毎日、築地本願寺の正面を通ってアトリエに通っています。
いつからか忘れてしまいましたが、正面入口脇に、
ある日突然、大型液晶画面が現れ、
本願寺の催しの告知なんかをするようになりました。
そして、なぜか画面右端には本願寺内のライヴ映像。
普通にお葬式の準備の映像が、淡々と流されたりしています。
そして、最近は赤地に黒という、いまいち意図の掴めない色彩、文字のみで、
『東京ボーズコレクション』の告知。
なに???ボーズのコレクション???
スチャダラパーの?スピーカーの?
頭の中をグルグルしていたのですが、
すぐ調べるのもなんだか悔しく、ずっと無視していました。
でも今日とうとう携帯電話のカメラで撮ってしまいました・・・
明日開催らしいんです。
調べてみると・・・↓以下抜粋
「お寺を若い世代の癒やしの場にしようと、
斬新な取り組みが盛んになってきた。
日帰りの座禅や写経体験講座の参加者は増え続け、
お寺に併設したカフェが人気だ。
12月には築地本願寺(東京都中央区)で、
複数の宗派の僧侶が集まり、
僧衣のファッションショーも開催される。
浄土真宗本願寺派(西本願寺)東京別院である築地本願寺で
12月15日に行われるのは、
日蓮宗をはじめとした各宗派の共同企画
「TOKYO BOUZ COLLECTION(東京ボーズコレクション)」。
宗派の垣根を越えた初の試みとなる。
僧衣たちが、それぞれの宗派の僧衣を身にまとって
ファッションショーを繰り広げる。
袈裟や法衣は、宗派によって色や形、模様は多種多様。
それらが一堂に会する。
築地本願寺は、12月末までの期間限定で「カフェ・ド・シンラン」を
親鸞聖人像横に開いている。
健康で環境に配慮したライフスタイル「ロハス」を提唱する
月刊誌「ソトコト」編集部が企画・運営。
築地本願寺が境内駐車場の一角を貸し、実現した。
カフェメニューのほか夕方からは
ライトアップされた本堂を眺めつつお酒を飲み、
築地市場の旬の魚などを使った料理が楽しめる。」
もっと詳しくは『銀座経済新聞』をご覧下さい。
ネーミングのPOPさと半比例した真摯な内容です。
でもやっぱりネーミング素敵です!
東京ガールズコレクションからなんだろうけど、
東京ボーイズへのオマージュの線もあるのかしらん?
モトローラの発売記念パーティーで、ピンクに染まっていた時は、
「お寺になんて事をするの!」と思っていたのですが、
平和を願うっていうシンプルな考え・行動に、
定義もなければ、タブーもないってことなのでしょうか。
とにもかくにも目の離せないお寺さんです。