秋は、『秋の七草』のような可憐な花は多くあるが、『実りの秋』、秋の味覚やその香りに押されて、
春のように花の香りが話題になることは少ない。しかし、このモクセイの香りは秋を強く感じさせる。
上がキンモクセイ、下はギンモクセイ。
25日頃から突然街のいたるところで香り始めた。芳香剤としても多く使われているので、
あまり香り続けるとそれこそ『鼻につく』が、開けた車の窓から、爽やかな風と共に時おり香る
自然の木犀の香りはとても心地よい。
秋は、『秋の七草』のような可憐な花は多くあるが、『実りの秋』、秋の味覚やその香りに押されて、
春のように花の香りが話題になることは少ない。しかし、このモクセイの香りは秋を強く感じさせる。
上がキンモクセイ、下はギンモクセイ。
25日頃から突然街のいたるところで香り始めた。芳香剤としても多く使われているので、
あまり香り続けるとそれこそ『鼻につく』が、開けた車の窓から、爽やかな風と共に時おり香る
自然の木犀の香りはとても心地よい。
枯れた竹のてっぺんでモズが『キィーキィー』鳴きながらにらみをきかせていた。
今日25日、自宅から撮影。
気象台によれば、横浜の『モズの初鳴き』は平年は10月6日。昨年は平年より遅い10月15日。
横浜の『モズの初鳴き』は、今年はまだ発表されていない。
しかし、小田原では秋分の日の9月23日にモズの高鳴きを聞いた。平年よりかなり早い。
水戸や熊谷では18日から19日にかけて初鳴きが発表されているので、小田原で『モズの初鳴き』
となっても不思議ではないが、深まる里の秋に付き物の『モズの高鳴き』をお彼岸に聞くのは
少々違和感がある。8月下旬から気温の低い傾向が続いた影響だろうか?
11日16時頃の南側から見る小田原市。スマホで撮影のため明瞭でないが、雨のカーテンが
迫ってくる。
小田原市と同じぐらいの面積の積乱雲が小田原市のある足柄平野を南に進んだ。
小田原アメダスでは17時までの40分間で26.5mmの雨量を記録し、16時50分までの
10分間に11.5mmの非常に激しい雨になった。
小田原アメダスでは昼頃から3~4m/sの南風が吹いたが、積乱雲が通過し雨が降っていた
40分間は北風に変わっていた。積乱雲が吹き降りる気流が南から吹き込む湿った空気とぶつかり、
南側に次々と新たな雲が発生し、さらに発達し、結果として積乱雲が足柄平野を南に進み、
海上に抜けたようになったのかなと推測する。
熱帯低気圧が台風14号に格上げされ、本州の南の海上をさらに発達しながら東北東へ進む。
気温は平年より低い傾向が続き、いつのまにかツバメの姿も見えなくなった。
まだ9月上旬だが一気に秋が深まったような気がする。
今日は中秋の名月だが、雲が広がり『月見』は厳しそう。
8月に大型船のサンマ漁が解禁となり最寄の漁港に水揚げされ、脂の乗った秋刀魚が食卓を賑わす
ようになる。
『秋刀魚』、秋の季語である以上に、日本の秋の風物詩のひとつ。
魚はそれぞれ『旬』の季節があるが、サンマほど季節を強く感じさせる魚は他にはないのではないか。
炭で焼くと、遠赤外線といぶし効果でまた格別の旨さになる。
4日昼過ぎ、気象庁発表の72時間先、7日9時(日本時間)の予想天気図(数値予報図)。
下側は地上天気図。大東島付近に熱帯低気圧が予想されている。フィリピンの東の海上で
熱帯低気圧が発生し、7日には大東島付近に進むとコンピューターが予想しているのだが、
熱帯低気圧の東側から流れ込む暖湿気流の影響だろうか、西日本から東日本の太平洋側で、
まとまった雨量が予想されている(地上天気図の破線で表示)。
週間予報の予想図では、熱帯低気圧は上空の気圧の谷と共に本州の南の海上を北東へ
進む予想になっているが、その筋書き通りになると、東海から関東では7日から8日にかけて
まとまった雨になる恐れがある。
北緯30度線付近より南の海面水温は30℃あり、熱帯低気圧を発達させるに十分の高い水温。
予測は簡単ではないが、大東島付近で突然台風に格上げ、なんて可能性もあるのでは・・。
今年の8月に発生した台風は一個だけ。南の海上の水温は高い状態が続き、沖縄近海から
小笠原にかけての海域は平年より約2℃高い。9月は台風に注意したい。