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N化したBトレ小田急5200形の試運転を行った後、TOMIXのEF65-500(F)を走らせていたのですが、時々速度が著しく低下するなど挙動不審が認められ、突然動かなくなってしまいました。
本体から「ジージー」と音がしています。どうやらショートしている感じです。弊社でA(エース)級の走りを見せてくれていただけに、思わぬ車両トラブル(×)に、ちょっとショックです。
修理しようと思いましたが、ある意味「忙しい」日曜日の夕方。今日はこのまま車庫入りです。
車両故障したTOMIX EF65-500(F)
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きっかけは、模型店で再生産されたTOMIXのEF66(特急牽引機)を見てからでした。コキスパイラルならぬ、「ロクロクスパイラル」なのか、購入したい気持ちをグッと堪え、何とか帰宅し、特急牽引機の代わりにTOMIXのEF66(後期型)を走らせながら、ロクロクスパイラルを抑えておりました。
周回させているうちに、走りにやや勢いがなくなってきたので、そろそろ整備しようと思い、台車の埃取り等を行いました。その後、本線出場させてから異音が発生し始めました。
そのときは、なぜ異音が発生するのようになったのか判りませんでしたが、ゆっくり考えてみると原因らしきものが浮かび上がりました。
昨夜の推論を検証するために、おかしくなった台車を確認してみました。案の定、以前の54号機と同様に台車枠がきちんと収まっていません(注:撮影のため、少しずれを強調しております)。下左図が異音を発生する台車で、下右図が正常な台車です。
異音が生じる台車 正常な台車
TOMIXのEF66の動力台車は、ギアボックス側の溝(下左図)と台車枠の「ツメ」(下右図)との凹凸関係により、しっかり固定される構造になっています。
ギアボックス側の止め位置 台車枠側のツメ
異音が発生する台車枠を見てみると、台車枠のツメが欠損している(短くなっている)のが判ります。どうやら、台車枠を外す際に、この「ツメ」を破損させてしまい、そのため台車枠の「止め」が効かなくなったものと思われます。
ツメが欠損した台車枠 正常な台車枠のツメ
ちなみに、異音が発生した54号機の台車枠を確認してみたところ、やはり「ツメ」が破損して(短くなって)おりました。
ツメが欠損した54号機の台車枠 正常な54号機の台車枠のツメ
後期型も54号機と同様に台車枠を削って対応したところ、異音の発生はなくなりました。しかし、「止め」を効かすことまでには至っておりません。
以上のことから、異音の発生はEF66が悪かった訳ではなく、安易に台車を分解し、台車枠を破損させた自分に非があったのです。
TOMIXならびにEF66にこの場をお借りしてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
近いうちに動力台車を購入して修繕する予定です。また、TOMIXのEF66の台車を分解するときは、上記のツメに細心の注意を払う必要があろうかと思われます。
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TOMIXのEF66(後期型)からEF66-54号機と同様に台車から異音が発生するようになりました。台車も54号機と同じで、きちんとはまりません。「どうもEF66とは相性が悪い」と思いながら、色々と台車をいじってみましたが、一向に異音の収まる気配がありません。そんなことをしているうちに、とうとう日が暮れてしまいました。鉄道模型だけに時間を費やすわけにもいかないので、今日のところは、ひとまず終了とし、綺麗に部屋を片づけました。
その後、一風呂浴びながら、あれやこれや考えてみました。湯船に浸かりながら、何となく異音の発生原因の謎が解けたような感じがしました。たぶん、思った通りで間違いないはずです。そうです。気づかないうちに、壊してしまったのです。
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先日購入したKATOのEF15用Assyパーツを、TOMIXのEF15に流用できないか検討してみました。TOMIXのEF15のデッキ部は、取り外しが出来る構造のため、床に「ひび割れ」が存在しています。一方、Assyパーツは一体成型されており、これを移植し見た目を改善できればと考えました。 まずは、デッキ部を外し、Assyパーツを両面テープで仮止めしてみました。
TOMIXEF15
TOMIXEF15オリジナルデッキ部(左)とそれを分解した様子(右)
EF15デッキ用Assyパーツ Assyパーツを仮止めしたデッキ部
Assyパーツを仮止めした様子 TOMIXオリジナル
Assyパーツ(左)とTOMIXオリジナル(右)との比較
何とか、収まる感じがしますが、設計がまるで違うため、そのまま簡単に流用できません。概ね、流用するには3点ほど手を加える必要がありそうです。
・Assyパーツでは床の幅が異なるため、電気機関車本体との間に床を付け足す必要がある。
・正面のカプラー付近にできる空間を埋める必要がある
・横についても同様に空間が発生するので、そこを埋める
プラ板を使って塗装を施せば、何とかなりそうですが、あわせてTOMIXのデッキ部にも手を加えなければなりません。しかし、デッキ部の予備が、手元にありません!!!
ノッポさんとゴン太くんが、お手伝いに来てくれないかな・・・
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TOMIX EF64 4次形
TOMIXのEF64 4次形ですが、早速パーツ類を取り付けてみました。TOMIXらしく、手すりや信号炎管など取り付けパーツ類の構成はいつもと同じです。ただし、4次形には、7次形等と異なり列車無線アンテナを取り付ける必要がないため、アンテナとそれの取り付け治具は付属していません。
運転室がヨモギ色に彩色されていたのが気になり、ちょっとバラしてみました。運転室のパーツを車体から外したところ、なんと屋根裏にもヨモギ色に彩色された部品が使われておりました。この部品を外すと、下にヘッドライト用導光パーツが組み込まれており、見えないところにも工夫が凝らされておりました。
運転室屋根を表現したパーツ ヘッドライト用導光パーツ
一方、運転室パーツですが、座席はもちろんのこと運転用機器類までもがモールドされており、バラさなければきっと気が付かなかったことでしょう。
運転室用パーツ 運転台の様子
ヘッドライトですが、重連運用に対応するために両側ともライトのON/OFFスイッチにより消灯させることができる構造になっています。ちなみに、ヘッドライトを点灯させたときの様子を下図に示します。
ヘッドライトON/OFF用スイッチ ヘッドライトを点灯させた様子
カプラーを交換するために、スカート部をバラしました。特徴的な大きなスノープロウを外せば、簡単にカプラーをアーノルドからTNカプラーに交換できます。ステップですが、スカート部に取り付けられた構造です。
スカート部をバラしたところ ステップの構造
さて、本体にナンバー類を取り付けてみました。相も変わらず不器用なため、うまく取り付けることができませんでした。プレートが浮いてしまい、ちょっと残念です。ナンバーですが、中央東線のタキ編成を意識して36号機を選択してみました。
EF64-36を取り付けた様子 メーカーズプレート
パンタグラフは、TOMIX製としては久しぶりに「銀色のパンタグラフ」を見たような気がします。
各部を点描してみました。
これまでロクヨンといえば、KATOのロクヨン・茶釜でしたが、国鉄色をまとったロクヨンは初入線となります。
両者をちょっと並べてみました。
KATO EF64-37号機とTOMIX EF64-36号機
7次形・JR貨物更新車は結局購入しませんでした。折角、KTAOのEF64-1000貨物新更新車が居るので、それに頑張ってもらおうと思っております。
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