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ゆるゆる備忘録

本当に忘れっぽいので、
いろいろ書いていこうかと思っています

記録的な

2011年08月29日 | 観たもの
先日外出した時、見晴らしのよい場所でふと遠方の空を
見ると、黒い雲が柱のように立っているのが見えたので、

竜巻でも起こってるのかな?とちょっとドキドキしながら
携帯カメラにおさめました。


夜、帰路についている時に、あの雲の方角をぼんやり考えて
みると「あれは..ウチの方っぽい?」ということに気付き(遅い^^;)
えぇっ?と思っていたら...


結局、大阪市で時間雨量77ミリ。
観測史上、最多時間雨量とならぶ雨量だったそうです。ひゃ~

あちこちで、浸水被害があったらしいのですが、我家の
近所は何事もなかったみたいです。



不気味な黒い雲の柱


アナレンマって何ぞや?

2011年02月07日 | 観たもの
友人に誘っていただいたので行ってきました。
野村仁ワークショップと講演会「アナレンマ撮影に挑戦」
@大阪市立科学館

野村仁さんは、芸術大学の名誉教授でアーティストです。
このワークショップは、芸術とコラボして科学に親しんでもら
おうという大阪市文化芸術連携事業の一環なのだそうです。

アナレンマとは。
太陽を1年を通じて定期的に定点撮影すると、8の字型の
軌跡を描くような写真が完成する。この8の字型の軌跡の
ことらしい。


太陽の位置を撮影するために設置されたアナレンマの8の字型

正午ちょうどに太陽が真南にあると漠然と思っていたら、
実は、微妙にズレ(誤差)があって、そのズレが無くなり
真南になるのは、年4回(4月、夏至、9月、冬至)で、
そのため8の字型の軌跡になるのだとか。

地球の自転が一回転24時間ではなく、23時間56分で24時間
には4分足りないことと公転が、この微妙なズレに関係して
いるという話。

実際のアナレンマ撮影は数年単位と、気が遠くなるほど
時間がかかるので、撮影実習は遮光フィルムをデジカメに
貼り付けて、太陽を撮影するというものでした。

学生の頃、科学や数学の授業で、
「・・・である。細かく言うと少し違うんですが。」
と言うようなことを先生が言っていた記憶があります。
そんなちょっと専門的な話を芸術の側面から、かみ砕いて
説明してもらった感じがしました。

もの凄く久しぶりの学習時間。
スライド映写で室内がちょっと暗くなると眠くなりそうな
気配がありましたが、興味深く話を聞くことができました。

毎日の普通の勉強は嫌いでしたが、久々の単発特別授業は、
楽しいものです。
大阪市文化芸術連携事業ということで市から補助が出ている
とのことで、そう聞くとなんだか納めた税金がキックバック
したようで、さらにお得な気分でした。(笑)


ワークショップの後で食べた「ティカール」(淀屋橋)のチョコケーキ♪



ろくでなし啄木

2011年02月02日 | 観たもの


大阪城ホール隣の「シアターBRAVA!」にて、
舞台「ろくでなし啄木」を観てきました。
三谷幸喜作・演出で、藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵の
3人芝居です。

結論から言うと、面白かったです。さすが三谷さんという感じ。
三谷作品はいくつかみたけれど、その中でも良い出来だった
ように思います。

藤原クンの啄木は、ぐだぐだ寝ころびがちで、「ろくでなし」な
感じがよく表現されていて、途中そのろくでなしっぷりに何度も
むかつきました。(笑)
吹石サンは、遠目で観ても大変美しく可愛かったです。
二人ともとても良かったけど、特に勘太郎さんがすごかった。
面白い役柄だったから、美味しい役どころだと思いますが、
それにしても、歌舞伎で培われた身体能力や舞台センスを
いかして、はじけ切ってる感じでした。
2階席から遠目で観る勘太郎さんは、少し東野幸司さんに
似ているように見えましたが^^;

3人芝居って、喋る人が少ない分どうしても密度が少なくなり
がちで、どちらかと言うと静かな舞台になり、ちょっと眠くなり
そうなイメージがあるのですが、この作品は違いました。
セリフがびっしりとあり、機関銃のようにセリフを喋る勘太郎さん
は圧巻で、ひとしきり喋った後の勘太郎さんの肌は、真っ赤に
なっていました。
若い3人だからこそできたのか、というようなパワフルな作品
でした。

ストーリーと舞台の仕掛けも秀逸だったと思います。

お芝居を見終わって思ったこと。
新作のお芝居見るのって、値段のレベルは全然違うけど、
新築のマンションとか買うのと似てるなぁ~と思いました。
三谷さんという信用できるブランドではあるけれど、
出演者とあらすじというイメージだけでお金を払う。
実際見てみるまで、払った金額に見合う満足感があるか
どうかはわからない...バクチ的要素があるところが似て
いるなぁとか、ぼんやりと考えてました。



万城目さん対談を見に

2010年10月25日 | 観たもの
日曜に「咲くやこの花芸術祭」に行ってきました。
作家の万城目学さんと講談師の旭堂南左衛門さんの対談で、
しかも、場所が大好きな中之島の大阪市中央公会堂です。

万城目さんの小説は本当に面白いので、今一番好きな作家さん。
静止画でしか見たことのなかった万城目氏、生で初めて
拝見しましたが、飄々とした感じで対談とか講演とかすごく
慣れた感じなのかな?と想像していたのですが、さすがに、
大人数の観客を前に、ちょっと緊張されてる様子でした。
話が上手いというのは素敵なことだけれど、妙にベラベラと
喋るような方ではなくて良かったなと思いました。
少々緊張されていても、喋ることが職業の南左衛門さんが上手く
話を進められ、緊張していてもどこか飄々とした万城目さんとで
楽しい対談でした。
途中、万城目さんの要望で講談を少しだけ披露されたのですが、
さすがという感じ、もう少しきちんと観てみたいなと思いました。

対談が始まる前に、万城目氏のTwitterを見てみたら、
実家の猫でアレルギーが出て苦しそうなつぶやきが。
小説「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」での、犬猫に対する
暖かい目線から、かなりな犬猫好きかと想像していたので、
猫アレルギーだなんて、ものすごく意外でした。

23日(土)にあった関西大学での講演は、サイン会があったよう
なので、今度はサインしてもらえそうな講演会に行ってみたいなぁ。
そんな機会があったら、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」か
「プリンセス・トヨトミ」かどっちにサインしてもらおうかな。