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Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

ハマショーライブ

2024-01-24 | Weblog

先日、浜田省吾のライブコンサートをコンサートを観に行ってきた。
大体音楽のコンサート自体実に久々で、付き合いで行った2015年のサザンオールスターズ以来だ。

本来なら去年の暮れにやるはずが、本人がインフルエンザに罹ってしまい予定が延期になってしまったのだ。
その時はまだ前日に中止の連絡があったから良いけど、ポールマッカートニーの時はその当日に中止になったのでかなりショックであった。
まあ、一番ショックなのは御本人であることは間違いないが。

そもそも、浜田省吾は友人が大好きで(どうも兄貴の影響らしいが)、それで半分冗談でコンサートがあったら行っても良いと言っていたのだ。
昔、バラードのベストで『サンドキャッスル』というアルバムを貸してもらって、それをミニディスクにコピーしたものを聴いていた。
どれも似たような曲調ばかりだけど、実に良い歌が揃っていてお気に入りであった。
だから、ハマショーと言えば主にそのバラード曲集と、その友人がカラオケで熱唱する曲しか知らないのだ。







会場の有明アリーナは1万人くらいで大きさ的には丁度良かったが、座席が3階席でステージを横から見下ろす形であった。
どうせなら真ん中で体験してみたいけど、何だかファンの熱量が高そうで置いていかれそうだ。
浜田省吾ももう70歳だからかなりの大御所なのだけど、一発目の声で若々しい声とサウンドで良い意味で貫禄感は無くまるでロック好き少年の様であった。


本人の他に、ベースの美久月千春、そしてギターが2人(いやもう一人居る?)、キーボードも2人、ドラム、女性コーラス、ホーンセクションとロックバンドにしてはとても豪華な編成。
このバンドメンバーも日本の歌謡界を支えたきたミュージシャンなので、当たり前だけど実に安定感がある。

お客さんもオープニングからノリノリで、周りを見るとみんな拳を上げていてボルテージが高まっている。
僕の友人も手拍子をしてるのだけど、エキサイティングしてるせいか途中でテンポが狂ってしまいいつの間にか裏拍になっていた。

しかし、ハマショーは70歳とはいえ実に格好がよい。
あまりメディアでは見ないから、初めて生で歌っているのを観るとやはり感慨深いものがある。
やっと知っているバラードをやってくれた時は泣きそうになった。

ロックコンサートではあるが途中で休憩時間があったのは、やはり観客の年齢層が高いからなのだろうがこれは有り難かった。
僕は、スローな曲を座ってじっくり聴くのが好きなのだけど、アップテンポな曲が多いのはやはりハマショーはロックが好きなんだろなと思った。
それでも、ギターサウンドは飛び交っているから、ギター好きとしてはソロなんかは楽しめるしハモンドオルガンも良かった。
本人も抱えているギターを色々変えてるけど、歌う時には全然弾いてないからまあそういうスタイルなんだろうと。


 

『君が人生の時』はここ最近知った歌だけど、良い歌だなあと思っていた。
最後の最後で歌ってくれたから良かったが、このオリジナルのギターソロは長年の相棒を務める町支寛二さんのソロだ。
ライブではなぜかバッキングに専念されていたが、改めて弾いてみると四小節と短いが素晴らしい泣きのソロである。
途中、チョークダウン気味に引いた方が良かったかなと思ったが、まあ弾いていると色々な発見があって面白い。

正直、あと何曲か知っている歌があったらもう少し楽しめたけど、それでもやはり音楽は良いものだなと思った。

 

 



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