気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

初夏の陽気

2021-04-26 18:58:47 | 気候

3月1日の芦ノ湖解禁からもうすぐ2か月。トローリング、まずまず好調。

写真は50㎝弱のニジマス。さらに大型70㎝を超える大型もヒットする。

放流したものではあるが、美しい魚体。

昔は養殖マスといえばヒレは擦り切れ引きも弱く、あまり美味しくない。

しかし、最近は養殖場も養殖法を研究されその身は真っ赤、なかなかの美味。

尾ひれはピンシャン、よって引きは強くヒットすれば釣り人を楽しませてくれる。

10本ほど釣れたがすべてリリース。さらに大型がキャッチできれば燻製にする。

これからまだまだ楽しめそう。

 

4月上旬までは湖畔でミヤマツツジが咲き乱れていた。

小田原ではアヤメが開花。なかなかの存在感。

気温の高い傾向が続く。ちょっと早いか、茶摘みも始まる。

 

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春、急加速

2021-03-23 16:47:54 | 気候

東京ではソメイヨシノ満開。

小田原では五分咲きのところもあれば二分咲きのところもある。

同じ市内でも微妙な気温の違いが影響しているようだ。

どうしても話題はサクラに集まるが、今の季節、花がいっぱい。

モンシロチョウが飛び始め、ウグイスたちもぎこちなくさえずる。

ツバメもそろそろ。

気温の高い傾向は続く。ソメイヨシノ一気満開か・・。

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ソメイヨシノ、開花

2021-03-15 11:24:51 | 気候

15日朝、小田原、城山競技場の前のソメイヨシノ、数輪開花確認。

昨年は同じ木(個人的標本木)で13日開花している。昨日観察をして

いなかったので、昨日には開花していたかもしれない。

すでに靖国神社のソメイヨシノの開花が発表されているが、小田原でも、

やはり今年も記録的な早さのサクラの開花になっている。

サクラの開花を迎えることができることがありがたく思える年代になって

しまった。

 

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月・木・土。接近

2020-12-17 21:17:16 | 気候

16日は冬型の気圧配置が強まった。上空の寒気が流れ込み、大気の状態不安定。

富士山の風下、東側から雪雲が発生し、神奈川県西部から三浦に広がり、

所々に雨や雪あられを降らせた。

小田原上空では雪を降らせている雲が夕日に染まっていた。

 

17日夕方、西の空。三日月の左側に木星と土星。

下の明るい方が木星。月と木星・土星の見た目の距離は角度にして3度ちょっと。

明日には、月は西へと離れるが、木星と土星は次第に接近し、21日には

角度にして0度6分まで近づく。1度の1/10。月の見た目の直径(視直径)の

1/5。視力が良くないと二つの星に見えないかも‥。

木星と土星がこれほど接近して見えるのは極めてまれ。公転周期が約30年の

土星と約12年の木星。地球から見ておよそ20年に一度は同じ方向に見えるように

なるようだが、今回のように角度にして0.1度まで接近して見えるのは、

前回は397年前だったらしい。

21日に向けて二つの惑星はじわじわと接近する。毎日夕空を眺め、太陽系の

動きを実感したい。冬型の気圧配置が続き、本州太平洋側では晴天が続く。

 

 

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秋、去り行く

2020-11-26 21:36:44 | 気候

山茶花、満開。冬が訪れる。26日は小春日和。去りゆく秋の後ろ姿か・・。

紅葉も僅かを残すのみ。

落葉植物は、役目を終えた葉っぱから、その養分を幹などの植物本体に回収し

振り落とす。残った葉っぱには色素物質が置き去り。赤いアントシアニン、

そしてカロテン。

紫外線が当たって発生する有害な活性酸素を消去する働きを持つこれらの

物質を植物は多く作る。この『抗酸化物質』は、他にビタミンⅭ、ビタミンE、

リコペンなどがあるらしい。

その『抗酸化物質』が、枯葉たちを、カラースプレーを吹き付けたが如く、

鮮やかな赤や黄色に染めてくれる。

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晩秋の花火

2020-11-22 22:26:02 | 気候

22日、小田原の御幸の浜で花火大会が行われた。やや離れた小田原港から撮影。

御幸の浜の花火大会は1920年から行われ、ここしばらく行われていなかったが、

コロナ禍による深刻な経済的打撃を受けた地域経済の回復と、活気に満ち溢れる

まちへの復活の願いをこめ『100周年復活御幸の浜花火大会』として開催された。

寒冷前線の接近で、変わりやすい空模様。夕方からパラっと小雨もあったが

全く支障なし。今回は事前に告知されていたので、多くの市民が海岸付近のあちら

こちらで花火鑑賞をしていた。

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立冬を過ぎて‥

2020-11-13 13:28:01 | 気候

暦の上では、冬。

まだ、多くの秋の草花が咲き乱れる。

花が咲くから虫たちも活動する。

皇帝ダリア。トロピカルすぎて、この季節にはかなり浮いている。

ミツバチがせっせと蜜を集めている。

こちらはアサギマダラ。台湾付近から本州中部・東北南部まで約二千数百キロを

旅するといわれる。いるところにはいるらしいが、小田原ではまれ。

薄い青に緑を混ぜたような微妙な『浅葱色』が美しい。

 

 

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天高く・・・

2020-10-28 20:54:46 | 気候

箱根芦ノ湖では、ヒメマスがボツボツ連れている。

紅鮭の陸封魚。かなり美味。ワカサギも好調なので芦ノ湖はおいしい季節。

朝もやの芦ノ湖湖畔。色づき始めている。

今年は台風の直撃が無く、木々の葉が散っていないので、紅葉はよいのでは、

と、地元の方。

朝もやが取れて爽やかな青空が広がる。きめの細かいうろこ雲やすじ雲が、

秋の空を『天高く』感じさせる。

今年の秋の空、あの白い飛行機雲、ほとんど見られない。

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台風・・・流れに乗れない

2020-10-10 00:12:51 | 気候

10日0時前気象発表の台風14号の進路予報。10日夜半ごろには予想進路の中心は八丈島の南、

東南東へ向かっている。12日はさらに南寄りに向きを変え、速度も落ちる。

列島に近づくと偏西風に乗って速度を増し、一気に三陸沖に駆け抜ける典型的な秋台風とは、

その動きが大きく異なるようだ。

気象庁発表の12日9時の予想天気図(数値予報図)。台風は八丈島の南東海上。

上の図は500hPaの気圧の高度を予想する高層天気図。大東島の南の海上に

等高線に囲まれた(H)。太平洋高気圧の中心はこのあたりになり、小笠原諸島の東側は

太平洋高気圧が東西に割れた後の谷間になっている。

下側の同時刻の地上天気図。千島付近から優勢な高気圧が張り出している。

台風14号はこの高気圧に行く手を阻まれ、さらに偏西風に乗り損ね、もたもたしているうちに

高気圧にはさまれたよどみにはまってしまうようだ。

数日前、この進路を予測しているモデルもあったが、採用はされなかったようだ。

流れに乗り損なわぬよう、気をつけよう。

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更待月

2020-10-06 21:54:36 | 気候

名月の翌夜、陰暦8月16日の月は『十六夜』。

17日は『立待月』。そして18日は『居待月』。さらに19日は『臥待(ふしまち)月』。

今日は陰暦の20日『更待(ふけまち)月』。午後8時過ぎ、東の空の雲間から、赤い『更待月』。

日本や中国は太陽よりも月に思い入れが強いようだ。名月を愛でる気持ちが、その5日後の

月にまで風流に名を付けた。

 

さて、台風14号。

気象庁20日22時前に発表の進路予報。秋台風として、進路はそれらしいが、北緯30度線

付近まで北上し、偏西風により東寄りに向きを変えてからも、あまり速度を増すことは

ないようだ。予報円(入る確率70%)が大きということは進路予測のための情報に不確定要素が

多いということ。

上空の偏西風を横切って日本海に進むことないだろうが、時間的な予報の幅は大きく、

11日21時には、台風の中心が、速ければ関東のはるか東に達し、最も遅ければ足摺岬の南、

ということになる。ゆっくり進み東海から関東の南に進むころには、その勢力は衰えるだろうが

秋雨前線が停滞し活発化するため、総雨量が多くなることが懸念。

 

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