが、15m防水の水中カメラ、という

機能もあり売れ筋の機種。この『深度合成』の機能、オリンパスの他のいくつかの機種にも

搭載されるが、これまでは、プロの写真家(フォトグラファー)は何枚ものピント位置をずらした

写真を、編集ソフトを使って焦点深度の深い写真を合成していたらしい。当然手間がかかる。

写したいものが前後に広がっていたり、手前の花や人物と遠くの景色を一緒にきれいに

記録したい、また、昆虫や花を接写拡大して撮りたいときすべての部分にピンとあわせたい、

など、この『深度合成』機能は使いよう。うまく活用したい。

     *           *            * 

天気変化は周期的に変わる春のパターン。

25日から26日にかけて西日本から東日本の太平洋側を低気圧が東進。いわゆる南岸低気圧。

今日の時点で発表されている予想図では、関東地方平野部で雪か雨の判断は微妙。

28日から3月1日にかけても低気圧が通過するが、低気圧は北よりに進み、暖かい空気が

流れ込み、雨の確率が高そうだ。

 

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山岳波

2018-02-11 09:46:59 | 気候

10日9時前、二宮沖の相模湾からの北西の空。富士山の東側、神奈川県上空ににつるし雲。

(山頂付近にかぶさるのが笠雲、風下に離れて発生するのがつるし雲)

写真では間隔を置いて3つ連なる。あいにく一眼レフを持っていなかったので、スマホでのショット。

この画面の東側にはさらに3つのつるし雲が連なっていた。(魚眼レンズでなくては全景が撮れません。)

一時間後10時の気象庁の衛星雲画像。

雪の積もった富士山がぽつんと白く映るが、その東側に縦じまの雲が6個連なる。(6つ目の

雲は横浜上空でかなり薄い)

気圧配置は、東日本に勢力を残して高気圧が東の海上に移動し、西から気圧の谷が接近。

気象庁発表の10日9時(日本時間)の高層天気図。500haの気圧の高度が等高線で描かれ

ているが、気流の向き(風向)はこの等高線とほぼ平行。約5500m上空では、関東南部では

ほぼ西風。

安定した状態(高度による気温の変化が比較的小さい)の西風が富士山で上昇し、雲が発生。

上昇した空気の温度は下がり、周囲の空気より密度が高くなり下降する。下降した空気は

再び温度が上昇。周囲の空気より密度が下がり、上昇し雲を発生させる・・・。の繰り返しらしい。

昔からの天気俚言で笠雲、つるし雲は雨の前兆。前線を伴った低気圧が西日本の南の海上から

接近中。

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久々皆既月食

2018-02-01 12:56:59 | 気候

2014年10月8日以来の皆既月食。ひと月に2回目の満月『ブルームーン』と、

月が地球に近く大きく見える『スーパームーン』が重なり、話題騒然。

気圧の谷が近づき雲が広がると予想されたが、薄く広がる高い雲が夜になると

まさに『雲散霧消』。赤銅色の皆既月食もじっくり鑑賞できた。

地球の影の中を東へ進む月(写真では左へ進む)。資料を見ながら、ややアバウトだが、

皆既食の始めと終わり、そして中間の3枚のショットを合成してみた。

地球の影の中心付近がさらに暗いのがわかる。

月がその輝きを取り戻し始めたころ、小田原では西から進む雲が広がりだした。

 

 

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ロウバイ

2018-01-30 00:07:39 | 気候

トロッと沈殿したような梅の甘い香りに、ふと振り返ると、ロウバイ(蠟梅)。

その名前は、蝋のような質感から、とか、旧暦の12月に咲き、12月が『蝋月』とも

呼ばれることに由来する、ともされるが定かではない。

花のほとんどが下を向いている。この季節、花芯を雪や霜から守るためらしい。

ウメとは、香りや形は似るが、花の構造はかなり異なり、縁遠いらしい。

南岸低気圧が通過する2月1日は、このロウバイに再び雪が積もるのだろうか。

  *   *   *

11月末に、少し遅れて蒔いたスナックエンドウ。その後低温が続き、沈黙状態が続いたが、

昨日、発芽しているのを発見。収穫はできそうだ。

 

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