極端な話、
“ビートルズの功績とは、エヴァリー・ブラザーズが完成させた音楽に、まだまだ可能性があることを示したこと”
なんて発言は、別にビートルズをけなした言葉にはならないと思う
チャック・ベリーか誰かが、エヴァリーズに向かって
“おい、今騒がれてるビートルズって、お前らと同じことやってるだけだよな”
みたいなこと言ったらしいですけどね
mixiのビートルズ・コミュで、ビートルズに影響を与えたアーティストってトピが立ってましたが、なぜか彼らの名前が出ていない
エヴァリー・ブラザーズなんてまともに聴いてもらえないんでしょうね~。
プレスリー、リトル・リチャード、ラリー・ウィリアムスなんて名前が連なってましたが、彼らがビートルズのルーツだと思ってしまうと、ビートルズが先進的に聴こえすぎてしまう気がするんですけどね
カントリー畑と思われてるんでしょうか
だけど、レイ・チャールズの消化(昇華)の仕方から分かるように、黒人音楽の取り入れ方は相当積極的
優秀なリズム隊を引き連れて行った80年代のライヴなんて、実に見事で、とても50年代の曲とは思えない響きなんですよ
ってな訳で、ビフォー・ビートルズ最大の芸術家、エヴァリー・ブラザーズの、怒涛の快進撃を紹介
★シングル★
1957「Bye Bye Love」US #2 /UK #6
「Wake Up Little Susie」US #1 /UK #2
1958「This Little Girl Of Mine」US #26 ―「Should We Tell Him」US #26
「All I Have to Do Is Dream」US #1 /UK #1 ―「Claudette」US #30
「Bird Dog」 US #1 /UK #2 ―「Devoted To You」US #10
「Problems」 US #2 /UK #6 ―「Love Of My Life」US #40
1959「Take A Message To Mary」US #16 /UK #29 ―「Poor Jenny」US #22 /UK #14
「('Til) I Kissed You」US #4 /UK #2
1960「Let It Be Me」US #7 /UK #13
「Cathy's Clown」US #1 /UK #1 ―「Always It's You」US #56
「When Will I Be Loved」US #8 /UK #4 ―「Be Bop A-Lula」US #74
「Like Strangers」US #22 /UK #11
「So Sad (To Watch Good Love Go Bad)」US #7 /UK #4 ―「Lucille」US #21 /UK #4
1961「Walk Right Back」US #7 /UK #1 ―「Ebony Eyes」US #8 /UK #1
「Temptation」US #27 /UK #1 ―「Stick With Me Baby」US #41
「Don't Blame Me」US #20 /UK #20 ―「Muskrat」US #82 /UK #20
1962「Crying In The Rain」US #6 /UK #6
「That's Old Fashioned (That's The Way Love Should Be)」US #9 ―「How Can I Meet Her?」US #75 /UK #12
「I'm Here To Get My Baby Out Of Jail」US #76
「Don't Ask Me To Be Friends」US #48 ―「No One Can Make My Sunshine Smile」UK #11
1963「So It Will Always Be」UK #23
「It's Been Nice」UK #26
「The Girl Sang The Blues」UK #25
1964「The Ferris Wheel」UK #22
「Gone Gone Gone」US #31 /UK #36
1965「That'll Be The Day」UK #30
「The Price Of Love」UK #2
「I'll Never Get Over You」UK #35
「Love Is Strange」UK #11
1967「Bowling Green」US #40
1968「It's My Time」UK #39
1984「On the Wings of a Nightingale」US #50
★アルバム★
1958『The Everly Brothers』US #16
1960『The Fabulous Style Of The Everly Brothers』US #23 /UK #4
『It's Everly Time!』US #9 /UK #2
1961『A Date With The Everly Brothers』US #9 /UK #3
1962『Instant Party』UK #20
1965『Beat & Soul』US #141
1984『EB 84』US #44
『Reunion Concert』US #162
1986『Born Yesterday』US #83
強烈な安定感
63年~65年のイギリスだけでの人気がなんだか笑えます
思えば、両面ヒットも、シングル・アルバム双方でヒットを稼げることも、自作自演も、ビートルズやビーチ・ボーイズに先駆けて、この兄弟が成し遂げていたんですね~~。
そうそう、不幸なことに、上記のヒットをすべて網羅したベスト盤は多分ないです
レーベルを超えてしまってますので、米英トップ5以上だけを見ても、絶対に一つのベスト盤には納まらないのです
ボックスならあったかと思いますが
※原則、アメリカはビルボード(ポップ・チャートのみ)、イギリスはNMEから取ってます。
「」がシングル、『』がアルバム。ダッシュ(―)はカップリング。
表示の順番はチャート・インした順を原則とし、時々リリース順です。
順位が低すぎると調査不能です。
“ビートルズの功績とは、エヴァリー・ブラザーズが完成させた音楽に、まだまだ可能性があることを示したこと”
なんて発言は、別にビートルズをけなした言葉にはならないと思う
チャック・ベリーか誰かが、エヴァリーズに向かって
“おい、今騒がれてるビートルズって、お前らと同じことやってるだけだよな”
みたいなこと言ったらしいですけどね
mixiのビートルズ・コミュで、ビートルズに影響を与えたアーティストってトピが立ってましたが、なぜか彼らの名前が出ていない
エヴァリー・ブラザーズなんてまともに聴いてもらえないんでしょうね~。
プレスリー、リトル・リチャード、ラリー・ウィリアムスなんて名前が連なってましたが、彼らがビートルズのルーツだと思ってしまうと、ビートルズが先進的に聴こえすぎてしまう気がするんですけどね
カントリー畑と思われてるんでしょうか
だけど、レイ・チャールズの消化(昇華)の仕方から分かるように、黒人音楽の取り入れ方は相当積極的
優秀なリズム隊を引き連れて行った80年代のライヴなんて、実に見事で、とても50年代の曲とは思えない響きなんですよ
ってな訳で、ビフォー・ビートルズ最大の芸術家、エヴァリー・ブラザーズの、怒涛の快進撃を紹介
★シングル★
1957「Bye Bye Love」US #2 /UK #6
「Wake Up Little Susie」US #1 /UK #2
1958「This Little Girl Of Mine」US #26 ―「Should We Tell Him」US #26
「All I Have to Do Is Dream」US #1 /UK #1 ―「Claudette」US #30
「Bird Dog」 US #1 /UK #2 ―「Devoted To You」US #10
「Problems」 US #2 /UK #6 ―「Love Of My Life」US #40
1959「Take A Message To Mary」US #16 /UK #29 ―「Poor Jenny」US #22 /UK #14
「('Til) I Kissed You」US #4 /UK #2
1960「Let It Be Me」US #7 /UK #13
「Cathy's Clown」US #1 /UK #1 ―「Always It's You」US #56
「When Will I Be Loved」US #8 /UK #4 ―「Be Bop A-Lula」US #74
「Like Strangers」US #22 /UK #11
「So Sad (To Watch Good Love Go Bad)」US #7 /UK #4 ―「Lucille」US #21 /UK #4
1961「Walk Right Back」US #7 /UK #1 ―「Ebony Eyes」US #8 /UK #1
「Temptation」US #27 /UK #1 ―「Stick With Me Baby」US #41
「Don't Blame Me」US #20 /UK #20 ―「Muskrat」US #82 /UK #20
1962「Crying In The Rain」US #6 /UK #6
「That's Old Fashioned (That's The Way Love Should Be)」US #9 ―「How Can I Meet Her?」US #75 /UK #12
「I'm Here To Get My Baby Out Of Jail」US #76
「Don't Ask Me To Be Friends」US #48 ―「No One Can Make My Sunshine Smile」UK #11
1963「So It Will Always Be」UK #23
「It's Been Nice」UK #26
「The Girl Sang The Blues」UK #25
1964「The Ferris Wheel」UK #22
「Gone Gone Gone」US #31 /UK #36
1965「That'll Be The Day」UK #30
「The Price Of Love」UK #2
「I'll Never Get Over You」UK #35
「Love Is Strange」UK #11
1967「Bowling Green」US #40
1968「It's My Time」UK #39
1984「On the Wings of a Nightingale」US #50
★アルバム★
1958『The Everly Brothers』US #16
1960『The Fabulous Style Of The Everly Brothers』US #23 /UK #4
『It's Everly Time!』US #9 /UK #2
1961『A Date With The Everly Brothers』US #9 /UK #3
1962『Instant Party』UK #20
1965『Beat & Soul』US #141
1984『EB 84』US #44
『Reunion Concert』US #162
1986『Born Yesterday』US #83
強烈な安定感
63年~65年のイギリスだけでの人気がなんだか笑えます
思えば、両面ヒットも、シングル・アルバム双方でヒットを稼げることも、自作自演も、ビートルズやビーチ・ボーイズに先駆けて、この兄弟が成し遂げていたんですね~~。
そうそう、不幸なことに、上記のヒットをすべて網羅したベスト盤は多分ないです
レーベルを超えてしまってますので、米英トップ5以上だけを見ても、絶対に一つのベスト盤には納まらないのです
ボックスならあったかと思いますが
※原則、アメリカはビルボード(ポップ・チャートのみ)、イギリスはNMEから取ってます。
「」がシングル、『』がアルバム。ダッシュ(―)はカップリング。
表示の順番はチャート・インした順を原則とし、時々リリース順です。
順位が低すぎると調査不能です。
ホント、UKでの人気が、これまた凄まじいですね(笑)
これほどまで、チャートの上で差がついているとは知りませんでした。
おっしゃられるように、ビートルズ、そして彼らのみならずブリティッシュ・ビート・バンドに与えた影響はかなり大きいので、もう少し日本でも評価されて欲しいですね。
終盤になればなるほど、UK人気が高まってるのは、どっかのビーチ・ボーイズみたいですよね
エヴァリーズ、確かWikipediaにも、日本の場合は項目がないんですよねー
「バイ・バイ・ラブ」、「夢を見るだけ」、「起きろよスージー」、「キャシーズ・クラウン」・・・、いい曲がいっぱいですね。
「クローデット」って、ロイ・オービソンの奥さんの名前だって聞いたことがあるんですけど・・・。定かではありませんが^^;
今年もよろしくお願いします。
クローデット、そういえばそうだった気がしますね!ありがとうございます。
本年もよろしくお願いしまーす。