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前回ご紹介したとおり、Assyパーツで組み上げた雷鳥のM車が余剰となりました。そこで、これを活用するために、KATO「クハ481 26 鉄道博物館 展示車両」を購入しました。とりあえず先頭車があれば、それらしく走らせることが出来ます。
2両購入した先頭車 「ひばり」
鉄道博物館展示車両となっていますが、立派なNゲージ車両です。きちんと号車番号なども明記されており、もちろんライト類も点灯します。
以前に購入したKATO485系初期形「雷鳥」の先頭車と比較してみました。
「ひばり」と「雷鳥」 ほとんど同じ?!
「雷鳥」の側面 「ひばり」の側面
見た目はほとんど同じようですが、「JNR」マークの色が大きく異なっており、2両ならべると結構目立ちます。「雷鳥」は銀文字ですが、「ひばり」は金文字になっています。
「雷鳥」は銀文字 「ひばり」は金文字
屋根回りも下回りもほとんど同じようですが、「ひばり」の台車はスナップオンです。
屋根回り 床下の様子
「雷鳥」の台車 「ひばり」の台車
台車構造が違うので、両者を連結させた時、どうなるのか試してみました。
高さに違いが有るような、無いような・・・
余剰のM車と連結させてみました。新たに1編成出来上がりましたが、ちょっと寂しい3両編成-入門セット状態です。少なくとも、あと1両M車が欲しいのですが、どうなることやら。
クハ481 26 鉄道博物館 展示車両
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すっかり夏らしくなってきました。猛暑全開の日には海に行きたくなります。
そこで、海水浴用の臨時急行を運行してみました。古参KATOの165系ですが、サロやサハシも連結しておりますので、どうぞご利用ください。
KATO 165系
TOMIXサロ481系の初期型とAU13搭載車を前回比較してみましたが、折角なのでKATO のサロとも比較してみました。
左にTOMIXのサロを、右側にKATOのを並べてみます(以下、全て同様)。
両車を並べて、直ぐに区別ができるような際立った差異は認められませんが、細かく見てみると色々と違いがあります。
KATOは雷鳥編成をモデル化したので、車番や号車などが印刷されていますが、TOMIXはグリーン車マークも貼ってありません。
手間を考えるとKATOの方が楽ですが、TOMIXは自分で選択できる楽しみがあります。
台車もよく見てみると表現に違いがあるようですが、あまり気になりません。
しかし、屋根上には差が認められます。TOMIXはパーツ取り付けですが、KATOは既に一体成形で表現されています。しかし、TOMIXの通風口は細部まで表現されています。
TOMIX KATO
サロの室内は結構差異があります。特にシートの色合いがTOMIXではあずき色、KATOは真っ赤といった感じです。また、シートの向きも両車で異なっています。
サロの室内(左:TOMIX、右:KATO)
イスの表現もやや違うようですが、ほとんど気になりません。
何回かに分けて485系を紹介しております。お時間がありましたら関連記事もご笑覧ください。
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KATO 雷鳥
KATOの485系初期型「雷鳥」は、8両編成なのですが、M車が1両しかありません。平坦部を走る分には問題ないのですが、弊社の急勾配区間ではかなり苦戦を強いられており、以前よりM車の増備が課題となっておりました。
そこで485系初期型「雷鳥」のASSYパーツを利用して2M化することにしました。しばらくお店巡りなどして動力ユニットなどを探していましたが、先日在庫を持っている模型店が見つかり、早速購入しました。当初は基本セットのT車・2号車の下回りと換装し、2号車の車体はそのまま利用する予定でしたが、訪ねた模型店に2号車の車体もあったため、併せて購入しました。
購入したASSYパーツ類
店頭でじっくり見てから購入すれば良かったのですが、家で組み立てる時に、動力ユニットにカプラーが付属していることに気が付きました。カプラーセットも購入してしまい、余計な買い物となってしまいました。次回からは冷静な対応が必要です。
購入した動力ユニットと動力台車
改めて組み立てる所がありませんので、分解清掃完了時と同じように元へ戻すだけです。ただ、動力台車とモータをつなぐ軸がうまく接続できなかったので、写真のように動力ユニットの部品をはずし、先に軸だけモータへ取り付けてから台車と接続させました。
モータ軸の取り付け
あとは2号車の車体にパンタグラフPS16を取り付け、下回りにかぶせればM車の完成です。これにより、2号車がT車とM車の2両になってしまいました。
T車の2号車 M車の2号車
あとは、従来のM車・7号車との「重連」による試運転を行いました。新しいM車の方がはやり低速も効き、やや速いのですが、しばらく運転しても特に問題なく仲良く走ってくれましたので、これで完成としました。
新旧M車による重連試運転 2号車をM車化した雷鳥
実際に8両編成で運行してみましたが、脱線するなどの問題もなく、急勾配も驚くほど順調に走破していきます。
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数年前にKATOから485系初期型「雷鳥」が発売されました。8両編成セットは私のレイアウトではやや長いのでしばらく悩みましたが、店頭でサシ481の簡易運転台を見たら大変気に入ってしまい購入することにしました。
KATO 485系初期型「雷鳥」
先月末にTOMIXからJR仕様の雷鳥が発売されました。5両編成セットなので、非常に都合が良かったのですが、どちらかというと国鉄(JNR)型の方が好きなため、今回は購入しませんでした。
TOMIXからは国鉄(JNR)型485系各種が発売されています。KATOは初期型なので、TOMIXはAU13型にしようと思い、模型店を巡りながら密かに485系(AU13型)を集め始め、まずは手始めにサシ481系(AU13型)を購入してみました。今回は屋上の冷房機タイプが異なりますが、両社のサシ481系を比べてみます。
まずはKATOのサシ481系から
KATO サシ481系
一般車の味気ない妻板に対し、サシ・簡易運転台の独特な雰囲気がたまらなく好きです。
KATOの場合は幌に渡り板が取り付けられていますが、ライトは凹凸で表現されています。
次にTOMIXのサシ481系(AU13搭載車)です。
TOMIX サシ481系
一方、TOMIXは渡り板がありませんが、ライトは表現されています。
両車の外観と内部を比較してみました。共に左がKATO車、右がTOMIX車です。
KATO車の内部 TOMIX車の内部
両車ともテーブルや椅子が綺麗に表現されています。椅子の背もたれはKATOの方が高くなっていて、「めりはり」があります。外から見てもはっきりわかり、見ているだけでも旅の楽しさを想像できます。
両車を並べてみました。私はどちらの車両も大変満足しています。
左側:KATO、右側:TOMIX
TOMIXの485系も揃えて、KATOとの競演をいずれさせてみたいと思います。
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