ゴメンよ キハ58 - TOMIX

2009-08-19 23:07:35 | TOMIX-気動車

まだまだ残暑が続きます。昨夜も寝付けなったので、鉄道雑誌をパラパラとめくり、キハ58の記事を読み返していたのですが、とんでもないことに気が付きました。

先日取り付けたキハ58の前面方向幕ですが、お恥ずかしいことに取り付け位置が間違っていたのです!実車の前面方向幕は、もう少し奥まったところに位置していました。

早速、手元のキハ58を修正することにしました。すると、今回のリニューアル品は実に細かいところまで作られていることがわかりました。


間違った取り付け位置        正しい取り付け位置

あえて「正しい取り付け位置」と表記しましたが、取り付けてみて色々なことが納得できました。無知とは本当に恐ろしい・・・

前面方向幕パーツですが、単純に細長い形でなく、差込み部分が複雑な形状をしています。切り出したとき、なぜ下図に示した赤丸の「くさび」状になっているのか、そこまで頭が回りませんでした。


右側が差し込む方向

これを「正しい位置」に取り付けると、ライトユニットのところで、きちんと「くさび」がピッタリと合致する構造になっているのです。


正しい取り付け位置」での状態

突然話が変わりますが、製品には先端が「マイナス」形状の「スイッチバー」が1本付属しております。ライト類のON-OFFさせるスイッチを操作させるために付属しているのですが、今回はそれ以外にも大活躍してくれました。


付属品の「スイッチバー」とその先端

前面方向幕をどうやって押し込もうかと考えていたとき、ちょうどこの「スイッチバー」が目に留まり、試しに押し当ててみたところ、なんと見事なまでに「BINGO!」でした。
「百聞は一見に如かず」


前面方向幕に「スイッチバー」を押し当てた様子

スイッチバー」を使って、これ以上奥に行かないところまで前面方向幕を押し込みました。念のため、車体を外してライトユニットを確認してみましたが、上図のように「くさび」が合致していました。恐らく、これがTOMIXの意図する「正しい取り付け位置」なのでしょう。改めて取扱説明書を読み返してみましたが、前面方向幕についてはあまり詳しく記載されていないようです。

あるいは、このように押し込まず、一度車体をバラしてライトユニットを取り外し、ライトユニットへ直接前面方向幕を「正しい位置」に取り付け、組み直すことも出来ます。この方法は面倒ですが、前面方向幕表面を傷つける心配がないかと思われます。


前面方向幕を押し込んだ様子

旧製品が表面にシールを貼る方式だったので、なんの疑いもなくリニューアル品も同様に前面方向幕を手前に設置していました。しかし、今回のリニューアル品は実車同様に奥へ配置できる設計になっているようです。偉そうなこと書いていた自分が恥ずかしい限りです。前回加工した旧製品も修正しようと思います。

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