聖りいざ先生のマンガ『Combination』に登場する青年で、妹之山財閥4人兄妹の三男坊。11月29日生まれの射手座、B型。やや童顔だが21歳。愛車はハーレーダビッドソン、好きなブランドはアーミー系、趣味はサバイバルゲームで特技は格闘ゲーム。「妹之山財閥のセキュリティ部門担当」とは次兄の弁。自分名義の島を丸ごと基地にしてしまい、武器弾薬を持って侵入してくるプロの傭兵まで自力で排除できるという、4兄妹の中で最も健康的で活発、陽気で豪気な生命力溢れる超アウトドア青年。頭脳労働は兄たちに比べれば門外漢にみえるが、ゲーム的な戦略や捕虜の扱い(笑)などでは頭の回転の速さを発揮する。
とにかく明るくポジティブで、人懐っこい太陽のような気質の持ち主。物心ついたときには既に両親は他界しており、また自分が母体を犠牲にして生まれたということを知りつつも鬱屈を見せず、むしろそんな母親に感謝し前向きに生きている。また、自分を教育してくれた兄・始(長男)と続(次男)には頭が上がらず、異母妹・秋子にはやや甘いが、お互いを絶対的に信頼している。
弱い者に対してたいへん面倒見がよく、守ると決めたものは必ず守り抜くという信念を持っている。幼い頃スイスの別荘でテロリストに襲われた際、秋子と義母(秋子の母)を庇って独り戦い、脇腹などに重傷を負った。そのときの傷痕は今も残っているが、それを名誉の負傷と誇りに思っている。また、同い年の青年・澤田 俊郎とは、殺人ウィルス『パンドラの箱』を巡る事件で続から「追手から彼を守れ」という命令を受ける形で知り合ったが、今では無二の親友同士。
しかしこの名前、田中 芳樹先生の小説『創竜伝』に登場する竜堂 終と、ポジションも性格もよく似ているけれどいいのかなぁ ‥‥‥(つーか、それを言ったら、『始』『続』『終』と続く兄弟の名前もパクリだ)。CLAMPのマンガ『CLAMP学園探偵団』『X』などに登場する妹之山財閥と同名というのは、聖りいざ先生が元・CLAMPのメンバーだったことに由来すると思われる(clampとは「芋の山」の意)からいいとして。ちなみに、『CLAMP学園探偵団』『X』に登場する妹之山財閥の御曹司・妹之山
余(あまる)という少年は、『Combination』の妹之山財閥とは一切関係ない。‥‥‥ こうやって書くとややこしいなぁ。前述の竜堂4兄弟も、末っ子の名前は『余』だしなあ。どうなんだ、一体。
で、この妹之山 終って青年は、この『Combination』というマンガの中では一番好感がもてるキャラクター。妹之山兄妹の中では、おそらく一番の常識人ではなかろうか(笑)。特に、困った人を放っておけない、あの人の好さ!あんなヒネた大人たちの中で、随分といい子に育ったものだよホント(次兄・続からの教育で、一時は「人間なんて信じられっかー」って時期もあったらしいけど/笑)。
ただ、島全体を基地にしたり海外のプロのエージェントを相手に「サバイバルゲーム」と銘打って戦争ごっこをしてしまうあたり、物事の感覚はやっぱりちょっとスケールでかい。まぁ財閥の息子だからね(そういう問題だろうか)。
そんな、とことん体育会系な彼ですが。話すこと、特に、俊郎が自分の過去を聞いたときに語った、親や人づきあいに関する考え方や哲学のようなものは、けっこう頷かされる部分がありました。特に驚いたのは、誘拐されたとき父親に「自分の身は自分で守れ」と突き放された、と話す俊郎に対しての言葉。
「何それ、すっげー過保護。 仮にだ、子を憎んで『死んでくれたら』と思ってる親だったら、 わざわざ『自分の身を守れ』なんて言わねえよ」
「お前の親父が言っていることは正しい。望んで生まれた訳でなくても、 金持ってる家に生まれた以上、自衛は絶対に必要だ。 仕方ないよな、物理的に人より恵まれてるんだから」
また、父親との衝突を避けてきた俊郎に対しても、いろいろ言っていました。
「人って鏡だからさ、 好意を向ければ好意で返されるし、敵意を向ければ敵意が返ってくる」
‥‥‥ とか。
こうやって見ると、えらく悟った21歳だなぁ(笑)。環境が環境とはいえ、やっぱりここの兄妹は総じて賢い。その中でも、一番人間っぽい(謎)魅力を持っているのが、この妹之山の三男坊・終だと思うのです。
とにかく明るくポジティブで、人懐っこい太陽のような気質の持ち主。物心ついたときには既に両親は他界しており、また自分が母体を犠牲にして生まれたということを知りつつも鬱屈を見せず、むしろそんな母親に感謝し前向きに生きている。また、自分を教育してくれた兄・始(長男)と続(次男)には頭が上がらず、異母妹・秋子にはやや甘いが、お互いを絶対的に信頼している。
弱い者に対してたいへん面倒見がよく、守ると決めたものは必ず守り抜くという信念を持っている。幼い頃スイスの別荘でテロリストに襲われた際、秋子と義母(秋子の母)を庇って独り戦い、脇腹などに重傷を負った。そのときの傷痕は今も残っているが、それを名誉の負傷と誇りに思っている。また、同い年の青年・澤田 俊郎とは、殺人ウィルス『パンドラの箱』を巡る事件で続から「追手から彼を守れ」という命令を受ける形で知り合ったが、今では無二の親友同士。
しかしこの名前、田中 芳樹先生の小説『創竜伝』に登場する竜堂 終と、ポジションも性格もよく似ているけれどいいのかなぁ ‥‥‥(つーか、それを言ったら、『始』『続』『終』と続く兄弟の名前もパクリだ)。CLAMPのマンガ『CLAMP学園探偵団』『X』などに登場する妹之山財閥と同名というのは、聖りいざ先生が元・CLAMPのメンバーだったことに由来すると思われる(clampとは「芋の山」の意)からいいとして。ちなみに、『CLAMP学園探偵団』『X』に登場する妹之山財閥の御曹司・妹之山
余(あまる)という少年は、『Combination』の妹之山財閥とは一切関係ない。‥‥‥ こうやって書くとややこしいなぁ。前述の竜堂4兄弟も、末っ子の名前は『余』だしなあ。どうなんだ、一体。
で、この妹之山 終って青年は、この『Combination』というマンガの中では一番好感がもてるキャラクター。妹之山兄妹の中では、おそらく一番の常識人ではなかろうか(笑)。特に、困った人を放っておけない、あの人の好さ!あんなヒネた大人たちの中で、随分といい子に育ったものだよホント(次兄・続からの教育で、一時は「人間なんて信じられっかー」って時期もあったらしいけど/笑)。
ただ、島全体を基地にしたり海外のプロのエージェントを相手に「サバイバルゲーム」と銘打って戦争ごっこをしてしまうあたり、物事の感覚はやっぱりちょっとスケールでかい。まぁ財閥の息子だからね(そういう問題だろうか)。
そんな、とことん体育会系な彼ですが。話すこと、特に、俊郎が自分の過去を聞いたときに語った、親や人づきあいに関する考え方や哲学のようなものは、けっこう頷かされる部分がありました。特に驚いたのは、誘拐されたとき父親に「自分の身は自分で守れ」と突き放された、と話す俊郎に対しての言葉。
「何それ、すっげー過保護。 仮にだ、子を憎んで『死んでくれたら』と思ってる親だったら、 わざわざ『自分の身を守れ』なんて言わねえよ」
「お前の親父が言っていることは正しい。望んで生まれた訳でなくても、 金持ってる家に生まれた以上、自衛は絶対に必要だ。 仕方ないよな、物理的に人より恵まれてるんだから」
また、父親との衝突を避けてきた俊郎に対しても、いろいろ言っていました。
「人って鏡だからさ、 好意を向ければ好意で返されるし、敵意を向ければ敵意が返ってくる」
‥‥‥ とか。
こうやって見ると、えらく悟った21歳だなぁ(笑)。環境が環境とはいえ、やっぱりここの兄妹は総じて賢い。その中でも、一番人間っぽい(謎)魅力を持っているのが、この妹之山の三男坊・終だと思うのです。