EF65の解体新書 - TOMIX

2011-02-19 23:56:05 | TOMIX-機関車

TOMIXEF65-500(F)をバラしてみました。一応、どんな手順でバラしたかを示します。
先の細いマイナスドライバが1本あると便利です。また、バラす直前の様子を写真機で記録しておくと、後で復元するときに役に立つかもしれません。バラす時は手が油で汚れますので、ちり紙などを手元に用意します。


車両故障のEF65-500(F)

(1)車体を外します。
(2)スカートを取り外します。外したときは覚えているものですが、後で混乱しないように、取り外した部品は向きをそろえておきます。

 
手順(1)                手順(2)

(3)ライトユニットを外します。LEDの場合、外す前にライトユニットの向きを確認しておきます。
(4)台車を外します。

 
手順(3)                手順(4)

(5)TOMIXの場合、中間台車の取り付け部品と、両端下側にある「留め具」を外すと、ダイキャストが「真っ二つ」に分離する場合が多いようです。
(6)分離した途端、モータ関連の部品が落ちることがあるので、焦らず、慌てず、分離することを意識しながら作業するとよろしいかと思われます。

 
手順(5)                手順(6)

これと併せて、小生の場合、修理をするときはTOMIXのフィーダをバラして、電極むき出し状態のものを用意します。パワーパックに接続すれば、簡単に電気を好きなところに送り込めるので、修理の時には重宝します。しかし、金属部が少しでも触れ合うと、一発でショートしますので、要注意です。


フィーダをバラした状態

モータを外して、電気を直接流してみましたが、問題なく回りました。モータやダイキャストに油状の物質が付着していましたので、軽くふき取ってみました。


油状の付着物

また、ギアも埃がたまっていましたので、ついでに清掃します。

 
清掃前のギア            清掃後のギア

よく原因を把握していない・未確認事項なのですが、小生のこれまでの経験から、ダイキャストが接触してショートすることがあるようです。そこで、今回試験的に、ダイキャストの一方側のみ、モータの周囲にマスキングテープを貼り、もう一方のダイキャストと接触しないようにしてみました。完全にマスキングできていませんが、これで様子を見てみます。


マスキングテープを貼ったダイキャスト

モータ単体で回ることが確認できました(モータの不調ではない)ので、元に戻します。ダイキャストの中にモータ類を納めたら、綴じ込んでいきます。上記の(4)のところまで戻したら、フィーダをダイキャストに直接接触させ、モータが回るか、ショートしていないかを確認しましたが、特に問題はありませんでした。


組み込んだ状態での動作確認

あとは一気に復元させていきます。車体を戻し、線路上で試運転を行いましたが、きちんと走るようになりました。
今回、マスキングテープを貼ってみましたが、これで問題ないかしばらく試走させてみます。


マスキング仕様車のEF65-500(F)

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