少年マンガ雑誌『ガンガン』に連載されていた、水野 英多先生のマンガ『 スパイラル ~ 推理の絆 ~ 』(原作は城平 京先生)に登場するキーパーソン。9月25日生まれ、天秤座のA型。好きな食べ物はバナナぜんざい(何それ‥‥‥)。好きな動物はネコで、特にヒマラヤンがお気に入り。銃器のエキスパートで、戦場では「ガン・ウィズ・ウィング(翼ある銃)」と呼ばれ恐れられていた。‥‥‥ と、この辺りはヒロイン(?)の結崎 ひよのが第7巻でとうとうと述べているんで(笑)。ちなみにこのマンガはCD化やアニメ化されていて、そのとき声は野島 健児氏が担当。しかし私自身はそれらを一切観たことがないので、ここでは原作たるマンガ版だけの話で進めていきます。
カノンは物語途中から登場した、日独ハーフのブレード=チルドレン(本人曰く、「可愛く略して『ブレチル』」/笑)。母親はドイツ人のエヴァンジェリン=ヒルベルト、父親は日本人で全てのブレード=チルドレン(ヤイバの子たち)の父親・ヤイバ=ミズシロ。
戦士としての彼は、驚異的な判断力と圧倒的な身体能力を示し、敵の攻撃に対する条件反射も手伝って、登場するキャラの中でも最強の戦闘能力を発揮していた。最初はブレード=チルドレンとして、自分や自分と同じ境遇にいる仲間たちを守るべく戦っていた仲間内からも絶対的な信頼を得ていたが、マンガ初登場時にはそのブレード=チルドレンを狩る『ハンター』として来日し、私立月臣学園に転入してくる。ちなみに関西弁も話せるらしい。見たことないけど。
同じブレード=チルドレン(つまり異母兄弟)であるアイズ=ラザフォードとは旧知の仲だが、だからこそ早く楽にさせてあげたいという気持ちから、来日後真っ先に空港でアイズを刺殺(ぇ) ‥‥‥ しかし未遂に終わる。その後、月臣学園に主人公・鳴海 歩を人質にしてたてこもってテロを起こす ‥‥‥ という、なんとも行動が突飛な人。
見た目的には、とても優しい顔で飄々としている呑気系の美男子(何それ)なのにね。そして歩に負けてからは逮捕・投獄(?)され、軟禁状態にあったところをヤイバ=ミズシロの後継者でクローンのヒズミ(火澄)=ミズシロに殺害される。
このキャラ、(半分)ドイツ人ということで私は個人的に最初からやや贔屓目には見ていたのですが(笑)、まず性格が好きでした。自らの信念と行動に自信を持っている様子も、ちょっと悲劇めいたところも。やたら行動的で、人を食ったような発言をしていたのも、まぁ、行動内容の是非はこの際置いておくとして(笑)。
まぁそういう思考回路は、第8巻における結崎 ひよのとの論戦で「ダメな子供と一緒」とか言われてますけれど。まぁ本人が「圧倒的な暴力は、論理に勝る」と言っていましたが結局、暴力を叩きつけられなかったカノンの論理ではひよのちゃんに勝てなかった訳で。あのまま力に訴えていたら勝てただろうに ‥‥‥ というか、あの場合「愛とは見返りを求めないものですよ」とかいう発言に負けたような気も
‥‥‥ 暴力より論理より、愛が強いのか(笑)。
まぁそんな風に言われてうろたえた時もありましたが、捕まった後は往生際もいい。でも、せっかく救いが現れたと思ったら真っ先に殺されてしまったので、あのときはとてもショックだった ‥‥‥。火澄に殺される寸前、最期に監視カメラに向かい、主人公でブレード=チルドレンの救世主となりうるといわれていた歩に対し「歩くん、これが君の“希望”だ」とメッセージを残し死を甘受するシーンには、本当に胸が詰まりました。
最終的に、レギュラーになったブレード=チルドレンの面々の中で死んだのってカノンだけでは ‥‥‥。最初の頃は普通に“ミステリー”“推理もの”マンガだったからよく人が死んでたけど、その中にブレード=チルドレンはいなかったような気もするし。
何だかんだいって、途中参加・途中退場となったキャラクターとしては、随分と強いインパクトを残していったのでした。
カノンは物語途中から登場した、日独ハーフのブレード=チルドレン(本人曰く、「可愛く略して『ブレチル』」/笑)。母親はドイツ人のエヴァンジェリン=ヒルベルト、父親は日本人で全てのブレード=チルドレン(ヤイバの子たち)の父親・ヤイバ=ミズシロ。
戦士としての彼は、驚異的な判断力と圧倒的な身体能力を示し、敵の攻撃に対する条件反射も手伝って、登場するキャラの中でも最強の戦闘能力を発揮していた。最初はブレード=チルドレンとして、自分や自分と同じ境遇にいる仲間たちを守るべく戦っていた仲間内からも絶対的な信頼を得ていたが、マンガ初登場時にはそのブレード=チルドレンを狩る『ハンター』として来日し、私立月臣学園に転入してくる。ちなみに関西弁も話せるらしい。見たことないけど。
同じブレード=チルドレン(つまり異母兄弟)であるアイズ=ラザフォードとは旧知の仲だが、だからこそ早く楽にさせてあげたいという気持ちから、来日後真っ先に空港でアイズを刺殺(ぇ) ‥‥‥ しかし未遂に終わる。その後、月臣学園に主人公・鳴海 歩を人質にしてたてこもってテロを起こす ‥‥‥ という、なんとも行動が突飛な人。
見た目的には、とても優しい顔で飄々としている呑気系の美男子(何それ)なのにね。そして歩に負けてからは逮捕・投獄(?)され、軟禁状態にあったところをヤイバ=ミズシロの後継者でクローンのヒズミ(火澄)=ミズシロに殺害される。
このキャラ、(半分)ドイツ人ということで私は個人的に最初からやや贔屓目には見ていたのですが(笑)、まず性格が好きでした。自らの信念と行動に自信を持っている様子も、ちょっと悲劇めいたところも。やたら行動的で、人を食ったような発言をしていたのも、まぁ、行動内容の是非はこの際置いておくとして(笑)。
まぁそういう思考回路は、第8巻における結崎 ひよのとの論戦で「ダメな子供と一緒」とか言われてますけれど。まぁ本人が「圧倒的な暴力は、論理に勝る」と言っていましたが結局、暴力を叩きつけられなかったカノンの論理ではひよのちゃんに勝てなかった訳で。あのまま力に訴えていたら勝てただろうに ‥‥‥ というか、あの場合「愛とは見返りを求めないものですよ」とかいう発言に負けたような気も
‥‥‥ 暴力より論理より、愛が強いのか(笑)。
まぁそんな風に言われてうろたえた時もありましたが、捕まった後は往生際もいい。でも、せっかく救いが現れたと思ったら真っ先に殺されてしまったので、あのときはとてもショックだった ‥‥‥。火澄に殺される寸前、最期に監視カメラに向かい、主人公でブレード=チルドレンの救世主となりうるといわれていた歩に対し「歩くん、これが君の“希望”だ」とメッセージを残し死を甘受するシーンには、本当に胸が詰まりました。
最終的に、レギュラーになったブレード=チルドレンの面々の中で死んだのってカノンだけでは ‥‥‥。最初の頃は普通に“ミステリー”“推理もの”マンガだったからよく人が死んでたけど、その中にブレード=チルドレンはいなかったような気もするし。
何だかんだいって、途中参加・途中退場となったキャラクターとしては、随分と強いインパクトを残していったのでした。